チーム・マイナス6%



バイクが大の趣味で、あっちゃこっちゃ走ることに生き甲斐も感じますが、
地球温暖化の原因となるCO2をばら撒いている現実。
普段そういうことを意識していませんが、全CO2排出量の2割は、車から排出されているそうです。
そんなにいっぱい出していたのか…。
毎日通勤で走る国道は、さながら車の洪水で空気もよどんでいますし。


ニポン国は「京都議定書」によると、CO2やNOx・SOxなどの温室効果ガスを6%削減するんでしたよね。


だから、バイクで走るのをやめてエコロジーな自転車にしよう!などと偽善者ぶる気はありません。
僕からバイクを取り上げたら、禁断症状が出て、ますます健康によろしくないですもん。



それでは、地球環境に出来るだけ負担をかけないように、皆が心がけて運転すればええやん
ということで、
「エコドライブ10のすすめ」と題した新聞広告が載っていました。

「エコドライブ」を言い換えれば「燃費向上術」なんですよね。



それでは見てみましょう。


1.少しの時間でもアイドリングストップ



車種によりますが、1分間のアイドリングでガソリンを約9〜15cc消費するそうです。
これは、全ガソリン消費量の8%あまりになるそうですよ。
ああ、なんて勿体ない。何もしていないのにガソリンを垂れ流しているなんて。
2.たまにはエアコンを切ってみよう



真夏ならエアコンを切って窓を全開にして走ればよろしい。
エアコンは信号待ちで暑さに耐えられないときだけ使用で大幅な燃料の削減→CO2の削減に繋がります。
ただし、アイドリングストップが出来ない諸刃の剣orz


冬だったら、服をいっぱい着て運転すればよろしい。
「A/Cスイッチ」をOFFにし、空気の取入れを「外気導入」に。
温度調節を「暖かい」にして、風を出すと、
エンジンで暖められた外気が車内に入ってきて、ぬくぬくです。

ただ、窓が曇りやすくなるので、「クリンビュー」などの曇り止め必須。
ディーゼル車の後ろやトンネル内ではすごく汚れた空気が車内に充満するので注意(笑)。


と言うか、車の諸君は 暑さ寒さも耐えて走っているバイク乗りを見習うべし(笑)。
3.ふんわりアクセル「eスタート」



「急」のつく操作(例:急ハンドル・急ブレーキetc…)は心身に余裕がなく、車両に負担がかかるので よろしくないわけですが、
アクセルをがばっと開ける急発進・急加速は、燃料を最も多く消費し、最大の無駄遣いなんです。

ことに、パワーのない原チャなどは発進の際にアクセルを大きく開けがちですが、
これをゆっくりに、マイルドに走り出すだけで、燃費が向上します。
ゴー・ストップの多い市街地走行ですと、効果を実感しやすいですよ。

しかしこのネーミングはいかがなものかと。「気持ちE」とか「E電」と同じぐらい寒いど(笑)。
4.違法駐車は渋滞と燃費ロスのもと



快適な交通の流れを阻害している原因が、たった1台の路上駐車ってことは珍しいことではありません。

車を停めるときは、そこが周囲の迷惑になっていないか確認確認。
バイクだったら、場所も取らないですので迷惑度は少ない目ですが、ゼロではないですので注意ね。
5.正しいタイヤの空気圧で快適エコドライブ



1ヶ月に1度は空気圧のチェックをしたいもの。
空気圧が下がっているとそれだけで燃費が悪化しますし、
あまりに下がっていると、タイヤが偏磨耗して寿命が短くなります。
6.不要な荷物とドライブしていませんか?



車のトランクを物置代わりにしている人、いませんか?
車両総重量が軽ければ軽いほど、エンジンへの負担が少なくなり、燃費が良くなります。

おれの腹の肉も不要なんやけど( ̄^ ̄)凸
7.お出かけルートは計画的に



いつも行き当たりばったりで、走行距離がうなぎ登りですが?
8.エンジンかけたらすぐ出発



最近の車や一部のバイクは、「インジェクション」を採用し、
コンピュータが燃料の噴射量を自動的に調節し、ドライバーが意識することなく暖気をしてくれるので、
わざわざ暖機運転をする必要がありません

が、エンジンが暖まるまではオイルが固く潤滑能力が十分ではありませんので、回転数は控えめに。


ただし、多くのバイクで採用されているキャブレター仕様車は自動で最適な燃料噴射が出来ません。
そのため暖気運転をし、エンジンを暖めてやることで、走り始めから良いパフォーマンスを発揮してくれます。
9.アクセルオフはお早めに



前方の信号が赤に変わったらアクセルを閉じて惰性で走りましょう。
やはり、最近の車は、アクセルをオフにすると燃料供給をカットしてくれます(ヒューエルカット機能)ので、それだけ燃費が向上します。
アイドリングストップとの併せ技でさらに燃費の向上に。

減速にエンジンブレーキ(エンブレ)を利用すると、ブレーキを踏む回数が減り、ブレーキパッドの減りを抑えられます。
ただし、シフトダウンによるエンブレは乗り心地の悪化に繋がるので、同乗者に気を使う必要が無いときだけ使用を認めます(笑)。
10.安全な定速走行。それだけでもエコに



エンジンは一定速度で運転しているときが最大燃費をマークします。
ガソリンエンジン式の発電機が、少量のガソリンで長時間発電できる理由が定速運転にあります。

ちなみに、最もエコロジーな速度は一般道で40km/h、高速道で80km/hだとか。


なんじゃこりゃ、HP上で取り上げたことの総復習みたいな感じやん。
まだ実践してない人、ガソリンが高い!と嘆いている人、早速試してみてはいかがでしょう。