笑顔もお届けします
2011(平成23)年3月11日に発生した東日本大震災から今日で1ヶ月(※コラム執筆時ね)。
地震・津波・原発のトリプルパンチで非常に広範囲に被害が及び、いまだ手付かずのところもありますが、
僕たちは明日と言う未来を積み重ね、中長期戦に臨むのみ。
HP内のどこかのコラムに、「バイクは趣味性が高い乗り物」と書いたことがあります。
たしかに僕の「2相棒」など、実用面で言えば燃費は悪いし、荷物はあまり積めないし、アスファルトの上しか走れないし…。
いいところが何も無いように見えます。
ところが、被災地で大活躍しているバイク乗りたちがいるんです。
全国から集まった救援物資を、陥没や冠水、瓦礫などに阻まれ
車では通れなくなった道をオフロードバイクで乗り越えて、
各避難所や孤立しがちな自宅避難中の方達に食料や医薬品といった物資を配達する。
通信手段が無い山間部の避難所と市役所の情報伝達を取りもち、
避難所からの支援要請を書いた紙を市役所に届ける。
パトカーや自転車のパンク修理を請け負う。
オフロードバイクを使って災害復興の隙間を埋める彼らは、
宮城県からの支援要請を受けた「全国オートバイ協同組合連合会」(http://www.ajac.gr.jp)に加盟する
バイク屋やその馴染み客。
1週間ごとにメンバーを入れ替えながら約1ヶ月間活動をするそうです。
まだボランティアを大々的に受け入れていない現状なので、
被災地に彼らは自分たちの食事は自分で用意し、ひょうが降る夜も持ち込んだテントや車で寝ながら活動をしているとのこと。
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他にもこんな記事が載っていましたので、丸ごと掲載↓
普段、「働くバイク」って種類(職種)が限られてるよなぁと、「働くバイク乗り」になりたかった僕はいつも思うのだけれど、
今は最高にバイクが役に立っていますよね。
新聞記事の写真に写っている彼らとバイクが誇らしく見えました。
どうかお怪我のないように活躍されること、遠い地からですが応援しています。
参考資料:
読売新聞 2011年4月11日付夕刊
京都新聞 2011年4月15日付朝刊