見上げれば、∞(無限大)




青空。


なんと響きのいい言葉なんでしょう。
どこまでも広がるBlueSky。夏の空は青白く、冬の空はしっかり青く。
春夏秋冬どの季節であっても、雲ひとつなく晴れ渡った空は、僕たちの心も軽やかにしてくれます。



それに対して、「」ってどういう印象を持たれますか?



朝起きて、最初に耳に入った音が、しとしとと雨の降る音だったら、一日テンションが下がったままになりますよね。
このコラムを書いている日がまさしく↑の状況でして、朝の通勤の時点でやる気がどん底のピークでしたよ。



天気予報で「降水確率」なんてものをわざわざ言うのは、雨が好まれていないからでしょ。

ま、雨が降らないと作物も育ちませんし、森林も枯れ果てて砂漠と化してしまうので、一概に悪者扱いは出来ませんが、
大半の人にとっては厄介なものにうつります。



それに対して、晴れが嫌いという方は、あまりいない…?
あ、だけど、夏の強い日差しは日焼けの原因となるので、美しい肌を保ちたい女性の敵にもなるか…。
なんだか、どっちもどっちになってきたな(笑)。


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閑話休題。

で、空がバイクと関係があるのかとお思いでしょうが、大いにあります。
それが今回のテーマ。交通関係用語(?)で、多分唯一「空」が絡む単語だと思います。




青空駐車場




ほーら、とたんに青空が嫌いになったでしょ(笑)。
言葉だけ見てるとさわやかな感じを受けますが、
世界各地に数多ある駐車場の中で、もっとも嫌われるタイプの駐車場です。
車やバイクにとっては天敵とでも言いましょうかね。


↑で女性が嫌うと書いた、夏の強い直射日光をじりじり浴びると、車内はサウナのように高温になり、
乗れたもんじゃなくなりますし。


パチンコ屋の青空駐車場に停めた車内に放置し、幼子が蒸し焼きになって死んだりもします(これは親が悪い)。


青空駐車場に停めていると、ひとたび雨が降れば空気中のチリが雨とともに車に付着し、
窓枠からの隅から「黒い涙」が流れ、白い車だと殊更みすぼらしくなります。


風雨にさらされ続けると、車体にさびが発生したり、タイヤなどのゴム部品が劣化します。
電装系に水が入ると、故障の原因となります。


鳥の「フン爆弾」の攻撃を100%食らいますorz
フンは酸性なので、やっぱり塗装などを傷めてしまいます。


そして、なによりも、強い直射日光はどんなに優秀な車体・塗装でも蝕みます。

車と違い、外装がFRPをはじめとする樹脂やプラスチックが多用されているバイクでは、
コーティングだけでなく、色も飛んでしまい、外装自体も劣化します。
「2相棒」のような赤は特に色褪せがひどいので困ります。

日光に逆らえる物質って、作り出せないもんですかねぇ。


紫色なんて赤よりも退色が顕著で、「紫は欲求不満」と言われるのが分かる気がします(笑)。




そんなこんなで、駐車料金がいくら安かろうが、青空の下に停めるのはヤなんです。
シートをかぶせると、地面から上がってくる湿気がこもるので、やっぱりヤなんです。

陰気くさいとか地味とか言われようが、屋根の下の日陰で湿っぽく収まってるのがいいんです。
我が家の車「ゴミリオ」は新車で買って6年半。ずっと地道の青空駐車場に停め、
そのくせワックス掛けなどの基本的メンテナンスすら怠っていたので、走行距離が少ないのにボロ車と化していますorz


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内容がますます分からなくなってきたので、本題に移りましょう。
静岡県御殿場市の、ある道の駅での出来事。

なんという名称だったか忘れてしまったのですが、出入口〜駐車場間のアプローチが強烈に分かりにくく、
多数の車が混乱していた国道沿いの道の駅です。僕も惑わされましたorz



そこにあった二輪車駐輪場




屋根付きを思わせる標識に、
「どんなけ車高の高いバイクが停まんねん」と、関西人の僕はツッコミを入れたくなります。


が、この道の駅は二重にボケをかましてくれてました。









高さ制限、無限大ですがなー!!!