隠せない左上の△




車のナンバープレートの話。第…何弾目やったやろう(汗)。
この手のネタ、何度もやってるしなぁ。

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いまや、自分の地域を宣伝できる(?)ご当地の図柄入りナンバー
(→コラム「『原付』にあやかりたい『車』」)

これ、すべての地域にあるわけではなく、全国58地域だけでして(2023(令和5)年現在)。





ちなみに僕の地元、京都ナンバーには図柄入りがあります。



ですけど、これでは対象地域外の方に対して不公平ですよね。

近畿で言うなら、奈良県は「奈良」と「飛鳥」と、2つもご当地図柄ナンバーがあるのに、
大阪府も兵庫県もゼロですからね。


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これらの図柄入りナンバーですが、致命的な欠陥がありました。

事の始まりは、2019年に日本で開催されたラグビーのワールドカップ&2021年の東京オリンピックを応援すべく作ったナンバープレートでした。


これらは 本来黄色のナンバーの軽四まで、白一色にしたために、
自動車の区別がつきにくくなってしまった
のです。馬鹿丸出しです。

(→コラム「軽四乗りはラグビー好き?」)
(→コラム「おみやげはナンバープレート」)







そこで、続いてリリースされた「ご当地図柄ナンバー」では軽四に黄色の縁取りをつけたのですが、
(→コラム「黄色い縁取りがつきました」)

ナンバープレートを飾る「枠(フレーム)」をつけると、その縁取りがほとんど見えなくなり、
やっぱり軽と分からなくなってしまう問題が起こりました。


そういうわけで、ついに抜本的な対策が取られることになりまして。


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2022(令和4)年から5年間の限定で、
全国版・図柄入りナンバーというものが出来ています。







全都道府県の県花をあしらったものでして、全国どの地域でも取得できます。

「ご当地図柄入り」同様、1000円以上の寄付をするとに、しないとお葬式カラーになる代物です(笑)。
(→コラム「モノクロの郷土愛」)







さて、どのような対策か。

ナンバーの左上にご注目。
軽と事業用の色が見えるようにしたのです。








こうすると、「枠(フレーム)」をつけても見えちゃうんですね〜。







もう隠しきれません。エセ軽も撲滅か(笑)。

これで、一応の解決を見たようです。


が、個人的にちょっぴり期待しています。これすらも隠してしまう輩が出てくるのを…(笑)。