それ、スーパーマーケットです〜




閉店時間前の食品売り場のお惣菜コーナーでの争奪戦に、僕もよく参加しています(笑)。


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われらの観光都市、京都には すんごく多くの外国人が訪れています。


JRに乗ってると、ある観光地の最寄駅から乗り込んできた客が全員外国人…なんてことがありました。
車内は外国語が飛び交い、いったいここはどこの国やねん!




彼らの移動手段は公共交通機関だけではなく、レンタカーにもおよんでいます。
その証拠に、外国人運転者のために、ニホン独自の標識を変えちゃうくらいですからね〜。
(→コラム「170万ヶ所の逆三角形」)(→コラム「ローマ字追放運動」)


それ以前に、世界の7割の国が右側通行なのに、
ニホンの左側通行の運転に慣れるのやろうか…と気がかりなところもあります。



だいたい、日本は外国人に対して親切すぎるんですよ。

公共物などの説明書きは日本語・英語・中国語・韓国語の4ヶ国語が当たり前ですやん。
電車の電光掲示まで4ヶ国語で表示されたら見にくいったらありゃしない。



逆に、外国でここまで親切なところ、そうそうないと思うんですよ。
英語圏の国なんて英語オンリーですやん。あたかも世界共通語と勘違いしてるんじゃないの?



…こんなことをブツクサ書いていたら、ちっとも先に進まないですのでこのくらいにしておきますわ。


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外国人がレンタカーで困るのは、左側通行よりもセルフ式のガソリンスタンドでの給油なんだそうです。


特に、ガソリンの「レギュラー」と「ハイオク」の違いが外国人には分からないそうで。
両者の違いはガソリンに含まれる「オクタン価」(簡単に言うと「ガソリンの燃えにくさ」)の違いなんですが、
その基準や表記は国によってバラバラで、統一されていないんです。


そうなると、外国人にも分かるように、それぞれの燃料の違いを外国語でも説明を入れなくてはいけません。



京都市某所のセルフスタンドには、種類ごとに英語だけではなく、中国語まで書いてありました。




軽油は正しい表記でOK。






レギュラーは「普通」では、ガソリンだとは分かりにくいので△。






ハイオクは…、ん?明らかにヘンやど。



だいたい、英語で単純に「super」と書いても、レギュラーよりはスゴいという意味にはならへんよ。

更に中国語でハイオクは「超市」???




…これ、翻訳サイトで英語を中国語に直訳したやろ。



「super」も「超市」もスーパーマーケットって意味やで!!

親切心で外国語標記をつけたのでしょうが、かえって混乱させてるやん(笑)。




後日、再びそのスタンドへ行ってみると、外国語表記が正しいものに書き換わっていました。










教訓:機械翻訳に甘んじず、ちょっとでも語学を勉強してたら間違いに気付くはずやけどな〜 ( ゚∀゚)



むしろ、外国の方は自分で給油しないで、スタッフが給油してくれるスタンドへ行って「Full charge , please」って言うほうが早いし、
せめてニホン語で「レギュラー満タン」くらいは言えるようにして欲しい…。