どこでも記念写真殺影




スピード狂の敵、オービス


暴走走行をK察が無断で撮影し、あとから召集令状が送られてきてノコノコ出かけていくと、
たいてい赤い紙をプレゼントされ、上納金を巻き上げられる、アレです。



ま、アレは大掛かりなシステムですので、スペースの問題で設置台数が限られています。
その場所を知ってる方は知ってますけど、一部のご存知でないオッチョコチョイなスピード狂の方のために
本屋で「オービスマップ」なんて冊子を購入したり、レーダー探知機(レー探)なんて機器を車に取り付けたりして
防御策を練るわけです。僕も一時期「2相棒」につけてました(笑)。(→コラム「自己防衛の掟」)



そういうわけで、設置場所に近づくと車の流れが全体に緩やかになり渋滞が発生しそうになる…。
高速ではよくある光景ですね(笑)。



ところが、小型のオービスが出来たというのです。
一番小さいサイズの物は、2m程度の支柱にTV撮影用のカメラをつけた程度で、
一人で持ち運び出来ます。

技術の進化はこんなところにまで及んでいたのか!って、これは進化しなくてもいいのに orz




持ち運び式や小型固定式だと、狭い道や住宅地でも速度測定可能で、1台1000万円


値段が高そうに見えますけど、
小型のオービスを活用することで、道幅が狭いために「ネズミ捕り」のように違反車両を止める場所がなく、
取り締まりが難しかったところでも、小型オービスならその場で止める必要がありません
(後日呼び出すため)。



住宅地や通学路などの制限速度の低い道など、あらゆる道での速度抑制を図れる…というメリットがあるため、
購入費用なんて違反者の上納金ですぐにペイできそうです。



神出鬼没に写真撮影されたら、オービスマップやレー探が役に立たなくなるではないか!

とりあえずは埼玉と岐阜で試行するそうで、この2県以外はスピード狂の天国が続く…じゃない、どこでも速度は控えめで!!