佳多奈のソコヂカラ (49のソコヂカラ・第15回オフ会・前週祭 合計排気量558cc)



佳多奈さんに感謝。



momoさんのBBSへの書き込みタイトルが良かったので、そのまま拝借(笑)。

タウニーさんから「勝手にレポート」を頂きましたので、随所に挟みました。
四角い枠内の文章が、それです。僕の文章とともに楽しんでいただきましょう。

プラスして、佳多奈さんから送られてきたレポートも適当に混ぜてみました。

お腹いっぱいなプレ・オフレポをとくとご覧あれ。


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今年も黒枝豆の10月がやってきた。



佳多奈さんからの1通のメールから開催されることになった、今回の兵庫県は篠山への黒枝豆ゲット原付ツーリング。



僕の主催する黒枝豆オフ会は、
諸事情により「原付2種以上の時速70km/hが出せるバイク」に参加を限定しているため、
原付1種や速度の出せないバイクの方が指をくわえている現実がありました。



それを見かねた佳多奈さんが、
「10月11日に小型二輪以下(原付1・2種)限定でプレ黒豆ツーなんてどうでしょうか?
BBSに書いてもいいかどうか先にお伺いします」
というメールを僕のところに送ってきたのが すべての始まりでした。


10月18日に開催予定の本番のオフ会の前週に、黒枝豆を買い出しに行きましょうというのです。



そのメールから読み取れたのは、他力本願の一言(-_-;)

言いだしっぺが「えいまる閣下にリーダーをやってもらえればいいのですが」などと
全面的に丸投げモードってどういうことよ?(笑)


その上、
「ただし本来のオフ会の意図とは違って『ただ単に黒豆ゲットありき』
参加者とのふれあいとかそういうのを私自身、2の次にしている」

ただの私利私欲やん…。

しかし、11日は僕もこっそり「2相棒」で黒枝豆を買いに行こうと思っていましたので、
一人より沢山でわいわいツーリングがてら篠山へ行くのも悪くないと、OKを出しました。


佳多奈さんの企画がBBSに書き込まれたのは、開催予定2日前の21時
こんな内容でした↓

日時: 2009年10月11日
目的地: 兵庫県篠山市の黒枝豆の路上販売店
集合場所と時刻: 10時30分 京都市右京区 マクドナルド西大路五条店
解散場所・時間: 未定

以下はえいまる閣下がいつも書いておられるものの引用

持ち物: 黒枝豆をくくりつけるネットやヒモ、大きいめのバッグなど
少々の雨天では走行しますので、雨具も
参加の条件: 任意保険または「ファミリーバイク特約」等、自賠責保険以外の保険加入をしていること
あと小型以下限定です。



このタイミングでは遅すぎるやろうなぁと思っていたら、
待ってました!と言わんばかりに原チャ乗りの参加表明が相次いだのです。



佳多奈さんはBBSにこんなことも書いてました↓

「後心配なのは、(中略)参加者が殺到したらどうしようと言うことです。
とはいえ、
えいまる閣下が来てくださるようなので何とかなるでしょう。」



この超無責任男がぁ〜!



なんと、僕たちを含めて8名の参加者を迎えることが出来たのです。
僕が突発的なオフ会を開いたときなんか、たったの2人でスタートしそうやったのに。
それだけ、佳多奈さんの人望が厚いということでしょう。おれ完敗や〜orz



参加者の一人、三重県のタウニーさんは、オフ会に恵まれない方で、
今までのオフ会は、ことごとくタイミングが合わず不参加。
いつもBBSに行けない悔しさをにじませる書きこみをされていました。


今回の黒枝豆オフ会も、アドレスV50Gしか所持していないため参加条件を満たせず苦渋をなめさせられていた所へ、
突如降ってわいた小型二輪以下限定のイベント

しかもタウニーさんは今後プライベートが多忙になるため、またとないチャンスと飛びついてこられたのでした。
こんな感じで↓

もう、このときから気持が明日に傾いていました。

翌日の準備をそそくさと済ませ、少し通信教育の課題もやったりして寝たのが11時過ぎ。
あまり眠れなくて、翌朝4時を迎えました。一応目覚ましをセットしておいたので、目覚ましの音と同時に飛び起きました。
午前4時30分頃。まだ外は真っ暗闇で、星空がきれいだった。

「おお、今日もピーカンやな。絶好のツーリング日和や」と思い原チャリにまたがり早速道路へ出ました。
「おっと地図を忘れた。取りに戻ろうっと。」

戻ろうとした瞬間、なんか後輪がへんやな。。。。。



開催当日、2009年10月11日、朝4時に三重県の自宅をアドレスV50Gで出発し、
一路京都へ…のはずでしたが、こういうときに限って予期せぬハプニングが彼を襲うのです。

なんとパンク。それも重症でホイールまでひん曲がってしまい自走不能に。
しかし、夜空に輝くオリオン座の下でへこたれはいませんでした↓



「でもこのチャンスを逃すとたぶんまず今後(参加は)難しいと思います。
また、黒枝豆は何としてもゲットしたい!!その思いでいっぱいです。
そこで本当にルール違反で申し訳ありませんが、
妻のピンクのスイフトで今から京都へ馳せ参じます。
マクドに勝手に集合し、行動を共にしたく思います。」


奥様の車で再出発…。
このコメントがBBSに書き込まれたのが午前5時6分。必死のパッチですやん(笑)。


原チャリのホイールは金槌でたたいてもびくともしない。

「こんなに丈夫やのに、何でひん曲がるねん。」と思いつつ、一時諦めようかと思ったものの、
枝豆はあきらめきれない。

そう思い、荷物を妻のスイフトに乗せ、急いで出発。
不安いっぱいで京都へ向かいました。




場面は変わって、午前8時台の京都市右京区のマクドナルド西大路五条店。
主役の佳多奈さん、カットゥンさん、そして本当に車で京都に来てしまったタウニーさんが談笑される中に僕も到着。
やっとお逢いできたタウニーさんは、まだツーリング本番が始まってもいないのに興奮しっぱなしです(笑)。
また、会話の節々に僕のHPを僕より研究されている発言が出、感心するやら呆れるやら(笑)。



カットゥンさんは、前日に普通二輪の教習を終了し、125ccのバイクを買うと報告を受けました。
どうやら、前回の原付オフ会で、50ccより125ccのほうが面白そうと感じたらしいです。
僕のHPはいろいろな方をバイクの道に引きずりこんでいるんやね。僕自身に「罪」の意識はありませんが(笑)。



佳多奈「4輪参加者の対応はまだ決めていません。
レンタル屋はこの時間では開いていないでしょうし。まあ
皆でなんとか考えましょう

佳多奈さんにとってレベルの高い対応を迫られます。


京都へは午前8時前に入り、時間も少し早いので、東本願寺を訪問してから、集合場所のマクドへ行きましたよ。


店に入って突き当りの席にそれらしき服装の人が。。。佳多奈さんとカットゥンさんでした。

「あの、オフ会の方ですよね。」
「黒枝豆の参加者ですか」
「初めましてタウニーと申します。今日は勝手言ってすみません。」等々


あとから、momoさん、そのあとえいまるさん登場。一発でわかりましたよ。


「はじめまして。タウニーです。今日は勝手言ってすみません。ようやく皆さんと会えることができました。」
「こちらこそ、ようやくお会いすることができましたね。」


おお、丁寧な人だ。写真よりもすらっとしたスタイルで、すっといい男じゃない。
と勝手に思ってました。いやほんとに。




タウニーさんの視力回復「レーシック手術」は大失敗に終わっていると思いました(笑)。
むくんだ丸顔に、ウェスト3桁に乗りそう、足太くてジーパンがパツンパツンの体の、どこがいい男なのか orz



やや遅れてmomoさんが ターミネータースタイルで登場。最近の彼はこの格好が定番。
バイクは映画同様マッチョなハーレーが似合いそうなのに、店の外には、やっぱりいつものDream125が停まっていました(笑)。



最後に無駄に気合が入った小さいバイク3台が店外に停まりました。
蒼烏さん、ロッターさん、そして2人のご友人でロッターさんの職場の先輩でもある、なべさんです。
この3人はとても三重県人とは思えない、関西人的な漫才のようなノリを披露してくれます。


タウニーさんが乗ってるはずの青のアドレスV50Gを見つけて、4人で入洛を目論んでいたようですが、
失敗に終わりましたな(笑)。

なべさんは、最初本名を名乗っていましたが、他の皆がペンネームなどで呼び合ってることやし、
なにか名前をつけようということになったとき、



蒼烏『なべっぽ』だろ?」



本人に却下されても、「なべっぽ」と随所でつぶやく蒼烏さん。
あの〜、なべさんはお二方の年上の先輩なんじゃないんですか?(笑)



そういう蒼烏さんのセピアは
ポンコツを安値で仕入れたイワクツキのバイクでして、
左右のミラーがおかしなことになってます(→写真)し、
マフラーからは火の粉が舞う
らしいです。

そこら辺を走ってるだけでK察に何度でも職質されそうな仕様ですやん(笑)。




それはともかく、掟破りの車で入洛されたタウニーさんは、僕たちの後ろを車でついていくと言われますが、
すぐに はぐれてしまうのがオチで面白くないですし、
せっかくここまで来られたのだから、バイクをレンタルしてでも一緒に走りたいと思っていました。

ま、今日の僕は単なる参加者やし、余計な口出しはしないでおこう。



主催者の心の中は↓

佳多奈 「ボケーと 『レンタルは(貸し出し開始)時刻が遅いからなー。かといって四輪車を混走させるのもなー。
まして四輪車やからって断るなんていややしなー』 と
決断できずにいた。



なんたる優柔不断。これではいつまでたっても決まらへんど。


えいまるさんとmomoさん、佳多奈さんといろいろと相談されているようです。
原チャリレンタルのことで。ああ、お世話掛けて申し訳ない。


10時なら借りられるやろ。こっから行って借りても時間的には変わらんのちゃうか。などと聞こえてくるので、
どうやらレンタル屋に連絡取ってもらえるみたい。


「車でもいいんですけど。。。」
「いや、せっかくなんでみんなと同じに走ったほうがええと思うし。」


そうこうしているうちに、蒼烏さん、ロッターさん、なべちゃんさんの3人組が到着。
聞けばなべちゃんも同じ市の出身で、広いようで狭いもんですな。世間は。しかもなべちゃんも初参加。いっしょやん。



「主催者が決めてください」と佳多奈さんのケツを叩くと、ようやく

佳多奈「出発時刻は遅くなってもレンタルバイクで行きましょう」と答えをもらえました。



しかし、朝8時台から開いているレンタル屋などなく、momoさんがK帯でいろいろ調べてくれた結果、
少しでも篠山に近い、西京区の洛西ニュータウン内にあるバイク屋「レオタニモト」へ借りに行こうと相成りました。

マクドから洛西ニュータウンまでは5km。レオタニモトの開店時間は10時。
なので9時半にマクドを出発しました。



僕を先頭に原チャが並び、ツーリングのスタートです。
主催は佳多奈さんですが、走行は僕の責任となっていまして(^_^;)
これじゃあ、おれのオフ会同然ではないか(゚Д゚# )



土地勘のないタウニーさんの迷子防止のため、
最後尾のmomoさんと佳多奈さんのあいだにタウニーさんの車を挟み
一糸乱れずR9を西へと向かいます。



日本海方面へ向かう車で国道はかなり混雑していたため、車の流れに乗り遅れることなくご一行様は歩を進められました。
途中で佳多奈さんとタウニーさんの間に関係ない車が割り込んできて隊列が分断しちゃいましたがorz

まさか原付のツーリング集団に車が混じっているとは普通は考えへんわな(笑)。



ニュータウン内のショッピングモール「ラクセーヌ」の駐車場に車を停めてもらい、
佳多奈さんのグランドアクシスでタウニーさんと2ケツしてレオタニモトへ。
と、言うか、今日のバイクのラインナップでは、佳多奈さんのバイクしかマトモに2ケツが出来ないし(笑)。


運転者は「メッチャ怖かった。リーン(バイクを傾けること)させてカーブが曲がれない。
(リーンさせたらそのまま倒れるのではないかと思った。)
荷物でなく人なので動くのでバランスがとりにくいし」
と感想を述べられました。

佳多奈さ〜ん、2ケツの自信がないなら、言ってくれれば僕が代わりに運転しましたのに。



ちょうど10時にレンタルの手続きを始めることが出来ました。計算どおりやったな。
が、手続き完了がなんと10時半。なんでバイク1台借りるのに30分もかかんねんorz



もし、原チャのレンタルがなかったら、僕が125ccのバイクでも借りて、
僕が乗ってきたJOGをタウニーさんに貸してあげようとか考えてましたが、無用な問題でした。
レンタルの原チャがちゃーんとありましてね。


レンタルバイクの車種は、4サイクルエンジンのDio。走行距離がわずか百数十kmの新車です。
僕たちのバイクを差し置いてピカピカと輝いています。


「じゃあ、今から行こ。ラクセーヌならレンタル屋から近いし安いし
車もおいとけるし」



ということで原チャリ7台とスイフト1台でラクセーヌへ。
無事駐車できたところで、思いがけず佳多奈さんのバイクに2ケツさせていただいて
レンタル屋まで行きました。


クレジットカード決済でいろいろと書類を書いていたので、時間がかかりましたが、
無事に借りられました。
(レンタル屋の)カードも作ってもらったけど、今後使うかどうか?????


ヘルメットもフルフェイスを借りたけど、臭かった。
消臭しておいてよ。。。。



ボロの原チャリでもいい。走ってさえくれればと思っていたけど、
借りれたのはホンダのディオ
しかも走行距離が120キロと少しというほとんど新車状態のものでした。
「このまま乗り逃げしたい」
と思えたくらい。



佳多奈「レンタル屋にたどり着くも、肝心の私は何もせずmomoさんがタウニーさんに同行した。
私はあいも変わらずボケーとしていただけ。主催者でもなんでもない。Orz」

自覚はしているようですが、自らアクションを起こさなければ始まらないんですよ!



タウニーさんの走行位置は、千鳥体型で僕の真後ろとなる3番目にきてもらいました。
初めてのマスツーリングの彼なので、先頭の僕の姿がしっかり見えてるほうが安心だろうと思ったからですが、杞憂に終わりました。
十分に原付ツアラーの貫禄が出ていますわ(笑)。前週にアドレスで琵琶湖ツーリングをされただけあります。


さあ、ようやくプレオフ会の始まりですな。

ルールは
「制限速度は50キロ、走行は千鳥隊列で合図により1列になったりする。
赤信号は無理せず、横によって待つ等々」
聞いたことあるルールや。


今までのオフ会レポートと同じや。と感動


しばらく走っていたら、赤信号でえいまるさんから2段階右折はしません」


「京都のローカルルールですね」
「ホームページ読んでいただいてありがとうございます」とお互い笑顔。

気持ちいいねえ。天気もいいし。
走っている最中はずーっと気持ちよかった。ただ、峠では少し寒かったな。服装がGジャンだもの。



僕がリーダーを務めるツーリング中は、自分の中で決めてる いつも同じスタイルで走りますよ。


また、マスツーリングは初めてで、ソロよりもずっと楽しい。

えいまるさん走りながら片手でデジカメを持って
後ろをパシャリ

信号待ちでは原チャリを降りてみんなをパシャリ。


ああ、こうやってホームページの写真を撮っていたんやな。
器用な人や。とてもまねできひんわ。
という私の肩からはデジカメがぶら下がっているのであった。



走りながら写真を撮るテクニック
を最初に教えてくれたのは、余部鉄橋オフ会でのCommonさんでして。
(Commonさん、最近BBSへの書き込みが少ないですが、元気してますか〜)



出発が予定より大幅に遅くなってしまったために、
京都市の西隣、亀岡市内のR9がひどく渋滞しているのは目に見えていました。

そこで、下道キング・momoさんに先頭を代わってもらい、渋滞をパスできる抜け道を先導してもらうことに。
住宅地をや路地のような道、田んぼの中のあぜ道じゃないのココ?的な道をスイスイと走り抜けていきます。

蒼烏「知らない町の路地なんて迷わない限り入りませんから、颯爽(さっそう)と抜けていくのは快感でした」
感想を述べられましたが、僕にとっても快感でしたよ。



僕はこのときに初めて最後尾を務めさせてもらいました。

いつも先頭か前のほうばかり走っているので、一糸乱れずバイクが走っている姿を見るのは
新鮮な光景でした。


写真バシャバシャ撮っちゃいましたよ。ほとんどピンボケで使い物になりませんでしたけどorz
後ろに回って、先行車両の排気ガスを全部浴びる洗礼
初めて受けました。げほげほ。


特に2サイクルの排気ガスの臭いこと!そりゃ2サイクル車も絶滅させられるわと
思いましたね。


今度からは適当に隊列の順番を組みなおそうね(笑)。




僕たちに続く後続車もいないので、僕の仕事は単純についていくだけ。その点ではラクでしたわ。
このままずっとmomoさんに露払いをしてもらいたかったよ。ビッグボディの彼は僕よりも迫力ありますしね(笑)。


すると、
momo「自分が先頭に向いてるなんて滅相もございませんw 暑苦しいのがいるだけだと追われるだけでしょう。
やはりもまだまだ先頭を走るには余裕がないです。修行が足りませぬ。
しかも、無口になるし・・・。」



何をおっしゃる。いい仕事っぷりで、安心して走れたよ。
今から十分経験をつんでおいたら、僕のアトガマになれるかもよ(笑)。
話すネタがなくて無口になるなら、とりあえず他の人のバイクをホメとけばよろし。


抜け道を終え、京都縦貫道の亀岡ICの側道からR372へ。ここで再び僕が先頭に戻ります。
僕はずっと最後尾でも良かったのに(笑)。



3連休のR372は交通量がそこそこあり、それも速く流れていますので、2列の千鳥体型がキープできず、
後続車に道を譲るのを何度も強要させられました。
道幅が広いので1列で左端に寄りつつ35〜40km/h程度で走行しながら、車をやり過ごします。
譲るタイミングは、走り慣れてる道のことなので上手くいったと自画自賛してますけど、いかがでした?



12時に、兵庫県篠山市、R372とR173の交差するローソンに到着。
大きく出遅れたので、午後にもつれ込むのではと心配していただけに、ご一行様の走りに感心したものです。



バイクを適当に停め、今後の予定を佳多奈さんに聞きました。
「黒枝豆の買い出しをする店は決めてあるが、ご飯をどうするか何も決めてない」、と。



餓死させる気ですか??



場所柄、近くに飲食店はありません。ご飯のためだけにわざわざ移動するのも煩わしい。
それなら、ローソンでお弁当でも買って、そのへんで食べた後に黒枝豆を買いに行かへん?
全員から「異議なし」の返答を得られ、8人はローソンへなだれ込みます。

最初に向かったのはトイレ(笑)。
僕なんか、朝に家で済ませたっきりでしたからね。我慢のし過ぎで膀胱炎(ぼうこうえん)になりますわ(^_^;)



訪ねる予定の黒枝豆の「店」は、かつてのオフ会で訪れたことがあり、
なおかつ僕の顔が利きます。

僕はこの「店」の黒枝豆の味は、他の店より頭ひとつ分出てると思います。
他のお客さんもそう思っているからか、しょっちゅう売り切れを起こす、人気店(らしい)です。



それが頭をよぎり、ご飯より先に黒枝豆のストックがあるかどうか確認しておいたほうがいいのでは?と
僕一人「店」に行きました。


今年もいつもの場所に建っていたテント張りの「店」の背後で、
家族総出でせっせと黒枝豆の束の生産に忙しそうにしていました。



いつも気難しい顔をしている店主(?)のオバチャンに1年ぶりの非礼を詫びつつ8人で来ていると言うと
さらに気難しい顔になり、「全然無いねん」 orz
天気のいい連休中のため、売れ行きが良くて「生産」が追いつかず僕たちに黒枝豆を潤沢に回せる余裕は無い。

前日に予約をしなかったことを悔やみ、なんとかならないか、遠方から来てる方が楽しみにしていると
頼んでみると、一人1束ずつで構わないなら何とかする、と約束を取り付けられました。

おれ、腰を90度まで折って感謝したよ。



いつものオフ会のときより、おれ 甲斐甲斐しく動いてる気がするぞ?



ただ、オバチャンらはご飯も食べずに働き通しやから、13時半まで待って欲しいと言われてしまったので、
1時間以上もローソンの駐車場(前の歩道)で時間をつぶさなくてはいけません。


昼食を買って原チャリに戻ると、
「あれ、えいまるさんいないやん」ほどなくしてえいまるさんが戻ってきました。


「いつもの店に行ってきたけど、ほとんど売れてしまっている状態で。。。。
とりあえず人数分一人一束は譲ってもらえるように頼んできた。
ただ、
ほかの店で買ってもええけど、その店に行く時には枝豆が見えないようにして。。。」


えいまるさんは気配りの人やな。このとき本当にそう思った。ええ人や。



↑補足しておくと、店をハシゴするのはある意味失礼ですからね。


で、ご飯を食べたり喋ったり記念撮影をしていたら、そんな時間などあっという間に流れていきましたわ。


ああ、おいしそう、海老天丼。



バイクを並べて写真を撮っていたら、横で信号待ちをしている車の方や、駐車場で休憩中の方にガン見される orz
おれたちプライドあらへんねん(-_-;)


左から

蒼烏さん (愛知県豊橋市・セピア)
なべさん (三重県いなべ市・Ape50)
えいまる (京都市・JOG)
タウニーさん (三重県いなべ市・Dio(レンタル))

カットゥンさん (滋賀県栗東市・Dio−ZX)
ロッターさん (三重県四日市市・Solo改88cc)
momoさん (京都市・Dream125)
佳多奈さん (堺市・グランドアクシス100)



みんなバイク好きやね。バイクが来るたび通るたびそのバイクについて語っているもの。

私はバイクの知識がないので、聞いてるだけ。横を見るとカットゥンさんもそんな感じ。
仲間がおるねえ。(違ったら失礼)



バイクの知識は、いつの間にか「それなりに」身についてましたね。
聞き上手なのもポイント高いですよ。



約束の時刻ちょうどに「店」へ8人でお伺いし、一人1束ずつ黒枝豆を購入(700円)。
初めて黒枝豆を手にする方々が、「こんなに沢山いただけるとは思わなかった」と感心しています。
そりゃ一束1.2kgあるからね。豆だけの正味で800gくらいあるよ。

しかし、積載性に乏しいロッターさんやなべさんが、載せるところが無いと困っているので、
momoさんのリアキャリアに でーんと据えられた巨大タッパーへひとまず仕舞われました。


道の横でパラソルを広げ、おっちゃんとおばちゃんが枝豆を切りながら、並べている。
えいまるさん贔屓(ひいき)のみせやね。

枝豆を1束買って、写真を撮っているとおばちゃん「私を撮らんといてえ〜」
いえ別におばちゃんには興味ありませんけど。。。。


1束700円也。たぶんこんな値段では買えないでしょうね。枝豆ゲットしたどー。



京都で買うと、品質が落ちる上に、お値段が4桁になっちゃいます(笑)。



黒枝豆はペロッと胃袋に収まるくらいおいしいので、一束では全然足りず、家に帰ってから不満ブーブーたれるのは明白です。
他の「店」へ買い足しに行こうかと提案。
次週のオフ会に参加する蒼烏さんと、もう載せる場所が無い なべさん以外の6人が追加購入に走りました。


さっき走行中に閑古鳥が鳴いてる「店」を目ざとく見つけていた僕は、そこへ突撃することに決めました。
黒枝豆を根こそぎ買ってやる!



あまりにヒマなのか、店主は横付けした紅葉マークのKトラの車内で休憩してましたわ。
商売っ気 まるで無し(笑)。


僕たちは店先に並べられていた黒枝豆のほとんどを購入し、ホクホク顔です。
今度はタウニーさんがメットインに入りきらないと言うので、僕が持ってきた大きなバッグに全部入れてあげました。


えいまるさんから、「まだ買いたい人。途中の店で売っているところを片っ端から買っていこう」ということで
私も異論がなく、追加購入へ出発


少し走ったところで、軽トラに乗ったじいちゃんがいる店へ。
「おっちゃん2束ちょうだいな。」「あいよ」と言ってもらったんだけど、
これが紙にくるんでもらうだけのシンプルな梱包。ポリ袋とちゃうんかいな。持ち運ぶのが少し不便やな。


と思っていたら、えいまるさんが「大きな袋持参してきたんで、一緒にいれてあげましょ。」
とありがたいお言葉。またたくさんの枝豆を抱えてみえる。

「たくさん買いましたね。」
「職場の同僚にも日ごろの感謝をこめておすそ分けしてるんで」


本当にええ人や。今日何回思ったことか。



↑タウニーさんは、僕という人物を、見事なまでに曲解していますね(笑)。



再びローソンへ舞い戻り、枝から豆をむしっている三重県組
豆をむしって棒状になった枝をマフラーに突っ込むのはお約束やね(笑)。


ローソンの駐車場に戻ると、
三重県の3人組がせっせと枝豆を枝から取っているではありませんか。

そのほうが楽かな。取ろうかなと思っていたところ、
えいまるさんが「枝がついてたほうが鮮度が持つで」と一言。
ロッターさんが「早よ言ってよ〜」
このあと、K帯で呼びつけたSHIFTさんと合流。
本業で忙しい中を舞鶴の実家からわざわざCB400SBで来てくれました。感謝感激。


写真中央のSHIFTさんだけは、黒枝豆の枝だけを手にしています(笑)。




ローソンから見える山肌に謎の鳥居を発見。見に行ってみました。
鹿よけの網の向こうにそびえる木製の鳥居。その先には急斜面が伸びています。行ってみたい気がしましたが
入ったが最後、出てこれなくなりそうな妖気を感じ、やめときました。
ここでの複数の方々の粗相については触れないことにする。おれの首も一緒に絞まるし(笑)。

…と思ったら、書かれてますわ、タウニーさんに↓


ローソンの駐車場から山のほうに木製の鳥居が見える。

「なんであんなところに鳥居があるんやろ〜」ただそれだけのことでその鳥居へ行くことに。

鳥居に行くまでに途中蛇がいたな。久しぶりや。生の蛇を見たの。
田舎やけど最近見てへんもんな〜と思いながら鳥居に到着。


鳥居の向こうは動物除けの網が張られており、坂道で向こう側が見えない。
「これ以上うえへは行けんな」
ということでその場で上へ行くのは断念。
そこでもみんなの悪ふざけ炸裂。

枝豆の枝をマフラーに刺し
たり、野柿を取ろうとしたり。
結局取れなかったけどね。ロッターさん。




これにて、佳多奈さんの立案したすべてのスケジュールが完了。
15時を過ぎようとしています。
だけど、まっすぐ来た道を戻るだけって言うのはツマラナイよなぁ。

momo「帰路の途中の亀岡市においしい水が湧き出ている神社があります。行きませんか?」
大賛成。



SHIFTさんと別れ、R372を京都方面へ。って言うか、SHIFTさんの篠山滞在時間が1時間もなかったような。
遠路はるばる来て、顔だけあわせて速攻で帰ってしまって…。


 ← 京都府南丹市のR372を亀岡方面へ走るプレオフ会ご一行様。



亀岡市の京都縦貫道・千代川IC付近から道をそれると、
湧き水の神社、出雲大神宮
です。

島根県に類似品がありますけど、なんか関係あるのかな?



次はどこへ行く〜とmomoさん、えいまるさんとしばし相談。
水のおいしい神社があるらしくそこへ行くことに。

そこからはSHIFTさんと別れ、元のメンバーで走ることに。


はじめて通る道。初めての風景。初めて会う人達とのマスツーリング。すべてが初めてずくしだなあ。
でもこんなに楽しいとは。



と思いつつ、「出雲神社」(これしか覚えていない)に到着。

「出雲というと縁結びの神様やね」
えいまるさん「今は神無月だから神様は出雲(どこか忘れた)に集まっているからここにはいない」とバサリ。

まあでもいいじゃないですか。

私以外はみんな独身貴族。皆さんの良縁を一つお祈りしますよ。
みんないい人ばかりだもん。幸せになってほしいな。と願いつつ参拝。



神無月(10月)には、八百万(やおよろず)の神々は、島根の出雲大社に行ってしまうんですよね。だから「神月」。
出雲大社のある出雲地方だけは、神様がお越しになっているので「神月」といいます。豆知識。



24時間フルオープンの境内に水場があり、
ポリタンクや大きなペットボトルを抱えた人らが我が物顔で長時間占領しています。
あんたら一体リットル汲んだら気が済むんや?ただほど高いものは無いって知ってる?


僕たちも並んで手持ちのペットボトルに水を汲んで飲みました。
かなりの軟水ですっきりとしています。これでコーヒーを淹(い)れたらおいしいと言うのも分かります。

言い換えれば、普通の水ですけど(笑)。


「うん。なんの変哲もないただの水やな」

ロッターさんだったか蒼烏さんだったかな その一言にずいぶんウケてましたが、なにか。



それから一通り境内をお参りした後、本当の帰路に。
亀岡市内のR9の渋滞を再びパスするため、先頭の僕と最後尾のmomoさんが再び入れ替わります。
おかげで、ストレスのたまらない快適な走行を楽しめました。
momoさんは抜け道をよく知っているなぁと、ただただ感心するばかりでしたよ。
どこを走ってるのか、僕にはちっとも分かりませんでしたけど(笑)。



R9に戻ってからは僕の先導で。
またもや混雑していましたので、ここで初めてかなり長いすり抜けを敢行
行きしの篠山のローソン到着直前でもすり抜けはしましたが、あくまでも渋滞で停車してる車の脇を走り抜けただけ。
今度は走ってる車の脇を並走ですので、文字通り「すり抜け」です。



大分迷ったんですけどね。
ツーリング終盤で長い距離を走っていますし、疲れが出てきてるなかで負担のかかる走行はどうやろか…と逡巡した挙句、
このメンバーなら大丈夫と確信し、すり抜けに踏み切りました。
過去のオフ会すべてを通して初の長距離すり抜けだったのではないでしょうか。



峠を越え、京都市街へ。できるだけ車の少ないルートを選定し、レオタニモトに無事に戻ってこれました。
バイクの返却は、貸し出しのときと違って瞬間的に終了。なんでやねん(笑)。

そして、ラクセーヌの駐車場でタウニーさんの車を出庫させ、佳多奈さんの終了宣言をもって、
オフ会前週祭は幕を下ろしました。


参拝を終えた後は、帰路につきましたね。

momoさんを先頭に細い道を驀進。さすが地元民ですね。

薄暗くなったころにバイクを返却。その前に給油をして、返しました。


返却後、また佳多奈さんに2ケツしていただき、ラクセーヌへ。駐車料金は1200円也
えいまるさん曰く「タウニーさんは枝豆が高くついたね」でも気にしない気にしない。


それ以上の出会いが本当に楽しかったんですから。

↑ラクセーヌ北側にある駐車場は上限価格が1000円でした m(_ _)m



これでツーリングが終わったわけではありません。
ほとんどの参加者が遠方のため、長い旅路が待っています。



momoさんは、自宅に一番近いのですが、三重県組とカットゥンさんを送る僕たちに引っ付いてきました。
どうやら、最初に別れたくなかったらしいですわ。かわいい所があるんやね(笑)。


佳多奈さんには、名神の大山崎ICまで車のタウニーさんを送っていただくことにし、途中の久世橋まで全員で移動。
タウニーさんには、渋滞回避のために最低でも、滋賀県の栗東ICまでは高速に乗って欲しいと別れ際にお願いしました。

なのに、僕より下道愛好度の高い彼は、渋滞覚悟で手前の滋賀県瀬田西ICで高速を降りてしまい、
下道で三重県まで戻られた
ようです。



一方、僕たちは、九条通から滑石(すべりいし)街道を経由し、
山科区へ

ストレートに国道を走るより10分ほど遅い程度で済みました。


九条通では またもやすり抜け。今度のはちょっと強引に走ってしまい、
ご迷惑をおかけしました。

ちょっと焦ってしまったんですよ。




京都・滋賀県境に近い場所で蒼烏さん、ロッターさん、なべさん、カットゥンさんを見送り、
momoさんは国道をUターンして帰っていきました。


夢のような一日が早朝からあっという間に終わりました。

これだけ充実した一日が過ごせたのも皆さんのおかげ。帰りもその余韻がしばらくは残っていました。
やさしい皆さんのおかげでよい思い出になりました。とにかく最高の一日でした。

次の機会にもぜひお会いしたいです。またよろしくお願いします。



また佳多奈さんに企画してもらいましょう(笑)。



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本編の走行距離は120kmあまりでしたが、濃厚なツーリングとなりました。
この日は主催者にすべてをゆだね、僕はあくまでも一参加者を貫きたかったのですが、
結果的に僕とmomoさんが率いるスタイルになってしまいましたね。


僕も人の先頭に立つのは苦手ですし、受身の姿勢で流されてるのが気軽・気楽でいいんですけど、
それではアカンがな、とオフ会を通じ自分を成長させようと奮闘してるんですよ。


でも、返す返すも2日間でこれだけの人数を集められる佳多奈さんには、僕は敵いませんわ。

よい一日をありがとうございました