走る防犯カメラ
取り付けてる車、増えましたね。
ドライブレコーダー。
事故等の瞬間を記録をしてくれるのは非常にありがたいです。
動かぬ証拠になり、無用のトラブルも防げますからね。
画質もVGA→フルHDへと向上し、駐車中も不振な振動を感知して自動で録画開始するなど、性能もアップしました。
あおり運転による事故がクローズアップされて以来(→コラム
「次に煽るのは自分自身かも?!」
)、急速にシェアを増やしているようです。
これのはしりを2007(平成19)年にコラムにしていますが
(→コラム「8秒間の証人」)、
あれから10年ちょっと、技術の進歩を感じますね〜。
我が家の車にはドラレコは付いてませんが、僕の仕事のトラックには結構前から付けられています。
ホンマに嫌でしたよ、取り付けが決まったときは。
車内っていわばプライベートな空間ですやん (→コラム
「格安!自分だけの空間」
)。
職場のトラックの場合、その自分の運転を第三者(運行管理者や上司など)に監視されるわけですから、
いい気はしませんもん。
監視されるのは運転だけじゃないですよね。録画だけでなく録音もされますやん。
「仕事中の運転にプライバシーはない」と同業某社のエラいさんは言ったそうですが、それは従業員を蔑ろにしてませんかね。
職場の事務所では話せないような仕事上の話(主に上司の悪口)などは、車内での会話の定番で盛り上がりますから(笑)。
誰にも聞かれないから本音の会話が出来るわけでしょ。
道端に車を停めて昼寝したりなど、運転がらみの勤怠は別のシステムでチェック出来るんですし
(※タコグラフ(運行記録計)については別の機会に書きます)。
職場内での協議の結果、事故やトラブル時のみドラレコの映像を観ることにし、その際音声はカットすることに決まりました。
街中に多数の防犯カメラがあり、僕たちはちょっと出歩くだけでもどこかしらで「記録」されていますが、
それだけでなく、車からも見られている。
今やドラレコは走る防犯カメラってわけです。
警察が犯罪捜査の活用に一般車両からドラレコ映像の提供を受けてますもんね。
ま、僕はドラレコを嫌と書きましたが、車に取り付けていることで、
自分の運転もいつも撮られているわけですから、一定の緊張感を持つことが出来るとは思います。
むしろ、バイクに付けた方がいいんじゃないかなぁ。僕、しょっちゅう煽られるし orz
逆に公開できない人たくさんいそうですが(笑)。
白バイのヘルメットにもしっかりついてますぜ(笑)。