「渡りたいねん」の新兵器




ここ渡りたいねんけどなぁ。

信号機のない横断歩道を前にして、車が途切れるのを待つおれ。
法律上は歩行者優先で、横断歩道を渡りたい人がいたら車が停まって道を譲らなきゃなりませんけど、現実は逆やん。



地元 京都府なんて、歩行者に道譲らないランキングで全国第3位(JAF調べ)ですし orz
(→コラム「止まる気ゼロの行動」)



逆に、車のおれが歩行者を見つけて停まったとしても、対向車線の車が停まらず気まずい雰囲気になったり、
おれが唐突に止まったせいで後続車が慌ててブレーキをかけ おれが悪者にされそうになったり。




自分が歩行者の立場だったら、止まらん車にムカつくことありません?

早く渡りたいのに一向に停まらない車列に業を煮やして、
職場の先輩は車が来てようが構わず手を挙げ体を張って横断歩道を渡りだしたら 迫ってた車が急ブレーキかけたこともあったなぁ。
(→コラム「40年以上通過待ち」)

ただし、強靭な肉体(疑)のおれをもってしても車には勝てないので、チャレンジの際には遺書を用意した方がいいかも(笑)。




このように横断歩行者と車のせめぎ合いは果てることはないのでしょうか…。
いや、果てなきゃならんでしょう。第3位の京都府民が言っても説得力ありませんが(汗)。
スムーズに渡りたい、でも信号機をつけるほどでもない。

そこで、こんなものが登場しました。



((C)読売新聞)




((C)京都新聞)



「横断者注意喚起灯」なんて名を付けられて「止まってください」と優しく書かれてますが、
ここはストレートに「おれ、渡りたいねん」でいいのでは。

わざわざ「この機器は信号機ではありません」と書かれているのが少々悲しいですが。
これが、車の意識改革に繋がればなぁ。


------


後に、神戸市でホンモノを見かけましたのでご紹介。


↓現場はコチラ





意味深な看板が据え付けられてます(笑)。


そして、






支柱の下の方にあるボタンを押すと、





↑このように点滅します
(これは動画からの切り抜きですので両方とも点灯していますが、実際には交互に高速点滅します)



LEDが派手に光るので、日中でも逆光でも遠くからでも視認性抜群。どの写真も不自然なのは、逆光だからです(汗)。
横断歩道のそばで写真撮影したりボタン押して点滅させたりしていたら、渡るつもりないのに通行車両が次々と停まってくれました(滝汗)。
通りかかったパトカーも一時停止させてしまった(笑)。

エエ歳こいた大人が押しボタン押して遊ぶのはやめましょうね!!




記事・写真引用
読売新聞 2022年12月23日配信記事
京都新聞 2023年5月6日付朝刊