神出鬼没トリックアート
商店が立ち並ぶ狭い道や通学路など、歩行者が多数行き交うような道でも
我が物顔で歩行者を蹴散らすような走り方をしている困った車っていますよね。
そんな奴らを何とかゆっくり走らせようと色々と繰り出されたアイデアを紹介してきました。
立体のペイントをしたり、(→コラム「3D道路ペイント」)、
道をジグザグに見えるようにしたり(→コラム「二次元シケイン」)、
物理的に狭くしたり(→コラム「その後の亀岡市」)…。
でも、これらってどこまでいっても「大人の発想」なんですよね。
それらは、世の中の様々な出来事を経験として蓄えた中から生み出されるものなので
既成の枠からなかなか出られない。
こういう時って、子どもや若者の発想が面白いです。
「既成の枠」に縛られた大人ではとても思いつかない柔軟なアイデアが飛び出しますから。
そんな取り組みが行われた模様が新聞に取り上げられていました。
これは「大人」が思いついたとしても、デザイン重視になったり、
もしくは、人生経験で得た余計な知識が邪魔をして実行に移せないと思います。
折角ビニールシートに描いたのだから、僕なら「ここ危険やな」って場所に神出鬼没に敷いて(設置して)やりますね。
否定的な意見もあるでしょうが、これからもアッと驚くアイデアを、交通社会に もたらして下さいよね。
記事引用:京都新聞 2013年1月12日付朝刊