リアルすぎたマリオカート




「マリオカート」って、ご存知ですか。
僕が高校生のころに、スーパーファミコン向けに発売された、カーレースをするTVゲームです。



それまでのカーレースゲームと違うのは、
当時主流だった、いわゆるサーキットなどを最速を目指して走るだけではなく、
1人もしくは複数人で、街路のように交差点などがあるコースをレーシングカートで縦横無尽に走り、
いかに相手を妨害するかという、
速さよりもアクションやバトル要素に主眼が置かれていた点です。



そして、カートを操るキャラクターもゲーム名が示すとおり、
名作、スーパーマリオブラザーズマリオやルイージ、ピーチ姫やノコノコ、クッパなどが登場。


後ろから追い上げてきた相手にバナナの皮を投げつけてスピンさせたり、
「スター」を使って無敵になり相手を吹っ飛ばしたりなど、
レースゲームが不得手でも有利に戦えるなどコミカル要素も強く、
スーファミの得意分野であるマルチプレイ(複数人数でゲームをする)を十分に生かした皆でわいわい楽しめるゲームです。
プレーヤーの性格も良く分かりましたが(笑)。




そんなマリオカートが公道で走っているのを知ったのは、twitterで、でした。

マリオやルイージなどの格好をした人たちが
東京の都心をゴーカートで集団で走っている
写真が流れていたのです。



SNSなどでの拡散を狙って目立ちたいのか、
集団コスプレなどやってる連中がいます(→コラム「枕元にやって来るのは…」)が、
それにしてもマリオの人数があまりにも多い。

最近の流行なんやろうか?と思っていたら、
あるベンチャー企業が行っているゴーカートのレンタルサービスだったのです。







ゲームのキャラクターになりきって公道を走る…夢のようですやん。そりゃ無条件に楽しいでしょうよ。




公道でゴーカートを走らしていいのか?との疑問がわきそうですが、
排気量が50cc未満の4輪で、保安部品がついていれば、ミニカーとして登録が出来、
原付サイズの青いナンバーが交付されます(→コラム「青ナンバー原付」)。
なので「公道カート」と呼ばれているようです。

運転は普通免許でOK。
ミニカーって、自由度がとても高いカテゴリやなぁ。



ところが、このベンチャー企業、本家の任天堂から訴えられてしまいました。
理由は、無許可でキャラクターのコスチュームを貸し出し、それらの写った写真や映像を自社の宣伝や営業に使っている点で、
著作権の侵害をしているというのです。
要するに、キャラクターの知名度にあやかってただ乗りしていたわけですね。




ベンチャーらしい面白いサービスですので、人気があるものをこのまま失ってしまうのは正直もったいないです。
上手く解決できるといいのですが…。

それに、裁判だなんて無粋な行為によって、マリオのキャラクターだけではなく、ゴーカートのイメージまで落ちてしまいそうで、
僕はそっちの方を危惧していますわ。