合計排気量1690cc 49のソコヂカラ 第26回オフ会
ぴよ 「今日のキーワードは『タイヤ』ですね(笑)」
いったい、ツーリングメンバーに何があったのか、記憶をたどりながら文章をつづっていこうと思います。
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エピソード1 DNS
2016年10月16日、日曜日。
前日に日本晴れをもたらした移動性高気圧が東に去り、天気は下り坂。
NHKは早々に「曇りのち雨」などとふざけた予報を出し、
思わず 受信料払うの止めるど〜!と叫ぶところやったわ(笑)。
心配で心配で…、「WetherNews」だの、「Yahoo!天気」だの「tenki.jp」だの「177」だの気象情報をかき集めて、
総合的に大丈夫だろうと判断し、決行となりました。
そして、当日朝、外に出ると青空が広がっていました。僕に心配させた分NHKの受信料マケなさい(脅)。
1年ぶりのオフ会。僕の数少ない晴れ舞台やもん、お天道様が味方についてくれたに決まっています(自分勝手)。
「2号R」に跨り、いざ出発。集合場所は、長年使っていたマクドをやめ、コンビニに変えました。
西大路五条のマクドは集まりやすいんですけど、バイクが停めにくいですし、
一度だけ使った千代原口のマクドは出入りしにくい(行ったらわかります)、
それにマクドだと出発前からくつろいでしまってダラけるので、方針転換したんです。
10年以上前からオフ会やってるのに、今頃気付いたんかって話ですが(笑)。
途中で立ち寄ったガソリンスタンドで給油とトイレをしているときに、
PHSに入ってきた「掲示板に新規書き込み」の通知メールの内容を見て、慌ててスタンドを出発しました。
投稿者:やまD 投稿日:2016年10月16日(日)07時28分56秒 今、9号ぞいの西大路五条まで来たんですが、 突然のバイクトラブルで再始動できない模様です。 参加表明してましたがここでリタイアします。 |
10分後には、例のマクドがある西大路五条に到着。
そこには確かにやまDさん(神戸市)とホーネットが。
やまD 「ヘッドライトから煙が出まして。JAF呼びました」
それ、アカンやつですやん!電装系のトラブルは怖いんですよね〜。
なんということでしょう。
彼は参加申し込みの際「風邪気味なので、当日の体調が思わしくないときは欠席…」とメッセージを寄せてくれていたんです。
本人の風邪は治ったのに、バイクが風邪ひいてどうすんねん!
もっと話をしたかったのですが、自分で設定した集合時間が迫っていたので、
申し訳なく思いつつ先を急がせてもらいました。
7時45分、集合場所のコンビニに到着。
僕の到着と同時に、静岡ナンバーのVストロームが入ってきました。ぴよさん(静岡県焼津市)でした。
やまDさんと別れた直後に抜かされてたんです。
左ウインカー点けっぱなしで走っていた僕をバッチリ見られましたorz
既にtoonoさん(愛知県刈谷市・Ninja250SL)、カッツンさん(滋賀県栗東市・YZF−R25)、
今優さん(奈良県橿原市・リトルカブ改88cc)、初参加のフロクロ山さん(京都市・スーパーカブ110プロ)の4人が到着していて、
ほどなくゆきちさん(神戸市・グランドアクシス100)も到着されました。
R171が渋滞していて遅刻するんじゃないかと慌てたそうです。
大丈夫大丈夫。6年ぶりにお会いする方を放って行くわけないですやん(笑)。
むしろ、彼のポケットから7年前のオフ会のしおりが出てきたことに感激しました。
僕ですら手元に残ってないのに!
しかし、当時は汚い字やったんやなぁ〜(恥)。
それにしても、今優さんのリトルカブは昨年見たときより超合金ロボ(死語)化が進んでいて、
カラーリングもそうですが、ヘッドライトが4灯やし、一輪挿しみたいなマフラーついてるし…。
初参加のフロクロ山さんは、〒仕様のバイクで登場。
常連メンバーの勢いに飲まれて固まってるやん。
かわいそうに、いたいけな10代が早速汚されてるやないか(笑)。
とにかく、これにてメンバー勢ぞろいです。定刻10分前に集合完了とは素晴らしい。
まだ大丈夫とガソリンスタンドの個室でのんびり座り込んでいたどっかの主催者に聞かせてやりたいわ(自爆)。
ここでメンバーを改めて紹介。(申し込み順・敬称略)
今優 | 奈良県橿原市 | リトルカブ改88cc |
カッツン | 滋賀県栗東市 | YZF−R25 |
ゆきち | 神戸市 | グランドアクシス100 |
フロクロ山 | 京都市 | スーパーカブ110プロ |
toono | 愛知県刈谷市 | Ninja250SL |
ぴよ | 静岡県焼津市 | Vストローム650 |
えいまる | 京都市 | 「2号R」 |
「ツーリングのしおり」を手渡して諸注意を伝えました。
アナログ人間ですので、お手製です。
前日に作ってコンビニにコピーに走って「製本」までした、手のひらサイズで豪華8ページ(笑)。
しおりを見て、
今優 「いまどきSNS禁止とは珍しいですね」
ハッキリとは書かなかったんですけど、ツーリング中はSNSで実況中継をしないでねというニュアンスの内容を記載しました。
さて、定刻を過ぎたので出発です。
出発を8時とかつてないほど早めたのは、慢性渋滞する京都市街〜亀岡市街を一刻も早く脱出したかったからです。
遠方の方にはご負担をかけました。
「(黒枝豆を買う)篠山で集合でもいいんじゃないですか」の声もありましたが、主催者が早起き出来ないので却下(笑)。
エピソード2 ハーレー様のお通〜り〜
京都市西京区→【R9】→亀岡市→【R372】→兵庫県篠山市
先頭は僕、最後尾はtoonoさんが立候補してくれました。基本的に千鳥隊列で走行です。
国道9号の西行きは朝早くから混雑することで有名で、僕一人なら並行する京都縦貫道(二輪410円)でパスしてます。
ところが、このときは渋滞らしいものがなく、軽快に走れました。
信号待ちで、何度も黒枝豆ツーリングに来てくれている
ゆきち 「今日はスムーズにこれてますね」
と言うほどでしたので、なかなかのものと思いますよ。
おかげで、第一休憩ポイントの亀岡市のR372のファミリーマートに着いたときは、まだ9時チョイでした(早)。
朝はやや肌寒いかなと思ったのですが、陽が高くなると暑くなってきました。
10月半ばと思えない陽気です。僕以外の全員が冬装備ですので着膨れて暑そうです。
↓今優さんはシートで熱がこもって暑い。しかもタイラップで留めているので一旦外してしまうと今日はもう着けられない仕様(笑)。
ゆきちさんは極寒ツーリングスタイルで汗かいてますやん。
僕?自前の肉で断熱してますので、春秋もののジャケットの下は薄い長袖シャツの上に半袖シャツを重ね着の
ペランペラン仕様ですぜ。
それでも暑いので長袖のシャツを脱ぐべく上半身をあらわにします。
toono 「ジャニーズか?」
鍛えてるけど肉付きは豊かやねん。あんなカレイの干物みたいな輩と一緒にしないでくれる?(-_-x)
ちょっとカッツンさん、なに無断で僕のセミヌードを撮ろうとしてるんですか?!
キャーッ恥ずかしい〜!写真撮影は事務所を通してからにしてくださいッ!(゚Д゚
)
駐車場で僕たちが駄弁っている前をハーレーの集団が通過。
ご多分にもれずマフラーを換えてあるので、ドドドドと派手な音を立てて走っていきます…、
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド………
あの〜、途切れないんですけど(汗)。
お揃いの黒い革に金の刺繍が入ったジャケットを着た集団が象の大移動のごとく大地を揺らしていきます。
軽く100台はいました。
コンビニにいたほかの方たちも唖然とした表情でその姿を見送っていました。
僕は笑いのスイッチが入ってしまってゲラゲラ笑いっぱなし。だって、何かの映画のワンシーンみたいにシュールやってんもん。
toono 「こいつら飯をどこで食うんだよ。店何件かに別れて入るのか?」
気になるのはそこか(笑)。きっと、ホテルの宴会場を貸切にしてあるんと違うかなぁ。
ようやく集団が途切れたので、コンビニへトイレを借りに入ったら
ゆきち 「えいまるさんがトイレに行ってる間に、第二波が来ましたよ。50台くらいいました」
toono 「どうします?あいつらが篠山で集団で黒枝豆買ってたら」
砂糖に群がるアリみたいな悪夢の光景見たくない(笑)。
エピソード3 あっけない目的達成
コンビニを出発したご一行様は、一路篠山市へ!
…と いっても、30分もかからず着いちゃいました。
いつものIさんのお店でお世話になります。
店(運動会などで張る三角屋根のアレですが)は繁盛していて、
大将や、手伝いに来ている娘婿さんとゆっくりお話しすることが出来ませんでした。
そのぶん、たくさん購入できるよう、僕は秘密兵器を用意してたんです。
パンパカパーン!シートバッグ!
ノーマルでは積載性ゼロの「2号R」のため、
昨年は、樹脂製タンクのせいで使い物にならなくなったマグネット式のタンクバッグをタンデムシートにムリヤリ括り付けてたんですけど、
あまりに格好が悪かったので前週に「2りんかん」で買ってきたんです。
ふっふっふ、これでいっぱい黒枝豆を持って帰れる…はずだったのですが、
NHKが雨の予報を出してくれたので、安全策のためそこに雨具を入れざるを得ず、
言うほど積めなかった…orz
雨どころか、思いっきり青空ではないか!やっぱり受信料(以下同文)。
おのおのその場で枝つきの枝豆から豆だけをむしらせてもらったり、そのまま積んだりしています。
ぴよさんが、バイクへの積載に難儀していたので、今優さんの大きなカゴに載せるか?とアピールしてました。
彼、積載能力が120リットルもあると自慢してましたが、どうせやったら湯船を載せたらどうでしょう(笑)。
それから、こんなところでバイクの修理も(笑)。
「店」の高校生のお孫さんに写真を撮ってもらい、目的達成です。
エピソード4 長い旅路の始まり
ここから先は、楽しいツーリングの始まりです。
かつて、計画がいい加減だったためにお昼で解散と言う中途半端に結末になってしまった経験から、
今回は皆を飽きさせないようにしてみました。
どうや、この欲張りようは!!
ツーリングマップルやネットを見て、ルート上にある僕が行きたいところをチョイス。
もちろんお風呂に3回も入ったり お昼ご飯を3回も食べたりしませんよ。
この中からいくつかを巡るんです。
兵庫県篠山市→【R372】→【R173】→京都府綾部市→【R27】→舞鶴市
まずは僕が必ず行きたい海上自衛隊を目指します。
基地では土日に一般に岸壁から艦船の見学をさせてくれるんです。運がよければ船内も見せてくれます。
篠山市から北へは道が空いていますのでペースを上げます。
前年に京都縦貫道が全線開通し、
通行料金が割安なのでナントカの一つ覚えのごとく皆さん高速へ吸い込まれていくので、
下道がガラガラになったんです。下道愛好家の僕としては都合が良くなりました。
出発から約90km、綾部市で給油。
グランドアクシス100のゆきちさんの給油量はコチラ↓
スーパーカブ110プロのフロクロ山さんはコレ↓
2ストのゆきちさんの燃費が意外といいなぁと感じましたが、
フロクロ山さんの燃費は何ですか?ガソリン代全く気になりませんやん(驚)。
今気付いたんですけど、ゆきちさんハイオク仕様やん。
しばらく走ると舞鶴市に入り、海上自衛隊が見えてきました。
前年までは自衛隊の岸壁に適当に駐輪させてくれてたのですが、現在は駐車場に入れてくれとのことで、
隣の「赤れんが倉庫」の駐車場にバイクを停めます。
車のスペースが満車でしたのでバスのスペースに停めました(笑)。
隣といっても700mも離れてるんですよ。トレッキングシューズの僕はさくさく歩きますが、
ブーツを履いてるぴよさんとゆきちさんは遅れをとってます。気温は26℃まで上がっていて暑い!
文句は海上自衛隊に言ってね(笑)。
自衛隊の門をくぐる際、門番の隊員さんが声を張り上げて言いました。
「構内での歩きスマホは禁止しています」
3ヶ月前に「ポケモンGO」がリリースされて以来、
手元の画面にのめり込むあまり、周囲に注意を払わずウロウロすることによる様々なトラブルが起こっていましたので、
海に落っこちたらたまらんからでしょうね、先手を打たれた形です。
カッツンさんが封じられました(笑)↓
さて、受付を済ませ構内に入ると、岸壁に艦船が停泊していました。
でも3隻しか停泊してないやん。先週下見に来たときはいっぱい停まっていたのに〜。
ぴよ 「えっ、下見をしてるんですか?」
あ、しまった!つい口が滑った!!
実は個人的なツーリングを兼ねて計画の前半部分だけは試走しました。僕、鈍くさいんで(汗)。
↓謎のポーズをするぴよさん(中央)
↓今回の数少ない「きめポーズ」のゆきちさん(中央)
↓この人については何もいうまい(笑)。
toono 「このタイヤ、ブリヂストンとヨコハマですよ。車両用にしてはサイズが変だし、一体何のタイヤだろう」
艦船そっちのけで、衝突防止用にいっぱい取り付けられているタイヤに注目するツーリングご一行様(笑)。
どうやら、「AIRPLANE」の刻印から、航空機用のお古を再利用している模様です。
自衛隊間で融通利かしてるんですね〜。
ま、toonoさんは、ダンロップのタイヤがないことに不平をもらしていました(笑)。
↓toono 「これ、『ダチョウ倶楽部』が飛び出すんだろ、ちょうど3つあるし」
↓見てください、どこまでも曇天のような陰気な艦船の色。
自衛隊の乗り物は陸海空揃ってカラーリングのセンスがあらへんな。
おれが色塗り担当なら派手にするのに。
toono 「そんなことしたらすぐ(敵に)見つかっちゃうでしょ。
イタリアの軍艦がトリコロールカラーだったりドイツの船が白一色だったりとか、ありえないでしょ!」
学生時代には自衛隊にあこがれたことあったけど、ならなくて良かったわ〜。
入隊したら、この色に耐えられず除隊していたやろう(笑)。
艦船よりも、駐輪スペースに止まっていたバイクに興味を持つ皆様。
toono 「あっ、えいまるさんのバイクが瞬間移動してる」
ゆきち 「僕のバイクもワープしてますよ」
そこには僕のとゆきちさんのと同じカラーリングのバイクが(笑)。
…と思ったら、僕のほうは車検付きではないか。生意気な、海のそばに停めっぱなしで錆びたらええねん(怨)。
VINOとスーパーカブにスノータイヤが装着されていることに過剰反応するツーリングご一行様。
雪でも乗る気か?って、自衛隊員は車通勤アカンのかなぁ。
タイヤばっかり見てるから、
ぴよさんに、自衛隊よりも東京のブリヂストンの展示館をおススメされました(笑)。
自衛隊の入口そばに売店がありまして、自衛隊グッズなどのお土産も置いてありました。
↓この帽子、気に入ったのに売ってくれないのか。ちぇっ。
エピソード5 野菜不足の解消
ここで初参加のフロクロ山さんが諸事情により離脱されます。
楽しんでいただけましたかね。また一緒に走りましょう。
6人となったご一行様は、お昼ご飯に向かいます。すでに13時を回り、お腹ペコペコです。
↓日本海側最大の斜張橋「クレインブリッジ」を渡りました。
向かったのは、自衛隊から約15分の距離にある「舞鶴ふるるファーム」。
市立の農業公園でして、ここのバイキングレストランが地元の食材をふんだんに使っていておいしいとの情報を入手し、
やってまいりました。まさしく大食いの僕向け(笑)。
レストランに着くと14時まで団体の貸切の文字が。お昼時を過ぎているから混雑してないと思ったのに orz
ここまで来てあと30分も待たなくてはいけないのか…とガックリしていると、
たった今 団体さんが退出されたとのことで、すぐに食事にありつくことができました♪
メニューは、海のもの山のもの両方あり、バランスよく満遍なく食べられるのが嬉しかったですね。
もちろんおいしかったです。
カッツン 「野菜の値段が高いから、ここでいっぱい食べられるのは助かる」
ずいぶん主婦発言で(笑)。
今年は天災が多く、野菜全体の値段が平均で倍に跳ね上がっていますので、
定額でいっぱい食べられるのはありがたいです。僕もいっぱい食べました。カボチャとサツマイモの天ぷらを(笑)。
お代わりしに行くのが面倒だからと、
カレー皿にカレーライスとかやくご飯を半々に盛っている横着なtoonoさんとカッツンさん(右側の奥2人)。
それは何度もお代わりに立っているガメつい僕に対する挑戦ですか?(-_-x)
デザートまで平らげ動きたくない気分ですが、ここでゆきちさんが中座されます。
これから神戸まで3時間ノンストップなので、眠気防止のためバイキングも控えめにされてました。
その点が至らず失礼いたしました。
ゆきち 「ここで皆と喋れてよかったです」
その言葉で僕がほっとしたのと同時に、朝の集合時に「ツーリング中のSNS実況は遠慮してほしい」僕の思いも代弁してくれました。
ところが、続けて今ツーリング最大の問題発言が飛び出したのです。
ゆきち 「ツーリング大会に参加してなかった6年間で
グランドアクシスに乗ったのは1000kmくらいですね」
ちょっと!それはバイクに乗ってないの同然です!!
黒枝豆ツーリングが「年に1回のバイク走行」などと言わず、
ご家族のゴニョゴニョを解決してバイクに乗ってあげてくださ〜い!!
おなかがいっぱいになったオフ会ご一行様。
店の外に出ると自家製ジェラードアイスを売っているお店がありました。
ご一行様の一部の方が、バイキングのデザートにアイスクリームがなかったことに不満を漏らしていましたが、
別腹は別料金のようです(笑)。
どんな種類のアイスが売っているのかと外から店内を伺うと、
見てはいけないものを見てしまった orz
toonoさんと僕が店内へ。
2人とも何年か前の星屑之助さん主催のツーリング(→ツーリングレポート「えいまる閣下を励ます会」)で食べ(させられ)たアイスの味が
口の中に甦ります。
あのときにキワどいアイスは懲りたはずなのに、
とんでもない味がするのを承知で2人とも「肉じゃがアイス」を注文。
すると、店員さんがエッという表情をし、
「先ほどたくさん出まして、売り切れました」
僕たち以外にも勇敢なチャレンジャーが多数いるのかと感心したのと同時に、
ゲテモノを再び食べずに済んで内心ホッとしました。
toonoさんは無難にミカン味を。僕は肉じゃがの次に多少キケンな雰囲気を醸し出す黒米アイスを選択。
このまま引き下がるのが口惜しかったもので。
味ですか?凍らせているせいでお米のデンプン質が劣化していて、芯のあるご飯の食感そのもの。
口の中がモソモソして食べるのに一苦労。これでは罰ゲームやがなorz 二度と挑戦しませんからね!
この場所は、山の斜面から海を見下ろす雰囲気のいいロケーションなのに、反対を見ると
火力発電所の煙突が空にハミ出しています。もうちょっと気の利く設計できひんかんたんやろか。
エピソード6 日本海を東へ
舞鶴ふるるファームを散策したり、飼われているヒツジやミニブタと遊びたかったんですけど、
時刻が15時を過ぎたのと、天気予報どおりだんだん雲が広がってきたので、先を急ぐことにします。
舞鶴市→【R27】→福井県小浜市→【R303】
ふるる(略)を出発して10分ですぐコンビニ休憩。
ぴよさんが「顔を洗ってきます」と店内へ。カッツンさんが濡れタオルを取り出し顔を拭いています。
過去のツーリングで、食べた後に眠くなって居眠り運転した人がいたため、
今回はスイッチの入れなおしをキチンとしました。案の定でしたね。
5分だけの休憩の後、並行する舞鶴若狭道を横目にR27を東へひた走ります。
ここも海水浴シーズン以外はガラガラ。高速代を払うのがアホらしくなるほど快調に走れます。
16時。「道の駅 高浜」で小休止。
ここには「行きたいところ」のひとつ、入浴施設「湯っぷる」があります。
少し前に、お風呂に入って汗を流すのは止めておくと言ったら、ぴよさんがガッカリした様子だったので、
やっぱり入るかと聞くと
ぴよ 「入るなら、入浴1時間、上がって1時間は休憩したい」
と言うではないですか。家ではカラスの行水、温泉に行っても急速入浴の僕基準ではご不満のようで。
ここで2時間も滞在してしまうと陽が暮れる上に雲が厚くなり雨が降り出しかねませんので、結局諦めることにしました。残念。
道の駅に着くや否や姿を消した今優さん、手にソフトクリームを持っています。
今優 「おいしいですよ〜」
と。それはさっきの罰ゲームアイスを食べた僕に口直しをしろってことやな?
しかし、バイキングで食べすぎた僕、朝に服用した正露丸の効果が切れたらしくお腹の調子が悪くなり、
冷たいものを食べるとピーピーになりそうでしたので…(滝汗)。
あと、何かとお騒がせな高速増殖炉「もんじゅ」…五百歩譲って再稼動に揺れる高浜原発を遠望したくて、
何とかならないかとひとりで悶々としてたんです。
でも、欲張ったらどうなるかは分かってますので、次回以降(いつのことやら)に先送りに。
ブラックユーモア炸裂にこうご期待!!
小浜市からR303へスイッチ。陽が暮れて薄暗くなる中、
滋賀県との県境にある「道の駅 若狭熊川宿」に到着。
営業時間が終わっていて照明も落とされ、ほとんど ひと気がありません。一人やったら心細くなったやろうな。
ここでぴよさんが離脱します。遠方からのご参加ありがとうございました。
と、そこへ一台の車が滑り込んできました。
降りてきたのは…え、やまDさん?!
どうしてここへ?朝にバイクのトラブルでツーリングをスタートすることなくリタイヤ(DNS=Do
Not Start)されたはずなのに!
やまD 「バイクを京都から実家の神戸まで陸送してもらい、それから腹いせでドライブしてたんです」
バイクのトラブルは仕方がないにしても、それをずっとウジウジと引きずってたら男がすたるからね。
女でもすたるで(笑)。
やまD 「最後に会えただけでも、ツーリングを一緒にしてた気分になれたんで」
もしかしたら悔しい思いをした彼を慮ったバイクの神様が僕たちと引き合わせてくれたのかもしれません。
ぴよさんとも初顔合わせ出来てよかったです。まぁ、「はじめまして、さようなら」状態でしたが(笑)。
エピソード7 ベテランのNG
この先、山間部のR367を通って旧朽木村(くつきむら)経由で京都方面へ向かう予定にしていました。
ところが、意外人物から意外な発言が飛び出したんです。
toono 「ガソリンがもう無くなりそうです。あと40km持つかどうかです」
マジで?今日はそういうトラブルを起こすメンバー(失言)がいないから安心していたのに〜(汗)。
完全無欠と思っていたアナタがそんな凡ミスをするなんて…案外フツーの人やったんですね(笑)。
R367を通ると営業しているスタンドがあるかどうか分からず、最悪の場合 山の中で立ち往生の可能性がありますので、
確実に給油できる湖西側へ出ることにしました。
ううう、通りたくないから避けようとしたのに、結局こうなってしまうんやな orz
小浜市→【R303】→滋賀県高島市→【R161】→大津市
ツーリングご一行様のケツ持ちをしてくれた やまDさんは、僕たちが本来行くつもりにしていたR367へと曲がり、
僕たちはR161へと向かいました。
実のところ湖西側もガソリンスタンド不毛地帯でして、日曜の夜に確実に営業している最寄りのスタンドは安曇川。
toonoさんがガス欠しないかとドキドキでしたが、道の駅から25km走って無事給油。ギリギリ間に合いました。
終盤の疲労がたまってきたところでのチキンレースは心臓にも悪いです〜(涙)。
とうとう雨がポツポツしてきました。
ここまで天気が持ってくれただけでも感謝ですが、やっぱり最後まで濡れたくないです。
祈るような気持ちでR161を走りぬけ、19時半に琵琶湖大橋のたもとの「道の駅 びわ湖大橋米ぷらざ」に到着。最終解散となりました。
なお、今優さんの一輪挿しマフラーは爆音だけでなく、マフラーにヒビが入ってピンチに陥ってました。
無事に帰れたのかな?
これにて僕の主催者業も終了。僕の走行距離は271kmでした。
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主催者である僕にとっては、ツーリングそのものより事前準備がメインであり、
当日は参加される皆さんをバイクの世界にお連れするコンダクターであり、スケジュール管理をするマネージャーであり、
裏方で走り回る黒子だったりします。
それだけに、行く先々で皆さんが他愛もない話で盛り上がり笑顔はじけるさまが、僕にとって最上の喜びに繋がります。
バイクがとりなす縁、これからもずっと大切にしていきます。
ありがとうございました。
前列左から、
・フロクロ山さん (スーパーカブ110プロ)
・ゆきちさん (グランドアクシス100)
・えいまる (「2号R」)
後列左から、
・今優さん (リトルカブ改88cc)
・ぴよさん (Vストローム650)
・toonoさん (Ninja250SL)
・カッツンさん (YZF−R25)
(今度から集合写真のときは、僕 後ろのほうに行きますわ…)