センターゼブラ




道路に縞模様に描かれた白線 「ゼブラゾーン」、第3弾です。



◇◆ 復習コーナー ◆◇

第1弾→「シマウマ交差点

第2弾→「途切れた斜線の空白に




復習も終わったところで、これです。


  


どこにでもある、最もポピュラーなやつですね。
これ、正式名称を「導流帯」(どうりゅうたい)というそうです。パソコンでは変換できませんでした orz


辞書登録しようかと一瞬思いましたけど、こんな言葉使うことないしなぁ(汗)。
大抵の場合、これを「ゼブラゾーン」と言ってますもんね(笑)。




で、何のためにゼブラゾーンがあるかというと、導流帯という漢字が示すように、
ここを通らないよう指示し、車両の適切な進路を示しているんです。




ですが、シマシマの部分は 跨いでも、通行してもOKでしてね。

(↓)こういうのもOK。



本当にOKです。TVのニュース番組でも取り上げていて、警察に取材して「問題ありません」と言ってましたから、大丈夫。

ただし、この上で事故を起こすと、シマシマ走行側に15〜20%の過失が自動的に上乗せされますのでご注意を。
保険会社のサイトにそう書いてありましたよ。




…という前提で見てほしいのが次の3枚の連続写真です。








こういう光景、見たことありませんか。むしろ、やっていませんか。
中央線に設けられた幅1mほどのシマシマをバイクでずーっと走り抜ける行為。
通勤時間帯など渋滞しているときに、ことさらよく見かけます。



この道、混雑しておらず普通に流れています。
その車をどんどん追い抜いていく。




確かに僕はシマシマを走ってもいいと書きました。

ですが、このパターンは車側からすればドキッとします。
運転手から見たら、反対車線のはずの右側からバイクがいきなり抜いていくんですからね。
バイクからすれば幅あるし通って構わへんやん…って感覚ですね。(≒「幅さえあればどんな道でも」)



ですが、左端をすり抜けるのと決定的に異なるのは、対向車とモロに対峙するところです。

何かあっても両側を車に挟まれてるから避けて逃げられへんし、
衝突したら100%痛い目に遭うで。
さすがにシマシマ走行許可の僕も、これは怖くて出来ひん。




(↓)しばらく観察していたら いくらでも出てくる、センターゼブラを通行して車を抜いていくバイクが。






渋滞の名所の片側1車線の国道に、こんな電光掲示が出てました。




現実世界じゃダメージ受けても死んでも、ベホイミもケアルガもザオリクもレイズも使えませんからね〜。


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(↑)これは導流帯ではなく、停車禁止の模様、の模様(ダジャレではない)。
こんなん、バイク走っていいよと言わんばかりやん…。