交差点に伸びる長―――→い矢印




僕は、外出時に周囲をキョロキョロするのが癖になってしまっています。
そりゃもう、歩いてようが、自転車に乗ってようが、バイク走らせてようが、車を運転してようが、電車に乗ってようが、キョロキョロしてます。

なんで、って?
その辺りにHPのネタが落っこってるかも知れないからですよ。

さながら、四六時中芸能人のスクープネタを追いかけている週刊誌の記者気分です(笑)。

傍から見れば不審者極まりないので、止めなきゃと思うのですが…分かっちゃいるけど止められない♪




デジカメは写真を撮るだけではなく看板などの文言を書き取る代わりのメモにもなりますので、お出かけの必需品。
いつでも撮れるように首からデジカメを提げてることが多いです。

バイクで走りながらでもシャッターチャンスは逃すまいとばかりに、デジカメは分厚いグローブをしたままでも操作できるものを愛用。

おかげでデジカメの使い方が雑になり、
2年ほどしか使ってないのにもうボロボロで人前で見せられる代物ではなくなってしまいましたが、
僕のニーズに合った新製品が出ない限り、ボロボロを使い続けるでしょう。




その僕の悪い癖のおかげで撮れた、決定的写真(?)を今回ご紹介します。


まぁ、あくまでも僕が「発見」しただけであって、地元の方々にとっては、別に何の感想も抱かないようなものなのでしょうけど…。
アメリカ大陸を「発見」したコロンブスのように。


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またしても岡山県です。
昨年(2011年)秋に「ハローキティの祭り寿司」を買い損ねた(※まだ根に持ってる)岡山県が再登場。
前回訪問から2ヶ月後の真冬にやって参りました。


このときに訪ねた倉敷の美観地区は、僕の地元・京都の観光地なみに俗な観光地と化していました。
そこで食べたB級グルメの「デミカツ丼」は、量のわりに1150円観光地価格であり、えいまる様はまたもやご立腹。
しかし腹が減っては戦が出来ないので、ガマンして平らげました orz



焦らすのはこのくらいにして、写真をお目にかけます。




コチラ→  


写真の右下のほうから中央付近に向けて、長い矢印が伸びています。
その先にはカギカッコ(“ 「 ”)のような枠があります。

これは何でしょう。



右写真を二分するように斜めに延びている線も、その矢印の一部分です。
線の左の先には矢印がついています。


分かりにくいとは思いますが、
大きい十字の交差点であろうが、それなりの交差点であろうがお構い無しに、
ズバーッと長〜い矢印が伸びてるんですよね。





さて、何でしょう。




答えを書く前に。

これを見たときの僕の率直な感想は、
由緒正しき京都のローカルルールを守る京都人の僕には、
そのことをこんなにもデカデカとペイントされていることに大変驚きました。


その正体は…、





原付の二段階右折の指示だったのです。




矢印の先には、先ほどお見せしたカギカッコ状の二段階右折専用停止線があり、
そこで前方の信号が青になるのを待ちなさいという仕組みのようです。






縦横の通りが共に二段階右折必須の十字路
では、
矢印の先に新たな二段階右折用の道路ペイントが描かれ、
かなりヤヤコシイことになってます(笑)。

  





そして、この表示にしたがって律儀に二段階右折をしている原付の方を見かけて、
「色紙持っていってあの人にサインしてもらお!」と、
一緒に行動していた、やはりローカルルールに従う奈良出身の友人と2人で息巻いたほどです(笑)。
僕たちにとって二段階右折自体がその程度の認識なんよ (^^;)




この写真は岡山市内のR2で撮ったものですが、
多分バイク人口(原付人口)があまり多くないから、こういうことが出来るんやろうなぁと思いましたね。
休日の午前中とはいえ、原チャどころか、バイクも少ししか見かけませんでしたし。



この専用停止線、どこのを見ても、1台分のスペースしか無いんですもん。

バイク王国の京都市内でこんな悠長なことやってたら、交差点から原チャがはみ出してしまうわ(笑)。