合計排気量3339cc 49のソコヂカラ
・ ツーリング大会
おことわり:一部において意図的に敬称を略しています。
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12名の大所帯で走ってまいりました〜 ヽ(●´ε`●)ノ
「49のソコヂカラ」名義では1年ぶり。3人以上でのマスツーリングは実に1年9ヶ月ぶりと
ずいぶんご無沙汰でした。
今回の目的は、福井県敦賀市で名物(?)のソースカツ丼を食べることと、
琵琶湖岸から越前海岸をのんびり走りつぐこと。
2013(平成25)年5月26日、朝8時半。
滋賀県守山市の琵琶湖大橋東詰のコンビニに集まったのは次の方々。
momoさん | 三重県 | スーパーカブ110プロ |
今優さん | 奈良県 | CD125T |
突kさん | 愛知県 | XJ6S |
タウニーさん | 三重県 | CB400SF |
toonoさん | 愛知県 | スカイウェイブ400 |
タイカブさん(初参加) | 大阪府 | Wave125 |
カッツンさん | 滋賀県 | PCX125 |
くろねこえいぷさん(初参加) | 京都府 | Ape50改造82cc |
shusaiさん(初参加) | 大阪府 | ジェンマ |
やまDさん | 大阪府 | Ninja250R |
Oさん(初参加) | 大阪府 | Ape100 |
えいまる(フル参加) | 京都府 | 「2相棒」 |
参加申し込み順
いつものことながら統一感がありません(笑)。
わくわくされていたのか、早朝から自宅を出発されていた常連客のmomoさんや今優さんや、ちょっとご無沙汰の突kさんに、
前泊してまで来てくださった、toonoさんに初参加のタイカブさん。ま、彼曰く「別の目的があったから前泊しました」とのことですが…
その「目的」はなかなかレアで興味をそそられましたよ。
今回の最小排気量の 初参加の くろねこえいぷさんは、
50ccベースのバイクで参加したら(速度が出なくて)迷惑がかかるんじゃないかと遠慮気味だったのですが、
実際に走りをバックミラー越しに見させてもらっていたら、大きなバイク顔負けの熱い走りをされていましたやん。
ルートは次のとおり
滋賀県守山市・琵琶湖大橋東詰 → さざなみ街道【県道559・25・2・331・44】 → 長浜市木之本 → 【R8】 → → 福井県敦賀市 → ヨーロッパ軒(昼食) → 【R8】 → しおかぜライン【R305】 → 越前町 → 【県道19】 → → 越前市武生 → 【R365】 → 滋賀県長浜市木之本 → 【R8】 → 【R303】 → 高島市マキノ → 【R161】 → → 大津市・琵琶湖大橋西詰 |
文字にするとややこしく見えますが、
地図で追うと走りやすいところばかりをチョイスしてるのが分かるかと思います。
僕はいつもの前口上でツーリングのルールを伝え、
先頭は僕、最後尾をtoonoさんに任していざ出発!
どうやら彼は3人くらいのツーリングのつもりで気軽に最後尾ポジションを前もって立候補してくれたのですが、
こんなにも大人数でちょっとビビったそうで(笑)。
8時半に集合してるのに出発が9時って、最初から間延びしてますわ。
湖上から吹いてくる風は気持ちいいのですが、一旦休憩などで停まると暑いのなんの。
この日の気温は30℃でしたからね。
でも真夏の暑さとは違い湿度が低いのでカラッとはしてましたけど。
今回の僕の粗相は1回だけです。
米原市で、僕お得意の「快調に走り続けるように見せかけて いきなり休憩」をやらかしました。
toono「また恒例のいきなり急停車かよ」
このまま走り続けたら、休憩ポイントを逃してしまいそうな気がして急に止まっっちゃいました。スンマセン。
さらに琵琶湖を左に眺めながら走っていたので、反対車線を跨いで右側のコンビニに入っちゃってスンマセン(謝)。
次からはちゃんと休憩予告をして走りましたよ、ハイ。
信号待ちではお約束の写真撮影。初参加の皆さんもノリがいいですよ〜。
自転車乗りでもあるshusaiさんは、2ヶ月前に自転車で琵琶湖一週するイベントに出られていたこともあり、
集合場所や休憩場所で「ここはイベント時にも休憩ポイントで、自転車でいっぱいでしたよ」と言われていました。
確かの琵琶湖一周は自転車で走るには最適ですので、
僕もバイクを放っぽりだして自転車で走りたい衝動に駆られていたのは今だから言えることです(笑)。
その後はあまりの順当な走りで、12時ちょうどに第一目的地の福井県敦賀市のヨーロッパ軒に到着。
時間を計算していたわけではなく、単なる偶然です(笑)。
ここで名物のソースカツ丼を頂きます。
敦賀というと原発以外にめぼしいものがない地方都市(失言)ですので、
中心街でも閑散としてましてゴーストタウン寸前(問題発言)。
なのにヨーロッパ軒の駐車場だけはバイクと車で溢れかえっています。
第2駐車場なんかバスの駐車スペースまであり、そこにはハーレーが所狭しと停まっています。
って、バスでここに来るんかい(驚)。
さらに、カツ丼屋なのに7階建て。周囲には背の高い建物も少ないので遠くからでも目立ってます。
カッツン「(ファミコンの)スーパーマリオのクッパ城みたい」なイデタチです。
ソースカツ丼御殿ってか(笑)。
こんなに立派な建物が建つくらいやから、全フロア ソースカツ丼まみれなんやろうなぁと中に入ると、
ソースカツ丼提供エリアは2階だけ。それより上は宴会場になっていて、ソースカツ丼は出てこないようです。
で、2階は満席 orz ウェイティングボードには25名様の文字が。
バスの駐車スペースに停めていたハーレー軍団やな。僕も負けじと12名と書いてしばらく待つことに。
2階の入口前で待ちぼうけしていると、下の駐車場で斜めになった駐車スペースから
ステーションワゴンタイプのボルボが出ようとするも
隣の車に当てそうになったり、縁石にすりそうになり悪戦苦闘しているではないか。
上から見るかぎりでは余裕で出せそうやのに、
あの運転手はどれだけ下手くそやねんと はやし立てて
写真を撮ろうとするツーリングご一行様。
こら、当の本人に聞こえないからって悪態が過ぎるど(笑)。
10分ほどでハーレーご一行様が席を立ってくれましたので僕たちは口の字型のボックス席に座ることが出来ました…
が、上座である奥に座るとトイレに立つことが困難なレイアウト。
僕は下座に案内されました。主催者やのに(涙)。
皆さんがソースカツ丼やパリ丼(ミンチカツ丼)を食す中、
僕一人だけ「スカロップ」というピーナッツ風味のデミグラスソースが
たっぷりとかかったトンカツをモリモリと頂いてました(笑)。
ソースカツ丼とは、一般的な卵とじのカツ丼とは違い、
ヒレカツを特製のウスターソースに浸したものをご飯の上に載せてあります。
toono「なんとも形容のしがたい味」と言う一方で、O「こんなに美味いカツ丼は初めて」と絶賛してましたので、
味については個人差が大きいといえそうです。
ちなみに僕はウスターソースが苦手なのでソースカツ丼を避けたというのを今ここに白状しておきます(笑)。
食べ始めると途端に静かになるツーリングご一行様(笑)。
意外とボリュームがあったらしくtoonoさんが半分くらい残したのをやまDさんが平らげます。
相変わらず痩せの大食いですね…。
↓社用車にまでソースカツ丼のプリントがなされてましたわ。
食後は本日のメインイベント、越前海岸へ!
琵琶湖岸もいいけれど、この荒々しい海岸線を走るのはもっと気持ちいいのです。
でも、14時になったらその時点で引き返すとあらかじめ伝えました。
バイクで走るのは楽しいものです。でも欲張ったら必ずといっていいほど後に響くなど「失敗」し、
解散が夜遅くになっちゃったとかに なり兼ねないので、これだけはキチンと線引きしました。
しおかぜラインの終点のトンネルをくぐり、その先の交差点で信号待ち。
ちなみに しおかぜラインについてはここでちょっとだけ取り上げています。
しかし、いつまで経っても信号が赤から変わらない。どうなってんの?信号機が壊れたか?!
あまりに赤信号が長く続くので、
周辺を伺うとトンネル出口の真上に信号と連動していると思われる赤外線センサーがありました。
どうやら感度が鈍いらしくバイクが通ったくらいでは反応しないようなのです。
そのうちに後続車両が続々と並び始めます。これはマズい。
センサーに最も近くにいたtoonoさんがセンサーの下で手を振ったりしてくれましたが無反応。
彼は小柄やからなぁ。軽量級ではアカンのか。
ならばと、僕とmomoさんの重量級コンビが挑戦!!でも信号が変わらない orz
本当に故障してるのかもと、今優さんが僕たちより前で信号待ちをしていた軽四とバイクの方にその旨を伝えてくれると、
2台は信号無視して走り去っていきました。おいおい(汗)。
続いてしぶとい赤信号への次の手段として、momoさんが横断歩道の押しボタンを押しに走ってくれた…のですが、
ボタンを押す前に突然信号が青に変わって大慌ててバイクに駆け戻るmomoさん。
さすが本業で走り回っているだけあって体重の割に走りが軽いやん。
toono「今年一番のダッシュだっただろ」
どうやら重量級のセンサー下でのパフォーマンスが効いたみたいですわ(笑)。
しおかぜラインから越前海岸沿いへ。
このままずっと走り続けたくなる道が延々と続いています。
くろねこえいぷ「東尋坊までいけるやん」
帰ることを考えなくてもいいなら、福井県といわず石川県でも行ってやりたいですよ。
でも、僕たちは日帰りツアー。いつまでも北上はできないのです。
14時を過ぎたところで予定通り折り返すことにしました。
欲張らないと決めている僕は、ツーリングご一行様には潔くあきらめてもらいます。
どういう目的で作られたのか全くわからないだだっ広い駐車場に適当に駐輪したままのスタイルで
逆光気味の記念写真を。
日本海と言うと北を向いているように思いそうですが、福井県の嶺北(れいほく)地方の海岸線は真西を向いているのです。
三脚担当の今優さんが三脚を持ってきてくれなかったので、コンクリート壁の上に各々のカメラを置き、
セルフタイマーのスイッチを押したら猛ダッシュ(笑)。
で、僕のデジカメで撮れたのがこれ。遠すぎ&幅広すぎでやはり統一感ナシ(笑)。
前列左から、
shusaiさん(ジェンマ)、タウニーさん(CB400SF)、toonoさん(スカイウェイブ400)、
やまDさん(Ninja250R)、えいまる(「2相棒」)、突kさん(XJ6S)
後列左から、
カッツンさん(PCX125)、今優さん(CD125T)、くろねこえいぷさん(Ape50改造82cc)、Oさん(Ape100)
写真右端に、左から
タイカブさん(Wave125)、momoさん(スーパーカブ110プロ)
まっすぐ東へ。山を越え、越前市武生に向かいます。
途中にガソリンスタンドの看板が立ってましたが、月水金の午前中だけ営業って、商売する気ないやろ(-_-;)
武生に15時に到着。給油と小休止をしてR365をまっすぐ南下。
一気に午前中に通った滋賀県長浜市木之本まで急ぎます。
僕はこの区間を30kmくらいやろうと踏んでいたのですが、実際には倍の60km。
ぐわーこれはヤバい、ただでさえ休憩が長引いて予定を押しているのにますます遅れを取ってしまうと焦りだしました。
ですが、この区間の南行き交通量が皆無でしたので自然とペースが上がり、木之本になんと16時チョイに到着。
昼間の下道で平均時速50km以上って素晴らしすぎやで。
しかし、この時点で当初の予定だった18時に琵琶湖大橋西詰への到着は絶望的。
それでもなんとしても日が落ちる前には帰り着くことを約束します。
ここから真っすぐ東に走ると自宅に着くことができるタウニーさんは、ここで離脱も考えたようですが、
せっかくなので最後まで走ると言われました。
早く帰るよりも長く走るほうを取ってくださり、なおさら期待に応えなくてはと思いましたね。
今度は湖西側へ。高島市マキノで投宿される突kさんが一番に本隊から離れていきました。
この先のR161は整備されたバイパス道路で見通しもよいので、
急いでいたのもあり自然と速度が上がりそうになるのをグッと抑えて、日が傾く湖西路を南下します。
カッツン「えいまるさん、最高70km/hまで走ると言っていたのに、80km/hくらい出てませんでしたか?」
えっ、そこまで飛ばすとついて来られないバイクが出るし。ちゃんとメーターを見て70km/h以下にしていたつもり…やけど。
ひょっとしたら自制が利いてなかったのかなぁ。
片側2車線のバイパスが1車線に収束する高島市高島付近で、突然渋滞発生。
なんでなんで?!普段こんなところで混むことなんてないのに!事故でもあったんやろうか。
とりあえず渋滞の最後尾に並んで様子を伺うも、少し動いては停まっての繰り返しで、時間は刻一刻と流れていきます。
後から追いついたバイクの人たちはすり抜けをして、
律儀に並んでいる僕たちを次々に追い抜いていくし…。
原因も渋滞の先頭も分からないだけに焦燥感が募ります。
これがソロツーリングだったなら僕もすり抜けをしていたでしょう。
でも今は集団を率いている主催者の立場。
表向きには自分のケツは自分で拭いてもらうと言いましたが、実際のところは
僕にはツーリングを楽しんでもらうことに加えて、参加者たちを護(まも)る義務があります。
だからそれは出来ない。
明日の仕事の加減で早く帰りたいと言っていた やまDさんに、
僕たちに構わずすり抜けして先に行ってくれとも言いましたが、あっさり拒否されました。
そういや、くろねこえいぷさんとOさんが、
他のグループのツーリングでは左から右から追い抜くのは当たり前やし、
信号待ちでは先頭車両の前に出て横断歩道を塞いでしまう事もしばしば。
そういうことをするからバイク乗り=暴走族と思われるんやと語っていました。
彼らは派手な音を立てるマフラーを付けていたので、逆に周囲に気を使うのだ、とも話されていたのを思い出しました。
20分ほど渋滞の中にいた末、不意に渋滞が解消したのです。
それは先日開通したばかりの志賀バイパス(自動車専用道)へ向かう車が集中していたのが原因でした。
そして やまDさんが手を振ってバイパスへと消えていきました。
僕たち本隊は旧R161へ。もはやガラガラでした。
太陽が山の向こうに沈み、周囲が薄暗くなってきた彼方に
琵琶湖大橋のたもとにある、今は廃業して動かない観覧車「イーゴス108」が見えて、
解散場所である「堅田 9km」の表示を見たときは、まだ完走してないのに、肩の荷が下りた思いでした。
momoさんに向かって、最後まで毒を吐く彼↓
toono「あの観覧車に住めよ。全部空き部屋だぞ、上のほうは見晴らしいいぞ」
momo「高いところは怖いわ〜」
僕も隠れ家に一部屋欲しいな(笑)。
予定時刻より約50分遅れの18時50分に、「道の駅 米ぷらざ」に到着。
無事にツーリングの終了を宣言することが出来ました。
遅くなっちゃったので、遠方の方を中心に挨拶もそこそこに帰路につかれました。
本編の走行距離は278km。これも下道日帰りのマスツーリングにしては過走行でしたね。
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自分自身で言うのもおこがましいですが、今回のツーリングは100点満点以上の出来だったと思っています。
初参加の方が4名も来てくださり、シンプルな走りメインではありましたが、
湖岸・海岸・峠道と変化に富んでいて、僕自身も満喫できました。
長くツーリングを主催していなかったので勘が戻っていないところもあり、細かいところで気が回ってない点もありました。
それからいつものことなんですけれど、みんなと均等にお喋りをしようと心がけていますが、
やっぱり偏ってしまいましたね。
またバイク乗りの一日を送るときまで。
ありがとうございました。