バイク乗り1年生たちへ



※当コラムは、先日行いましたアンケートのご意見を参考にさせていただきました。


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♪ いちねんせいになったら いちねんせいになったら
ともだちひゃくにん できるかな ♪



ニホンでは、年をまたぐお正月以上に4月が大切な時期ですよね。


新年度。


入学や入社といった新たな始まりの時期でもあり、
体の割にサイズの大きいランドセルを背負った新入生や、締めなれないネクタイをした新入社員さんたちが、
ぎこちなく歩いている様子に、初々しさを感じますね。

HPも新年度にあわせて、イメージを一新したほうがいいのかな?

このコラムを公開直後に読まれている方は、そろそろ新しい環境に馴染んでこられたことでしょう。



それにしても、なぜ4月スタートなんでしょう。
長い冬を抜けて暖かくなり、桜が咲くからですかねぇ。
しかし、この時期は、すでに初夏の沖縄からまだ雪の残る北海道や山間部もあり季節に大きな開きがあります。
なので、アメリカのように季節の安定した9月スタートにしてはどうか?の声があるのも事実です。



わが部署は人員削減の折、3年連続で新規採用が無くて代わり映えがしませんし、
春の人事異動で、優秀な同僚が他所にフッ飛ばされてさらに人数が減りましたorz
全部で60人ほどいる職場に20歳代がたった1人しか居ないのに、今年還暦を迎える人が4人もいるなんて。
キャリアが長くなりつつある僕ですら、職場内では「若手」なんですよ。
どういうことよ、コレ?


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それはともかく、新年度の開始と共に免許を取得しバイクを買って、公道デビューされた方も多いことでしょう。
ようこそ、バイクの世界へ!



公道を走るとき、そこにはルールがあります。
標識や表示に従うといった、交通法規的なルールは教習所なりで教わっていると思います。
それを遵守することは交通社会人として当然の義務です。


なので、ここでは僕なりに考えた「バイク乗りたるマナー」を書いてみようと思います。
今まで書いてきたコラムの復習がてらどうぞ↓



1、普通に交通が流れている道では、車と同じように普通に走る

2、急発進、急加速、急な車線変更・割り込みは慎むこと

バイクだって立派な1台の車両ということを意識してください。
「急」な操作は、周囲を驚かせますし、自分自身へのリスクが高まります。
普段の走行は、自己のフルパワーの6割で十分です。


3、自分の存在を目立たせること

バイクは車から見れば小さな存在です。なので地味な服装では目立たず見落とされる危険もあります。
明るいウェアを身に着けたり、ヘルメットに反射テープを貼るなどして周囲にアピールしましょう。



4、バイクをアオる車は相手にしない

こういうことをしてくる人って、自分が殺人兵器を操っていることを分かっていないんです。

相手にするのはアオってる奴と同罪。

そういう状況のときに突然人が飛び出してきたり、落下物があったりしたら、よけられる自信がありますか?
多分ムリでしょ。余裕無いのに。あなたも加害者になってしまいますよ。

馬鹿は無視無視。



5、自分がされて嫌な事は、他の人にもしない

「4」と対になるものです。

ニンゲンはもともと競い合って生き延びる生物です。
それゆえ、何事にも動じない強い自制心を培うには、相当な精神的苦痛が伴います(僕も苦しみましたよ)が、
乗り越えられると、また違った交通社会が見えてきます。

案外、見られているものですよ。



6、クラクションは必要最小限で

弱い犬ほどよく吠えるんです(笑)。



7、感謝の気持ちを的確に

道を譲ってもらったり、割り込ませてもらったときなどは、お礼をしましょう。
車ではハザードランプをチカチカと2回瞬かせるのが多いですが、
片手を軽く挙げたあいさつのほうが、バイク乗りらしくスマートかつカッコいいです。



8、僕が主催するオフ会での姿が、僕の考える「スタンダード」


自画自賛ですみません m(_ _)m
バイク乗りはそのスタイルや行動から、特に集団化すると低く見られがちです。
「溜まり場」となる場所、(HP上では…美山牛乳針TRSなど)でふざけたりしてるのは、恥をばら撒いているようなものです。
いくら若く見えるからといっても、若気の至りとは別問題です。


僕は皆さんの手本になれるように、いつも意識をしています。


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こんなところですかね。僕から伝えられるのは。

交通社会は一人一人の意識の集大成で秩序が保たれます。
それを肝に銘じようぜ!