僕のためのツーリングのはずやったのに(合計排気量1678cc)




京都を脱出したかってん。


時は秋の紅葉シーズン真っ盛り。

僕のようなヒネクレた京都人は、来てくださる観光客を お・も・て・な・し せず、
逆に、どこに行っても人が押し寄せている京都から脱出してしまうのが常。



今回はバイクで脱出して西へ行こう。
一人で気ままに走るのもいいけれど、たまには道連れが欲しい
誰か一緒に走らへん?



それが事の起こりでした。



あくまでも僕の個人的なツーリングのお供をしていただくだけですので、大々的に宣伝することもなく、
掲示板で予告を2回ほど書いてみただけでした。
これ読んで誰か来てくれたらラッキーやな、程度の期待で。




2013年11月23日土曜日。晴れ。朝8時ちょっと前。
気温は6℃。今シーズン初の完全なる真冬装備を身にまといます。

ゲッ!太りすぎてオーバーパンツがピッチピチのパッツンパッツンやがな orz
姿見に映った僕はドラム缶のような寸胴スタイル orz




西大路五条の「いつものマクド」「2相棒」と到着。

さて、誰が来てくれるのかな〜?



おっ、見慣れないレーサータイプの真っ赤なバイクが停まってるやん。
それが佳多奈さん(堺市)がレンタルしてきたバイク、メガリ250rでした。
250ccクラスのピュアスポーツタイプのバイクって、久しぶりに見る気がします。





日曜日が仕事の彼は、土曜日のツーリングなら行けると、
わざわざ前泊までして僕のお供を買って出てくれたのです。
相変わらずの根性の入りっぷりに嬉しくなりますわ。



メガリはイギリスのメーカーなのですが、このバイクはメイド・イン・チャイナなので、値段は異様に安い。
だから、てっきり中国メーカーのバイクと思っていました(笑)。



しかしながら、バイクのあちこちから漂う中国臭が…。




・エンジン始動時には必ず1回エンストし、2度目の始動でエンジンが正常に動く。(ショップの人が「仕様です」と言ったらしい)
それは仕様じゃなくて欠陥やろ!!

・ハンドルの切れ角がとても小さく、切り返しが困難。
Uターンするだけでも大げさに回ってましたわ。

・サイドスタンド立ちはほぼ垂直で、ちょっとした弾みでコケてしまいそう。
駐輪場所に苦労しました。

・タンデムシートが子供しか座れないほど小さい。
いっそのことシングルシートにすればいいのに。

・ニュートラルに入りにくい。
カ○サキのバイクみたい(笑)。

・前傾姿勢がキツくすごく乗りにくい。
僕が乗ったらお腹がつかえましたorz

・しかもエンジンは単気筒。
ピュアスポーツなのに何故?!


などなど、設計から何から何まで
全てを中国に丸投げして作らせたんじゃないかと思うほどアバウトなバイク
走ってる最中にバラバラになったりしないやろうな?(笑)




何もしなくてもネタをバラ撒いてくれる佳多奈さんが、さらにネタを提供しようとメガリを選んだようですが、
「同じ250ccのVTRにしたら良かった」と後悔しています。

さらに、前日に
二輪車通行禁止の千代原口トンネル(西京区)をメガリで走ってしまったと自ら暴露(笑)。
あそこのトンネルはたまにバイクが間違って走ってることがあるけれど、アナタもやってしまったのですね (・∀・)


そういうキワどいバイクを選んで体を張ったウケ狙いをするのは、今回限りでやめような。
楽しいツーリングを苦行にしたいなら、それはそれで構わへんけど(笑)。



しばらくすると、カッツンさん(滋賀県栗東市)CB400Fで登場。

新車で納車してからわずか3ヶ月なのに、走行距離は既に6000km
一体どれだけ走ってるんですか(驚)。バイトでバイク便でもやってるの?




集合時間も過ぎましたが、来てくれたのは参加予告をしてくれたこの2人だけでした。
では、出発しますかね。



佳多奈 「バイクに荷物が上手く くくり付けられません(困)」

タンデムシートがあまりに狭く、しかもフックもないので、持ってきたリュックの積載に悪戦苦闘しています。


背中に背負ったらエエんちゃうの?


佳多奈 「荷物が重いので背負いたくないんです」


なんとワガママな。
そりゃ、メガゼウスが載っているのを僕に見せるためだけに持ってきた
「3Wheels」なんて分厚い雑誌なんぞ入れてたら、さぞかし重いやろうよ(呆)。


仕方がないので、「2相棒」のタンデムシートにくくりつけることに。
ネタを仕込みすぎで出発前から完全崩壊してません?佳多奈さん(笑)。




ようやくここでルートと詳細な目的地を発表しました。


京都市 → 【R9】 → 京都府亀岡市 → 【R372】 → 兵庫県姫路市



大盛りなことで有名なカフェレストラン「カフェ・ド・ムッシュ」(※外部リンク)へ!
2年前に行ったことがあるのですが、そのときは「失敗」したので、復讐戦を挑みたかったんです。

何を失敗したのかって?それはあとのお楽しみ♪



京都市と亀岡市を隔てる老ノ坂峠で、この時期特有の丹波霧が立ち込め、周辺は真っ白。
一番濃いときで視界は100mほどでした。
でも放射冷却の影響で起こる現象ですので、快晴の予感




僕の先導するツーリングは、永く上限速度を60km/hにしていましたが、やっぱり遅く感じてしまうので、
今年からは10km/h積み増しに。
するとなかなか快適な走りになりました。風を切って走る、って感じが増しますね。




兵庫県篠山市に入ると霧も晴れて晴天に。
兵庫県下では「デカンショ街道」と呼ばれているR372は、
京都〜姫路間のショートカット路として機能していて、
高速代をケチった大型トラックなどが、週末でもビシバシと行きかいます。

平日に至っては産業道路かと見まごうほどにトラックが走ってますしね。それくらい走りやすいんですよ。




R372とR173の交差点にあるローソンで第2集合にしていましたが、誰も来てませんでしたorz


亀岡市内の渋滞で時間を押したので、速度を積み増しした成果を生かした快速走行で急いできたのに!!
なぜ誰も来ないッ(-_-x)
やっぱり個人的なツーリングやとツマラナイとでも思ったのやろうか?



しばらくローソン前で待っていましたが、やはり誰も来ませんでした。
もしかしたら、僕たちの知らない人が こっそりと僕たちの様子を観察して、ニヤニヤしていかもしれませんが(笑)。


カッツン 「3台のバイクを並べると紅白でおめでたいな。一足先に正月気分」
言われりゃそうやな。僕と佳多奈さんのバイクは赤一色やし、カッツンさんのは白一色やし。




   




篠山市より先で街らしい街を通過するのは加東市社町だけ。

あとは田舎の風景に囲まれながら晩秋の丹波路を気楽に走るだけです。

なのに、ヤケに飛ばして僕たちを抜いていくバイクもありました。
何を急いでいるのか、それとも開放感からタガが外れてしまったのか…。
弾丸ツーリングもいいかも知れんけど、ツーリングのために作られたようなR372やで、肩の力抜いて満喫していかへんか?




前走車のリアガラスから幼いお嬢様が2人、僕たちに向かって手を振ってくれました。

こっちも手をブンブン振り返します( -皿・)ノ ちょっと照れながら(*^o^*)

そしたら、対向のバイクの方も勘違いして手を振ってくれました(笑)。
いやあの、貴方に振ったわけではなかったんですけど… v(-_-;)ヾ


とにかく、小さな子供にはバイクは大人気やね〜。

カッツン 「でも、大きくなったら(バイクには)見向きもしなくなりますよね」
コラそこッ!せっかくバイクのアピールをしているのに醒めた大人の発言をするんやないッ!




篠山市から姫路市まで50km強と案外近く、昼ごはんの頃に姫路に着ければいいので、時間にかなりの余裕がありました。
なので、ちょっと走って休憩してマッタリしたりダベったりと時間の無駄遣いに走る僕たち。



そんな「贅沢」をした報いなのか、かなり遅い大型トラックに先導されたり、
姫路市街に入ってから渋滞に巻き込まれたりして、京都を出発してから4時間以上経った12時半に、
本日の目的地「カフェ・ド・ムッシュ」に到着しました。



だだっ広い駐車場にバイクを停め、店に向かうと、
駐車場の誘導をされていたボランティアの高齢のおじさんが不意に話しかけてきたんです。



おじさん 「京都の方ですか?」
はい、そうですが…(バイクのナンバーを見ていたのかな?)

すると、

お 「ついさっきまで、神戸ナンバーのバイクに乗った、背が高くてホッソリとした人が待ってましたよ」

え、まさか…と、顔を見合わせる僕たち3人。

そのキーワードに合致する人といえば、ただ一人やがな。



手元のPHSを取り出すと、HPの掲示板への新規書き込み通知のメールが。
そこには、予想通りの名前でこう書かれていました


(無題)

投稿者:やまD
 投稿日:2013年11月23日(土)12時09分1秒

新在家ですか?市川台ですか?



ここまで追いかけてきたというのか?
おじさんに店の住所を教えてもらい、すぐに返信。

(無題)

投稿者:えいまる 
投稿日:2013年11月23日(土)12時30分53秒

市川台です。いま着きました。




カフェ・ド・ムッシュは近所に姉妹店があり、僕たちがどちらかに訪れると踏んでいたようなのです。
でもなかなか来ないので、シビレを切らして もう一方の店へ行った模様。

僕は事前のツーリング予告には、
目的地は 「姫路にある、大盛りで有名なレストラン」としか書かなかったのに、
そこまで嗅ぎつけるか?!鼻エエなぁ(笑)。


しばらく待っていると、背の高くホッソリ人が乗った神戸ナンバーのホーネット
駐車場に滑り込んできました。紛れもなく、やまDさんでした。




曰く、今の住まいの京都市内から車で神戸の実家へ行き、そこでバイクに乗り換えて姫路まで来た、と。

どうやら、8時10分に西大路五条のマクドにも寄られたようですが、店の前にバイクが止まっていなかったので、
既に出発したと思い、実家へと急いだとのこと。



その時間はまだ僕たちはマクドで「朝マック」していたぞ〜!
しかも店の前に目立つようにバイク3台停めてあったぞ〜!


ま、「2相棒」はともかく、カッツンさんの新しいバイクはネイキッド系で目立たないですし、
ましてや佳多奈さんがウケ狙い(笑)で来ているとは思いもしなかったでしょうし、
仕方がなかったかな。



でも、ここで無事に逢えたから万事OKということで。
ありがとうおじさん、とお礼を述べて店に入りました。



ところで、やまDさんは2ヶ月ほど前にバイクで転倒して右手首を骨折していたはずですが、
バイクに乗れるということは治ったんですね?


やまD 「いや、まだ治ってませんけど、ホーネットなら乗れるんで」とサポーターを巻いた手首を見せてくれました。
余裕しゃくしゃくといった感じでしたが、実は無理してたんじゃないの?




さて、ここのメニューはピラフ類が大盛りなことで有名なんです。
「並」でも、他店なら大盛りのレベル。



実は僕、この店へ2年前に来たときは、怖いもの見たさに「大盛り」を頼んだところ、
大食らいの僕ですら
絶望感を抱いたほどの「メガ盛り」が出てきまして…。

周りの客が引いてたし。
「1品を2人以上でシェアすること禁止」を暗に示唆する文言がメニューに書かれている理由が分かりましたわ。

食べ物を粗末にしたら目が潰れる と教育されている僕でしたが、そのときは食べ切れず残してしまった有様。
なので「大盛り」は絶対に頼むなと釘を刺します。



で、今回頼んだのはコチラ。





見た目に騙されてはいけない。
佳多奈さんのオムライス以外のピラフメニューは、「並」なのにそれぞれご飯が2合ぶんくらいあるんやど。
ピラフの下にスパゲティも潜んでいるなどトラップが仕掛けられていて、これで十分お腹が満たされます ( ´З`)=3
どうしても大盛りのピラフを頼みたいなら、タッパーを持っていってお持ち帰りするつもりで臨むべし(笑)。
残すことは許さんど。僕は人のこと言えへんけどな orz




このボリュームで900円台と安いので、経営は大丈夫なんやろうか の声もありましたが、
ご飯が多いだけなので、原価は案外安いのではと思いました。
カッツンさんが自宅用の米を10kg2000円台で買っていると言っていて驚きましたが。
いくら滋賀県が米どころといっても安すぎやで。



この手の大盛りメニューを看板に掲げているところは、味が二の次だったり…というところも散見しますが、
カフェ・ド・ムッシュに関しては心配無用。量が間違っているだけで美味しいですよ。
だからか、ひっきりなしにお客さんが来店してましたしね。バイク集団も来られてましたよ。
お店も広いので大勢で乗り込んでも大丈夫。






ただ、個人的には店内が分煙されてないのがちょっと…。
受動喫煙の影響で喘息(ぜんそく)持ちの僕にとっては、横で紫煙をくゆらされるとチョイとつらいんですよね。
臭いをかいだだけでご飯もまずくなるし。
このときはたまたま喫煙者が近くにいなかったので助かりましたけどね。




あ〜食った食った。
別腹のデザートはここではガマン。また巨大サイズが出てきたら即ギブアップやし。

これにてツーリングの目的は果たされました。さてどうしましょうかね。



ごく近くにある姫路城をカッツンさんは見たことがないと言うので、行ってみることにしました。




じきに巨大なハリボテが見えてきました。
現在、姫路城は全面改修工事中で、城全体が大きなテント状の覆いで覆われていて
直接ナマで見ることが出来ないのです。


代わりに、ハリボテに城の原寸大の絵が描かれていて、
一応ここに姫路城がありますという主張がなされています。



城(のハリボテ)に近づくにつれ、道は渋滞しとなり、歩道は観光客だらけ。
やはり秋の観光シーズンのピークだけあって、混雑しているようです。




案内標識に「↑姫路城」と書かれていましたが、ほぼ真右に姫路城(のハリボテ)が見えてるんやから、
右に曲がったら近道と違うんやろか?案内標識を無視して右折
すると、道が右に蛇行していて、そのまま城の裏側に回り込んでしまう orz


カッツン 「何かのファクトリー(工場)みたい」


間近で見る姫路城(のハリボテ)は高さが約30mほどあり、
周辺には高い建物がないので異様な感じを受けます。

で、そのままお堀の周りを一周して、姫路城(の(以下略))を後にします。
本当はバイクを置いて周辺の散策でもと思ったんですけれど、それどころの雰囲気じゃなかったんですよ。
視界にあるのはまさしく京都の観光地と同じような光景でして。

それを見たくないがために僕は京都を脱出してきたのに…なんでやねん。




それでは復路に入ります。R372に連絡するR312が渋滞してまるで動かないので、
やまDさんのアドバイスに従い逃げ道をしたものの、その先の曲がる場所が分からず右往左往したり。



帰りもオール下道のつもりでしたが、時間は14時半。
佳多奈さんのレンタルバイク返却は京都市内の店で18時がタイムリミット。
行きに4時間以上かかっているので、帰りがそれより短い時間で戻れるとは思えません。
それでは時間に間に合わない。


こうなったら時間を金で買って高速で京都まで帰るか〜、となりました。
ここで神戸の実家に戻るやまDさんとお別れです。本当にちょっとの間でしたけど、わざわざ来てくれてありがとう。


その前にコンビニの駐車場で記念写真。パシャ。




座っている人:左から、えいまる(「2相棒」)、やまDさん(ホーネット)
立っている人:左から、カッツンさん(CB400F)、佳多奈さん(メガリ250r)



このときに三脚代わりに使った、道端に落っこちていた方向板(と言ったらいいのかなぁ)
写真を撮ったことに気をよくして、
そのままコンビニの駐車場のド真ん中に置きっぱなしにして去っていったのはこの僕です。
ゴメンナサイ、サンクスの店員さん!!


証拠のブツがやまDさん撮影の写真に写ってました(平謝)。
僕は“あれをやったら これを忘れる”がよくあるんですよね。注意力散漫なんやわ。





あ、やまDさんが去り際にメガリを見てトドメの一言。

「このスピードメーター、TAKEGAWA製ですね〜。僕も同じのを持ってますよ」

もはや目も当てられへん。やっぱりイギリスの皮をかぶったチャイナバイクや…プッ( ´,_ゝ`)




山陽姫路東ICから山陽道に乗ります。
佳多奈さんにとってラッキーやったのは、全員が高速に乗れるバイクだったということ。

今までにたくさんの「49のソコヂカラ」絡みのマスツーリングをしているけれど、
全車250cc超なのは初めて。もちろん高速の長距離走行も初めて


せっかくこういうバイクを借りたんやから、高速を乗ってみたいと思っていた佳多奈さんの願いが
図らずも叶えられる
ことになりました。



CB400FにETCを搭載しているカッツンさんはスムーズに料金所を通過。
非ETC仕様である「2相棒」の僕と、メガリの佳多奈さんは通行券を取ってポケットに仕舞って…と少々手間取りました。
待ってもらったのでETCの恩恵皆無(笑)。



交差点も信号も対向車もないので先導するのもラクですね。

3人とも十分にバイクの経験があるので、追い越しなども3台が流れるようにスムーズに行えましたよ。
僕は下道愛好家なので、単調かつ風景を楽しむ余裕のない高速を毛嫌いする節がありますが、
こういうのも選択肢として持っておいて損はないなと感じました。



途中、淡河(おごう)PAで小休止をし、中国道に連絡して西宮名塩SAで僕だけ給油
カッツンさんのCB400Fは燃費が伸びているので給油しなくても大丈夫そうやけど、
佳多奈さんはガソリン入れていかなくてエエのん?

佳多奈 「バイクに燃料計がついてなくて、ガス欠警告灯しかないんです」
だから、どのタイミングで給油したらいいのか分からないので、警告灯が点いたら給油するとのこと。


宝塚東トンネル付近はいつものように渋滞していてノロノロでしたが、そこを抜けると快走モードに戻ります。



高速を走っていて思ったんですけれど、
ブレーキランプをパカパカ点灯させてる車が結構目に付きました。
高速上でブレーキを踏むって、それ、車間距離を詰めすぎやがな。

普段から一般道でも前走車両との車間距離を詰め詰めにしているから、速度が出ている高速でも同じような走り方をしてしまうんや。
ヘタクソの証拠やぞ。いつか追突するど。




名神に接続して大山崎JCTで京都縦貫道へと流出します。

滋賀県にお住まいのカッツンさんはそのまま名神を走っていけばストレートに帰れるので、ここで流れ解散やな〜と思ったのに、
どういうわけか縦貫道までついてきています(笑)。

後で理由を聞いたら「まだ時間も早いのでついてきた」とのこと。そりゃ16時台やし空も明るいけど。
その判断が甘かったことはその後に思い知らされるのですが…。



大原野ICで100km超に及ぶ高速走行は終わりました。

清算機に通行券を入れると

「料金は2700円です」。

まぁ、これだけ走ったらそのくらいの値段になるわな。
でも時間に余裕をもって帰ってこられたし万事OKや。


ところで、ETCのカッツンさんは幾らやった?



カッツン 「1600円でした」



何ィ!どういうことや、この差別待遇は??!!
差額で「カフェ・ド・ムッシュ」でピラフどころか食後のコーヒーも飲めるやないか!!

だけど、ETC車載機が5万円もしたというのを聞いて、
僕の普段の高速の使い方では元は取れまいとアッサリ開き直りました(笑)。



ここで佳多奈さんのメガリがいつの間にかガス欠警報を発令していたことが分かりました。
高速走行中、いつガソリンが切れるかとヒヤヒヤしたんじゃないですかね。
だから早い目に西宮名塩で僕と一緒に給油しておけばよかったのに…。



そしてカッツンさんが離脱。混雑する京都市街へと去っていきました。
名神の京都東ICまで10km以上も国道1号が渋滞しているのには辟易したやろうな。


佳多奈さんのリュックを「2相棒」にくくりつけたままの僕は、佳多奈さんがバイクをレンタルした店まで同行
返却を見届けリュックを手渡して、
僕も紅葉シーズンでうんざりするほど渋滞している京都市街へと飛び込んでいったのでした…。



僕の走行距離は270kmでした。


------


元はといえば、僕の単なる一人ぼっちツーリングから派生したものなので、
目的もルートも自分に合わせたシンプルなものでした。
だから、やまDさんに「カフェ・ド・ムッシュだけしか行かないんですか?」と訊かれちゃいましたけど(笑)。


良い休日を過ごせました。ありがとうございました。




で、僕が佳多奈さんのリュックを預かり、佳多奈さんのために高速を使い…。

これはいったい、誰のためのツーリングやったんや?(-_-;)



------

写真提供:やまDさん。ありがとうございます。