解き放たれる超小型車
ずいぶん前に、「超小型車」と呼ばれる車を作ろう!という動きがありました。
覚えてますでしょうか。僕は忘れてました(笑)。
こんなコラムも書いてました→(「車だ!バイクだ!いや、【超小型車】だ!!」)
どういった経緯からこういう車の開発が始まったのでしょうか。
それは、ちょっとした買い物や高齢者の手軽なアシとして
小さくて小回りの利く車があれば便利ではないか、というところからです。
で、電気自動車(EV)にしているのは、電気代が安いとか、
機構が簡単なモーターを使用することで、軽量化やメンテナンスの軽減も図れるからです。
今までにもそういう車はあったんですよ。ミニカーとして。
ただ、法律上の問題で定員は1名、最大積載量も30kg以下。
やっぱ2人乗りがいいし、荷物もそれなりに積みたいなぁ。だからといって軽四では大きいし…、
というわけで、各メーカーがミニカーと軽四の間の位置づけとなる車
→ 超小型車を作り、
公道で実証実験が行われています。
そんな公道を走る超小型車、見たことありますか?ほとんどの人は見たことないはず。
僕もありません。
それもそのはず、
現在走っている超小型車が実証実験の域に留まっているため、
走行区域が限定されているからです。
決められたところしか走れない。かごの中の鳥やん。
勝手によその地域へドライブに行くと、たぶん整備不良車として捕まります(笑)。
…が、ようやく日の目を見られる日が来たようです!!
超小型車がどこでも自由に走れるようになる、と。
2019(令和元)年にトヨタが発表した実用的な超小型車、軽四を小さくしたようなスタイルで、
これなら使い勝手が良さそうです。
ただ、上限で60km/hで軽四の仲間ってのがな〜。
軽四と同じ額の税金と保険と車検に車庫証明の4点セットがついてくるなら、
セカンドカーの座には上れへんやろうなぁ。
詳細が決定しましたら、またお知らせしますね〜。
記事引用:日本経済新聞 2019年11月21日付朝刊