覆面白バイ




もうすぐ、「秋の交通安全運動」とか言う名の、
正式名称「取り締まり強化点数稼ぐぞ大作戦」(?)がやってきます。


ブルブル、ガタガタ(怖)の10日間です。(゜_゜;)
気持ちい秋空の下を、楽しくツーリングやドライブをしている時に水を差しやがり、雰囲気ぶち壊し+カネまで巻き上げやがる。



まぁ、奴らのやり方って、こざかしいですよね。




網を張って、飛び込んできたネズミを捕まえたり、
ストーカーまがいの行為を繰り返した挙句、強制的にナンパしてきたり、
道端に停まってる車にチョークで落書きをした上に、黄色のワッペンをつけて
(※現在では過去形)、更に、
故障してるわけでもないし、邪魔にもなってへんのに、レッカーで引っ張っていって、ボッタクリの「お布施」を請求したり……。



こいつらの「営業」って、違反(反則)者を生み出すことなんか?と勘繰ってしまう。
自らの足で実績をあげるわけではないから、「棚ボタ式営業」って名づけようか?(笑)



違反(反則)している状態にあったり、違反(反則)しそうな前兆があると分かった時点で、まず注意するのが大人の使命やろう。



こんなこと書いてたかって、上が「親方日の丸」である以上、体質改善は不可能です。
所属党派を潰してでも「改革を断行する」とか言ったアイパー当てたライオンおぢさん(※過去の人)が一人イキがっても、ムリ。



ハイ、自分の首を絞めたところで、前フリおしまい(笑)。

↑何のことか分からない? それはこのHPをちゃんと読んでいない証拠。隅から隅まで読んでいれば、1行上の文章の意味は自ずとわかる。


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さて、その警察の中でも、我らが原付乗りにとって、脅威的存在の雄、白バイ
同じバイク乗りなのに、一線を隔てた存在にある彼ら。
僕の「相棒」と白バイ(VFR750P/VFR800P)は同じ血筋なのですが、全く別モンの乗り物です。



じっくりと彼らを見たことがありますか?



真っ白に磨かれたバイクに乗る男(女)は、
白のジェットヘルに、(夏&春秋)/(冬)の乗車服(←正式名称)、黒のブーツに身を包んでいます。



こんなものが、自分のバックミラーに映っただけで、たとえ自分が悪くなくても、ビクッ!っとなってしまいませんか?
バックミラーに仮面ライダーが映ったとしても、ここまでは驚くまい。
だって、「仮面ライダー」は正義の味方。困った時は助けてくれる!(きっと)




対して白バイは、目の仇(爆笑)。
交差点の陰に隠れて「獲物」を狙う時の奴らの姿は、どう見ても街を守る「ヒーロー」ではない
そう、「悪魔」



違反(反則)状態にある一般ライダー/ドライバーを見つけるや否や、急発進をし、
エンジン全開でサイレンを鳴らしながら追いかけて来て停止させ、キップを切る。

悪魔の所業そのものですよ。



だから、最初にも書いたやろ、ステップが一つ抜けてるんや。
「注意」するというステップが!




それでも、取締りに従事するバイクは、白バイだけ。
「覆面パトカー」のような、更にこざかしい乗り物が無いだけマシか、その白バイも雨ならパトロールに出ない訳やし、対策が施せそう…
と思っていた僕は甘かった。



最近は夜でも白バイを出動させ、パトロールや取締りに従事している所があるんですよ。
「夜は大丈夫」神話は崩れつつあるようです。



また、警察が使っているバイクは、白バイ、「ゴキバイ」だけではなく、
250ccのネイキッドバイクを青く塗って捜査用車両とした、「スカイブルー隊」通称、「青バイ(by大阪府警機動警ら隊)」や、



暴走族を捕まえるのを目的とした、250ccのオフロードバイクを改造し、
白バイ隊員が私服で乗務(こわ〜)する「はやぶさ隊(by愛知県警)」などがあります。


彼らも夜でも走る。


われらが京都府Kにも趣味の悪いネーミングのバイク部隊がここや、ここにあります。


どちらにしても、賢い一般ピープルには関係ない車両。


でしたが、
「覆面白バイ」が、どうやら存在しているようなのです。



関東地方に出かけていたウチの職場の同僚から、
「250ccのスクーターで取締りをしているのを見た」との報告を受けました。
「ヘッドライトの中に赤色灯が仕込んであった」などと話は盛り上がり、
そんなんが京都でも走ったら、おれ一発(免停)やで〜、なんて笑って話していたんです。




10日ほど前のある日の出来事。
昼休みに「相棒」と昼飯を食べに出ていたときのこと。


食べ終わり、「さぁ帰ろーかー」と店を出た直後に、視界に真っ白な250ccのスクーターが入りました。
その時は、気にも留めていませんでしたが、すぐの信号待ちで、そのスクーター、僕の背後の、路駐車両の陰に停まったんです。



信号が青になり、
僕が走り出すと、そいつが後ろから猛スピードで追い上げてくるではありませんか!
「後ろのスクーター、怪しいぞ」。同僚の話を思い出し、身の危険を察知した僕が、おとなしく走ると、
そのスクーターは僕を抜き、次の信号の手前でまた路駐車両の陰に停まりました。




僕は奴を抜きざまに目だけを動かして、人となりを観察

「NAIKAI」の青のジャケットに、ベージュ系のコットンパンツ、ローファー
ここまでなら、おれの勘違いでしたで済みますが、
でも、そこからが…、



白バイが被っているようなタイプのジェットヘルに、趣味の悪い細身の黒のグラサン、
スクーターの左ハンドルのスイッチボックスの下に、握りこぶし大の黒っぽい物体
が付いている。(サイレンか?)



そして、ホンダ・250ccスクーター「フォルツァ」。もう一度言うけど、色は白
車の後ろに停まって、電話をしてる様子もなし、誰かと待ち合わせの様子もなし。
じっと僕のほうを見てる。



怪しすぎる!!



普段なら信号待ちでクルマの間を縫って先頭に踊り出る僕ですが、
後方の路駐車両の陰に潜む奴が、不気味なオーラを発しているように感じて、素直に車の後ろに付き、信号待ち。
すると、青信号になった途端、また急発進をしてきて、左折する僕とは反対に右折していきました。
それも、左折レーンから。



しばらく動揺が隠せませんでした。
どう見てもフツーのバイクやない、あれが噂に聞きし「覆面白バイ」なんや、と思いました。
でも、メーター回りはノーマルのままだったので、スピード違反で取り締まるわけではなく、
その他の
重箱の隅をつつくような違反を取り締まるためのものだと考えられます。



これが本当に「覆面」なら、250ccと思って侮るなかれ。今時の250ccスクーターの加速はバケモンやで。
付け加えておくと、警察の車両は、全て専用設計なんやで。



あああ、おれたち、ますます肩身が狭くなっていく…。
取締りをする前に、どうしたら事故や違反が減るかを もっと前向きに考えんかい!



今日、僕、歳を一つとりました。
かつて、「大人になった」20歳の誕生日に、ネズミ捕りにハマったあの日が懐かしい…。
チクショウ、誕生日のプレゼントに青キップなんかくれやがってー!! 反則金15000円返せー!



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