CB1300P




9Rに逃げられ、R1に逃げられ、1000RRに逃げられ、
やっと捕まえたと思ったら
600かよ!」



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最近の大型スポーツバイクの馬力・速度競争はとどまることを知りませんね。
市販車で0→100km/h加速が2秒台とか、ローギアで百ウン十km/hも出せたりとか、異常でしょ。

車の世界じゃエコという名の印籠の前にひれ伏して「燃費重視で走りが悪い」車が はびこってる状態なのに。
バイクが売れないのは、3行上の一文が真実なんじゃないかなぁと思ったり。





それはさておき。

交通社会の番人であるK察の「交通機動隊」、略して「交機」
主戦力は白バイです。夜間や雨天時は安全確保のためパトカーを使いますが、あくまでも白バイがメインの部隊です。
出来ることなら、バイク乗りの中でも一生関わりたくない方々ですね(笑)。



だって、
こっそりと僕たちの死角に入ってスピードを計ったり
物陰に隠れて誰か違反をしないかな〜と待ち伏せしたり、
右折禁止の場所で右折しようとしている車に注意をせず右折をさせたり…、

etc,etc.と結構セコい技も繰り出してきたりするんだもん。



その姿を見せることで注意を喚起するのも役目だと思うんですけどね。
白バイとすれ違っただけでも、ドキッとしたりするでしょ?
それだけ彼らの存在感はアリアリですやん。


このように周囲への威圧感はあるし、バイクの腕はピカイチなのに…、それだけではカバーが出来ないんですよ。




そこで冒頭の台詞を読み返してほしいのです。


これは、滋賀県の某所で検挙された600ccのバイクに乗っていた方が白バイ隊員から浴びせられた言葉

停められた途端、いきなりすごい剣幕で怒鳴りつけられて、怖かった、と。

そりゃまぁ、カワサキのZX−9R(900cc)とか、ヤマハのYZR−R1(1000cc)とか、ホンダのCBR1000RR(1000cc)など
150馬力(PS)クラスのリッターバイクに逃げられ放題で、
自分(白バイ(VFR800Pと思われる))より排気量の小さな「小物」しか仕留められず、
相当にフラストレーションが溜まっていたのでしょうね。


ちなみに、これは2007(平成19)年ごろに捕まったという、本人から聞いた実話です(笑)。





このように、直線ならアクセル・オンで白バイをバックミラーの点に出来るバイクがうじゃうじゃしているのに対抗して、
白バイのベース車両がVFR800→GSF1200へと、
排気量が1.5倍になったのは6年前(2004(平成16)年)。


しかし、どういうわけか新型であるGSF1200Pより、旧モデルであるVFR800Pの方がよく見かけました。
聞くところ、ごく最近までVFR800Pは生産されていたようなんです。
ベース車両のVFR800(1型)は2002(平成14)年にカタログ落ちしているのに。

↑この白バイのパーツを「2相棒」に流用できれば…。





昨年(2009年)の京都府Kの「新年会」のようなイベント、
年頭視閲式
で登場した白バイのほとんどがVFRで、GSFは4台ほどだけ

今年(2010年)の視閲式でもVFRがメインでGSFは1台もありませんでした(笑)。


油冷エンジンであるGSFでは熱(暑)くてインキン(失礼)になった隊員が続出して、退場処分を食らったと大胆な推測をしてみる(笑)。



代わりに新しい白バイがお目見えしていたのです。


コチラ、CB1300をベースにした白バイ、CB1300Pです↓

  



モデルチェンジごとに排気量がアップしていますが、今回も例外ではありません。


VFR750P

749cc

1989年登場
VFR800P

781cc

2001年登場
GSF1200P 1156cc 2004年登場
CB1300P 1284cc 2009年登場




と、さらに上げてきましたよ。
でも、写真をいくら見ても、あんまり速そうに見えへんなぁ。

ついでに言うと、ベース車 CB1300の最高出力はGSF1200とほぼ同じ101PS
昨今のスーパースポーツバイクは200PSに届きそうなのに。
また直線で逃げられたりして(笑)。


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参考までに、それより以前の白バイなどもあわせて紹介↓




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白バイにまつわるちょっといい話が新聞に載っていましたので、転載してこのコラムをしめたいと思います。


 


このような隊員がたくさんいればいいのに、ね。

参考資料 オートバイ(モーターマガジン社)1997年9月号
毎日新聞 2009年12月17日付朝刊

 

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