六甲に立ちはだかる6兄弟




刺激的なタイトルですが、大した内容ではありません(笑)。

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神戸


僕の個人的な印象は、
目の前には瀬戸内海が荒波を立て(ません)、すぐ後ろには背の高い山が屏風のようにそびえ立ち、
両者に挟まれた狭っ苦しい猫の額の平地に、ありとあらゆるものがぎっしりと押し込められている…。



そういうところです。



特に、屏風のような山…標高931mの六甲山神戸市を北と南に分断していて邪魔なんですよね。
滋賀県で例えるなら、県を東西に分断する琵琶湖のような存在です(また滋賀県を敵に回してしまった(笑))。




六甲山と琵琶湖の邪魔っぷりで決定的に違うのは、

琵琶湖をまたいでいる道が2本(琵琶湖大橋と近江大橋)しかないのに対して、
六甲山をまたいでいる道は何本もある点



ちなみに、冬の気候において 六甲山の北側と南側、琵琶湖の西側と東側でぜんぜん違うところは共通してますけど(笑)。

   春先に裏六甲を通る中国道をバイクで走っていてゲリラ雪に遭い立ち往生したり、
   同じく春先にバイクで上った六甲山の山頂で雪が降り出し、何を思ったか裏六甲に下山したら道が真っ白で立ち往生したり、
   春先の六甲にいい思い出がまるで無いがな(涙)。




神戸周辺の地図を載せてみました↓
地図上に薄くグレーがかっているあたりが六甲山。神戸の市街地がいかに猫の額かお分かりでしょう(笑)。






それはともかく、六甲山を南北にまたぐ縦断ルートは、

東から、
西宮北道路、芦有(ろゆう)ドライブウェイ、
六甲道路に表六甲ドライブウェイ、裏六甲ドライブウェイ、新神戸トンネル
があり、
六甲山の尾根伝いに県道16号線が東西に横断しています。



僕もバイクで何度か六甲を攻めました(原チャで攻めた時の記録はコチラ)が、
どのルートもなかなかのワインディングでバイク乗りの心をくすぐってくれるんですよね。
家から近かったらしょっちゅう行きたいくらい。




そういう道には必ずといっていいほど「お約束」が待ち受けています。




今度はバイク旅行の友、ツーリングマップルで同じ六甲山周辺を見てみましょう。同じように六甲山に薄くグレーをかけてあります。
画質が荒いので、関西版のツーリングマップルをお持ちの方は34ページを開いてください。







バイク通行禁止だらけ。それも土日祝日だけでなく、全面禁止の場所も何ヶ所かあります。
すさまじい仕打ちですわ。バイクは六甲に来るな、のメッセージがはっきり見てとれます。



こういうことになってしまっている理由は、僕たちのバイクの先輩らによる峠遊びのツケが回ってきている…、
のだと思います。

そういうわけで、六甲山をバイクで満喫したい方は平日に行きましょう。
実は僕は平日に仕事の休みをとって六甲山へ行ったこともあり、休日バイク禁止の道でも遊べました(笑)。


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で、タイトルコールの6兄弟を載せるのを忘れてました。

六甲山の西の端のトンネルの入口はこんな感じでした。


標識を縦に並べ過ぎですよ。

これを見たとき、食い意地の張っている僕にはみたらし団子にしか見えませんでした(笑)。

標識以外にも電光掲示板やら立て看板なども立っていて、ゴチャゴチャしてましたわ。


あ、写真の新神戸トンネルと山麓バイパス(トンネル内で分岐)
われらの原付がこっそりと通行禁止
にされてます(涙)。



原チャの方は、遠回りして西側の国道428号をエッチラオッチラ走ってくださいな。