LEAD、ハイオク化宣言!




ひとつ前のコラム「超高性能オイル」、その前の「超高性能エンジン」と書き連ねてきましたが、
これら2つの項目は、いわば今回のコラムを書くための伏線でした。

その続きとして、このコラムを読んでくださいね。




…さて、
いいエンジンいいオイル、と来れば、残るはいいガソリンでしょう。


ガソリンには2種類がありますよね。
レギュラーガソリンハイオクガソリン
ガソリンの値段については「二重課税」をどうぞ。

細かい説明は省略します。詳しく解説してるサイトがいくらでもあるでしょうし、そっちを参考にしたほうがいいと思います。

ここではレギュラーは「普通のガソリン」ハイオクは「高級なガソリン」と簡単にしておきましょう。
普通の車にはレギュラー、高級な車やスポーツカーはハイオクを入れたりします。


ひるがえって、国内仕様のバイクは、全てレギュラーでOKと聞いたことがあります。
しかし、バイクのエンジンは高性能だと書きました。
高級車よりいいエンジンを積んでるはずなのに、普通のガソリン入れてりゃいいだなんて悔しくありませんか?

ハイオクにはエンジンの洗浄剤が入ってるとか、パワーや燃費が上がるとか、いい事づくめだそうです。
優越感にもひたれますし(笑)。

なんといっても、ハイオクは別名「プレミアムガソリン」とも言われますしね。

だけど、これらの効能はほかのHPを見たり、本を読んで得た知識ですので、
本当に全てのエンジンに当てはまるのかどうか分かりません。


こうなりゃ、俺自身で確かめるまでや!


そこで僕は、バイクをハイオク仕様にしちゃおうと考え、手始めに「2相棒」にハイオクを入れてみました。
「2相棒」は781ccで最高出力80馬力(ps)。ハイオクを入れるのに十分なエンジン性能だと自画自賛しています。


そして変化は現れました。
「2相棒」は、冬場のエンジンの始動時は、チョークを引いてエンジンを十分に暖機してやらないとマトモに走らず、
暖機しないで走り出すと、クラッチを切るごとにエンストするほどワガママなエンジンでした。

それがハイオクを入れてからは、暖機をせずに走り出してもエンストをしなくなったのです。
これだけでも大喜びモノでしたが、さらに、
加速が心持ち軽くなりました。

燃費は…少し悪くなったかも?加速が良くなった分アクセルを余計めに開けるようになったからかもしれません。
それでも、走るのが、より楽しいんです。

最高速……百の位が「1」以外になりますが(笑)。

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何度も「2相棒」にハイオクを給油して、効果の程を実感。
それでは真の目的を実行に移すとするか。

LEADにハイオクを。

49ccで5.9ps。十分高性能なエンジンだと思いますよ。
走行距離も3万km近いですので、いいガソリンでエンジンを癒してやろうってね。

ガソリン代だって、レギュラーより、リッター当たり10円高いだけでしょ。
満タンで7L。毎週1回給油(200km/週)しても、月に300円程度の出費増で済みます。
茶店でコーヒーを1回ガマンしたらモト取れます。

そう考えれば、大した出費でもないなって踏ん切りだってつきますもんね。


ハイオク仕様LEAD、出陣!
実のところ、「2相棒」と違って、LEADは2サイクルエンジンですから、
ハイオクの恩恵を受けられないかも?と内心では思っていました。

ところが、「2相棒」と同様、エンジンの始動がスムーズになりました。
いつもならエンジンをかけた直後の最初の出だしは鈍いめだったのですが、快適に。よしよし。

加速が鋭くなりました。30→45km/hあたりのエンジンの伸びは、レギュラーと別物。いいぞいいぞ。


え、原付の法定速度は30km/hじゃないのかって? 

はて、何のことやら(^^;;;;)


燃費……計測していたのですが、知らない間に母親が給油したり、レギュラーを入れたりして、まだ計れていません(ToT)
一番肝心なものが分からんではないか〜!

結果が出次第、改めて報告します。

給油は、少しでもガソリン代を節約するためにセルフのスタンドを利用しています。
店員がいるガソリンスタンドへLEADで乗り付けて「ハイオク満タン」って言ったら、「豚に真珠」って笑うかな。


注:



このページの最初のほうにも書いていますが、
本来レギュラー仕様のバイクにハイオクを入れるなど、
メーカー指定燃料以外を入れると、
エンジンとの相性の加減で、エンジン不調をきたす場合もあります。

ハイオクを使われる際は、自己責任において十分注意しておこなってください。