スーパーカブヶ島



世界中で愛されている、ホンダのスーパーカブ

それが、大量に走っている島があります。



ニホンの鹿児島県・種子島です。



鉄砲が伝来したり、ロケットが打ち上げられる、由緒ある島で、スーパーカブが繁殖している。

しかも、主に乗っているのは高校生です。







地域によっては、高校生にはバイクは危ないから乗らせない風潮があります(→コラム「バイクに乗せてもらわない」)が、
種子島の高校では真逆をいってます。



通学距離が長い、貿易風が強い、学校が丘の上にあり坂道が急…などの理由で
バイク通学が認められているのだとか。



で、そこで使われるバイクが、スーパーカブ。
特に車種は指定されていないのに、多くの生徒が選ぶのはスーパーカブ








学校のナンバープレートがデカくて目立ちますね。これでは悪いこと出来ないなぁ(笑)。





上で紹介した記事には、親子二代でスーパーカブで高校へ通学した、なんて記載もあるほど
バイク通学の歴史があるようです。
それが長く続けられているのは、事故らしい事故も無いんだろうなと推測できます。
種子島の高校生のモラルの高さが垣間見えますね。


これまでも、これからも、ずっと愛されていくのでしょう。




ふと思ったんですけど、原付免許が取得できるのは16歳から。

高校入学前から免許が取得できる人がいる一方で、
2年生になるまでバイクはお預けで自転車などで通学してる人は気の毒ですね。

(早生まれの生徒さんは、脚力が鍛えられると ポジティブシンキングでいきましょう。間違っても親を恨まないようにね(笑))。
(→コラム「早生まれvs遅生まれ」)



記事引用:「Honda Magazine」 2018Winter号