景観条例の波受けて その2



京都市の景観条例により、全国チェーンなどの看板が、派手さを控えた「普通とは異なる」ものを取り上げたコーナー、その2です。

検索エンジンなどで、このページに直接来られた方は、その1からどうぞ。


コンビニシリーズからコーナー再開。



祇園・石段下にある、ローソンの看板。

↓京都市

↓その他の地域


景観地区にあるこの店の看板の色は、濃い青になってます。逆光なので分かりにくいですが…。
隣は交番。和風ですねぇ。



↓…それが、いつの間にか看板がリニューアルし、下地が濃い青→電球色に!
(現在は更に地味に変身してます(笑))




↓左京区の下鴨にある同じ店舗なんですけど、昼と夜でこの違い(笑)




↓烏丸通松原付近のローソンは
 藍色に近い青の看板を掲げてます
↓太く青い帯を超細くし、
  「LAWSON」を青字にしたバージョンも存在


↓コンビニとは思えない雰囲気の店舗まで!


↓一応ローソンです。まったく分かりません。最初気づかず素通りしました(笑)。





セブンイレブン…も妙なことになっています。

↓京都市

屋根が日本瓦を使っているだけでも和風なのに、

左上写真……オレンジ・緑・赤の3色ラインがローソン同様、細くなっています。
右上写真……ロゴが小さいです。
左下写真……コンパクトなロゴマークです。
右下写真……仁和寺に近いこの店舗は、3色ラインもロゴマークも黒一色!トレードマークを捨てています(笑)。



↓平安神宮前に出来たこの店は異彩を放っています。

店のマークの控えめさはもとより、景観に配慮しまくって竹垣まで設えられてます。


↓岡山県にも似たような構えの店舗がありますよと写真提供を受けました。
ありがとうございます。




↓普通の店舗はこんな感じ。
写真から切れていますが、レンガ調の外観が特徴的ですよね。





京都市〜大津市を結ぶ府道・県道30号「山中越」の峠付近にはこんなサークルKが。

この店舗は山間部にあるため、周囲の景観に配慮して真っ黒なKマークにしたそうです。
店員さんから聞きましたので間違いありません(笑)。

真っ黒って上に掲載したセブンイレブンみたい。ま、こっちのほうが相当先から行われていますが。
ちなみに、この場所は大津市ですので京都市の景観条例でこうしたわけではありません。

サークルKはファミリーマートに吸収合併され、この店舗も模様替えしました。
屋外の看板は黒から茶色になり、サイズも小型化、高さも妙に低くなりました(サイズ比較用に並んで写っているバイクは僕のです(笑))。


ほかにも、大津市内には彩度を落としたカラーリングの店舗がありました。




京都市内の店舗は、ほかの地域と同じですよ…と思ったら、なんだか違いますねぇ。

どこが違うか、上の写真とよく見比べてみてください。





コンビニ、デイリーヤマザキもこの通り。

書き文字の色も地の色も違いますし、黄色と赤のラインの太さも違っています。

↓京都市
↓その他の地域





ミニストップの看板も…おやおやおや?!


↓京都市


↓その他の地域





最近めっきり見かけなくなったサンクスもこのとおり↓

↓京都市

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関西圏ではセブンイレブンに乗っ取られた、JR西日本の駅にあるコンビニ、ハートイン

↓京都市 ↓その他の地域


京都市のは京都駅の地下にある店舗ですが、全然目立ちません。




もういっちょ、関西圏(ほとんど京都)ローカルの総合スーパー、イズミヤまで

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また青や紺一色って…地味なことこの上ないです。




外資系の波に飲まれてイメージが変わってしまった西友はこのとおり

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赤々しさがちっともありませんね。




カラオケでおなじみのシダックス

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やはり、赤地ではなく、白地になっています。




カラオケの大手、ビッグエコー

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やっぱり赤を消し去っています。



アメリカが誇るハーレーダビッドソンを見よ!

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メリケン国がナンボのもんやねん!ってね(笑)。



バイクショップ、PALSもオレンジ色を自重しています。

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世界に誇る自動車ディーラー、トヨタカローラも景観条例に屈しました(笑)。

↓京都市 ↓その他の地域

京都市のはオレンジのラインが細々しいですね。




スカイブルーがテーマカラーのネッツトヨタも景観条例に屈しました(笑)。

↓京都市


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濃い青にしたり、背景のイメージカラーを取っ払ったり、
「t」と「z」の赤を茶色にしたり…様々なスタイルがあります。




真っ赤なマークが印象的なダイハツのディーラーも

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完全に紅白逆転してます。
画像加工ソフトで編集したわけではありません(笑)。



2013年に開店したスズキのディーラーもこの有様です

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一番左の看板はこげ茶色ですよ。




スバルといえば鮮やかな青なんですが…

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金閣寺近くのディーラーはその色を潜めてしまいました。




は〜しれ走れ〜いすゞのトラック〜♪のTVCMで有名ですが

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赤のイメージを完全に捨て、建物にも格子が入るなど和風テイストが漂います。





車は買うだけじゃない、ちょっと借りて遠出なども…。

ニッポンレンタカーはこのようになりました

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赤はやはりアカンようですね。ダイハツ同様に写真加工ソフトで色を逆転させたんじゃないですよ(笑)。



マツダレンタカーは…。

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オレンジ色でもアウトのようですね…。






全国展開するコインパーキングのタイムズだって景観に配慮してます。

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イメージカラーの黄色は抜けてしまいました(笑)。



カー用品店、オートバックスはというと、

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マツダレンタカー同様に「白地にオレンジ」って、目立たないですねぇ。
オリジナルの、「オレンジ地に黒」は「ステーキのどん」同様、見にくいです。




カー用品店といえばコチラ、イエローハット

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京都のはイメージカラーがほとんど削がれてしまって目立ちません。




「小泉(元首相)改革の本丸」で民営化した郵便局の看板も景観に配慮されています。

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左側、イメージカラーのオレンジはどこへ行ったのでしょう?(笑)

真ん中のは、オレンジどころか、黒です(汗)。


これもそうなのかなぁと思いつつ、取り上げてみました。カメラのキタムラ

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京都のほうが、くどさが無くて良いかも?




家電量販店で唯一の関西資本のジョーシンはこんな風になっています。

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やはり赤は敬遠しているようですね。



コジマも色が反転していますよ。

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お世話になりたくない「お金屋さん」3連発。
ひとつめ。初めてのアコム、の看板を。

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看板がシンプルになったり地味になっても、やっぱりここには入りたくないな(笑)。




ふたつめ。どうする?アイフル…。

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だから、僕はここは生涯無縁を貫くの!!




その3、ほのぼのレイク…。

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さわやかな色で僕の目を欺こうたって、そうはいかへんでぇ〜。



なんと、その3も出来ちゃいましたので、下の「次」をクリックしてお楽しみくださいませ〜。


 

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