合計排気量5159cc 49のソコヂカラ・第15回オフ会ご報告
秋、10月は、丹波篠山の黒枝豆が口に出来る月。
今年もあの味にあえる!
バイクで走り、黒枝豆をいっぱいテイクアウトしたバイク乗りたちの、ある一日を振り返ってみたい。
それから、佳多奈さんから「勝手にレポート」も届いたので、混ぜときました。
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§1 主催者が大ピンチ |
2009年10月18日、晴れ。
前日のうちに とことんピカピカに磨き上げ、準備も万端で本日の旅のお共、「2相棒」を前に上機嫌の僕。
本日のオフ会も大いに盛り上がるだろうなぁと わくわくしながら新聞に目を通すなど、余裕で自宅での朝を過ごしていました。
さてさて、余裕を持って家を出るか〜と、バイクのエンジンをかけようとした瞬間。
それまでの余裕がぐわらぐわらと崩れ落ちる事態が降りかかったのです。
「2相棒」のセルモーターが回らない!!
昨日まで、普段となんら変わらずゼッコーチョーだった「2相棒」のセルモーターが
「ギィィギィィー」と苦しげな音を立てるばかり。
なんどスターターボタンを押しても、セルはギィーギィー言うばかり。
ひょっとして、毎日の通勤の信号待ちでアイドリングストップを繰り返しているがために、
セルが逝ってしまったのかもしれない。
エコな活動が裏目に出てしまったのか?!
そうこうしている間にも時間は無情に過ぎていく。
うわぁぁ困った〜、どーしよ〜 orz
父親に後ろからバイクを押してもらって押しがけにチャレンジするも、エンジンはかからない。
JAFを呼んでも対処できないだろうし、バイク屋さんが朝早くから開いてるはずもないし。
とりあえずBBSにエンジンが始動出来ない旨を書き、しばし頭を冷やします。
こういう場合の対処法をいくつかピックアップ。
【1】意地でもエンジン始動にこだわる。おれの大切なパートナーやど、気持ちを汲んでくれるはずや。 【2】それとも、母親のシグナスを借りようか。スクーターで走るのん、楽チンやし。 【3】いや、反則技やけど、ひとまず車で集合場所まで行って、どこかでバイクをレンタルしようか…。 給料日前で財政的に厳しいが、主催者が欠席なんてありえない。 【4】「どこでもドア」ってまだ発明されないんですか? 【5】やっぱり諦めてオフ会は中止や〜中止〜〜!! |
どれも捨てがたい。
とにかく、一番手近な もういちどエンジン始動にチャレンジや。
スターターボタンを押すと、僕の願いが通じたのか、
弱弱しいながらもセルがギュルギュルまわり、エンジンがかかったのです。
格闘すること30分。やった エンジンがかかったかかった!!
これで とりあえず集合場所にいける!
時間は集合時間20分前の8時40分。
大急ぎで集合場所のマクドを目指したのでした。
マクドナルド西大路五条店に着いたのは、集合時限である9時ちょうど。
かろうじて主催者の面目は保てましたわ。
店内には、
今年購入された大型バイクで参戦。ETC休日割引「1000円高速」で楽々と入洛された突kさん(愛知県岡崎市・XJ6ディバージョン)
神戸からR2+R171でやって来られた ゆきちさん(神戸市・グランドアクシス100)は、
オフ会で走るのが年に1度のまとまったツーリングだとか。嬉し涙にくれました。
初参加の のびーさん(神戸市・CB400SB)は、
集合時に明かされたのですが、ゆきちさんと同じお勤め先の同期の縁。さらに僕と同い年ですねぇ。
今年の春に晴れて大きなバイクを購入し、バイク暦、走行距離共にとても浅い、遅咲きのフレッシュマン(笑)です。
先にマトモなツーリングで経験を稼いでからオフ会に来られたほうが賢明だった気がしますけど…。
元のバイクの形が思い出せなくなっているほど改造された、
チョコレート色をまとったバイクのオーナーは蒼烏さん(愛知県豊橋市)。
本人曰く、「スズキのST250だった何か」だそうで(笑)。
それから、オフ会には欠かせない佳多奈さん(堺市)は今回エストレヤをレンタルしてきてます。
昨年の中途半端アメリカンから、ネオ・ビンテージに格上げです(笑)。
↓白地の文章は佳多奈さんの「勝手レポート」である。以後同様。
レンタル屋レオタニモト到着。すでに日も暮れ始めていたがとりあえず250クラスのマシンを探す。 本命はNINJAだったが、「荷物をたくさん積むことができるバイクが良い」と伝えるとエストレアを勧めてきた。 NINJAやホーネットより荷物をくくりつけやすいとのことだった。 で、エストレアに決定。とりあえずカッコ良さやスピードより乗りやすさを優先すると当然の選択である。 |
無難なバイクを選んできましたね〜。
もう一人、レンタルバイクで参戦のmomoさん(京都市)は、CB750をチョイス。
早朝から高速を走ってきて、ナナハンのパワーを堪能してきたそうです。
オフ会本編では全開走行が出来ないだろうと踏んでの行動だったそうですが、それ、いい判断やね(笑)。
さらに、いつものように早朝から一仕事をしてきて ほとんど寝てないとか言ってます。大丈夫かオイ!
掲示板をチェックしていると momoさんの書き込みがありレンタルしたと言う旨の書き込みがあった。 この時まさか同じ店でレンタルしていたとはつゆ知らず、どんなん借りたんかなーとか いつもながらボケーと考えていた。 |
本当に偶然の一致です。でもそのおかげで、レンタルの2人とも、オフ会を最後の最後まで楽しむことが出来たんですよね。
あと一人が来ない。
普段は京都市内に住み、本来ならマクドまで最も近いはずのSHIFTさん。
現在帰省中で、今回は実家のある京都府舞鶴市から来られるのでねぇ、同じ京都府といっても大分遠いし…。
ちょっと心配になってきた9時20分に、カウルにヒビが入り、タンクが凹んだCB400SBが店の外に停まりました。
冬の格好のSHIFTさんでした。
秋の好天時の風物詩、「丹波霧」なる濃霧で思うように進めず、時間がかかってしまったとのことでした。
で、己のバイクのぼこぼこさと、
同じ車種で年式も違わない、のびーさんのCB400SBのピカピカさにうなだれています(笑)。
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SHIFTさんの朝食が終わり、出発進行です。
いつも行っている簡単なミーティングも、時間が大幅に押していることに焦ってしまい、
かなりいい加減になってしまいました。スンマセン
m(_ _)m
今回の予定は次のとおり↓
日時 | 2009年10月18日(日) | ||
目的地 | 兵庫県篠山市で黒枝豆の買い出し+今年もやります、酒蔵見学 | ||
集合場所・時間 | 9時 京都市右京区 マクドナルド西大路五条店 | ||
解散場所・時間 | 特に決めていません(夕方までには解散します)。 遠方の方で明るいうちに帰路につきたい方は当日ご相談ください。 |
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持ち物 | 黒枝豆をくくりつけるネットやヒモ、大きい目のバック等 少々の雨天では走行しますので、雨具も |
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参加の条件 | 任意保険または「ファミリーバイク特約」等、自賠責保険以外の保険加入をしていること 不測の事態に備えて、主催者・えいまるに本名とご家族等の連絡先を教えても良い方 (当日におたずねします。なお、頂戴した個人情報はオフ会終了後、適切に破棄いたします) 今回のオフ会は性格上、51cc以上かつ平坦路でおおむね70km/hが出せるバイクに限定します (過去の黒枝豆オフ会に参加された方のバイクなら大丈夫です) |
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えいまるの目印 | 紺地にトンボ柄の手ぬぐいを海賊巻きしています。(←忘れましたorz) ジャケットは体型に合うものを着てきますが、 RSタイチの赤ジャケか イエローコーンの赤ジャケの、どちらになるやら。 バイクは「2相棒」の予定です。 |
想定していたツーリングのお約束は↓
・2列の千鳥隊列 ・最高速度は70km/h(実際には65km/h止まりでしたが) ・信号無視は慎むこと |
などなど。大方いつもどおりです。
あとは、僕自身の心配事が解決しているかどうか…。
「2相棒」のエンジンスターターボタンを恐る恐る押しました。
キュキュキュキュッ ぶおーん
家を出るときに、あれだけダダをこねていたセルモーターはいとも簡単に回り、僕の肩の力が抜けました。
背後でゆきちさんがバンザイしてくれてました。ありがとう、ありがとう!
何事もなく走れる喜びを今一度噛みしめ、
オフ会ご一行様8名は、
露払いならぬ先頭を僕、ケツ持ちならぬ最後尾は…立候補者がいなかったので、僕の権限で佳多奈さんを指名(笑)。
マクドから進路をR9の西へ。
この先 予想以上に長くなる「オフ会本編」が今スタートしたのでした。
参加予定だったtoonoさんのCB400SFが電気系統のトラブルで、集合場所まで来られず鈴鹿峠でリタイアとは…。
お互いに古いバイクを持ってると、予期せぬハプニングに見舞われますよねぇ。
それと、爽快な毒舌トークが聞けないのが、「M」な僕にとっては最も残念や(笑)。
マクド入って早々、皆が「大変なことになってるデー」と言う。確かに主催者がいない。toonoさんもいない。 バカな。さっきコンビニ休憩したときの掲示板にはそんなこと一切書いてなかったのに。 掲示板をチェックしてみる。おおおtoonoさん残念すぎる。それよりえいまる閣下までトラブルとは。 まあオフ会初の主催者不在なんてことはないだろう。 あの方なら何らかの方法で来れるだろうといつもの楽観主義が顔を出す。 |
↑内容が前後するんですけど、主催者不在でオフ会開催って、誰がまとめるのん?(笑)
toonoさん、君はアドレスV125Gで出撃するつもりだったのに、momoさんが自前のDream125ではなく
CB750をレンタルすると聞いて、年季の入ったCB400SFで繰り出したらしいね。
「オフ会の隠れメインイベント『toono vs momo のCB対決』」って、何やねん(笑)。
§2 渋滞をものともせずに |
佳多奈さんがいきなり給油。集合時にはガソリン満タンでお願いしますわ〜。
って、僕もセルモーターがイカれるのが怖くて、集合場所に向かう途中でエンジンを切って給油する勇気が起こらず、
ガソリン残量が中途半端だったんですけど(^_^;)
SHIFTさんが、「黒枝豆をリアシートにくくりつける物が無いので、亀岡市の『コーナン』でヒモか何かを買いたい」と発言。
そこに立ち寄ると、亀岡市内のR9の渋滞に突っ込んでしまうが…、
ま、いいか。momoさんが抜け道をナビすると言ってるし。
←SHIFTさんを待っている間の1シーン。 右端のゆきちさんが渋くポーズを決めています(笑)。 この後も写真を撮るたびに悩ましげなポーズを披露してくれましたが、 HPでは容量の加減もあり割愛(笑)。 |
で、SHIFTさんの買い物が終わり、R9の渋滞を避けるべく、momoさんから曲がる場所について尋ねると、
「コンビニと ご飯屋さんのある交差点を左折」のお答えをいただきました。
左折したら先頭をmomoさんに代わってもらおうと思っていたのに、コンビニがありませんやん。
で、結局曲がり損ねて、R9の渋滞の巻き込まれるオフ会ご一行様orz
momo「コンビニがつぶれて別の店になっていました」orz
それでは分からんはずやわ…。
渋滞がまだマシだったのがせめてもの救い。
僕たちの後方でチョロチョロしていた原チャ小僧共は、狭い路肩から強引に前に出て行きましたけどねぇ。
そんなに急いでどこに行く?
黒枝豆オフ会では、第2の集合場所として必ず立ち寄ることにしていた「道の駅・ガレリアかめおか」は
今回パスしました。
今回ガレリア亀岡がパスされてるのも集合時刻を遅く出来た要因? 実は失礼を承知で述べるが、 正直ガレリア亀岡はバイク乗りをあまり快く思ってないようなところがあるようなので あまり好きではなかった。 |
集合時間を遅くするためではなく、駐車スペースが狭いところに車が集中して、
いつもバイクを駐輪するのに難儀していたからです。
通り過ぎざまに「ガレリア」を覗くと、何かイベントでもやってるのか、想像以上に大混乱していました。
ここをパスした僕の判断は正しかった模様。
↑佳多奈さんのご指摘どおり、あそこはバイク乗りを煙たがっているのを感じていましたので、僕も嫌だったのは確か。
R372に入ると、いつものように左右に広がる田園地帯が僕たちを迎え入れてくれ、快走モードに。
肌寒かった空気はどこへやら、だんだん暑くなってきます。
ジャケットの下に長袖シャツを着たのは失敗だったかな?
冬服の方は蒸し風呂状態では?(笑)
その途中、亀岡市と南丹市園部町の境目付近で、 ちゃんまつさん(兵庫県宝塚市)と、 「K隊長」(以後「隊長」/京都市・VFR750R)に連絡を入れるために小休止。 |
↑突然出てきた2人の新しい登場人物。
集合場所は1ヶ所だけのはずなのにどうして?とお思いでしょ。
実は、ちゃんまつさんは「距離的な問題で京都での集合は難しいので、篠山で集合させてくれないか」と
メールで直談判をしてきたのです。
初参加の方ならまだしも、何回もオフ会に来られている彼なのでOKを出しました。
それから昨年同様に、隊長の知り合いの店で黒枝豆を買わせてもらう段取りを僕からお願いしていますし、
なんたって、公私共々何度もお世話になりっぱなしの隊長には頭が上がらないんですよ。
ですので、「現地集合したい」という隊長も、無条件にOKしました。
休憩中に他の参加者のバイクに勝手にまたがる方々。
←「えいまる、裏切りの図」orz それにしても、CBナナハンは跨ぎ心地がいいねぇ(笑)。 |
では、横の交差点の信号が赤になったら出発しよう。
しばらく待っても 信号が一向に赤になる気配がありません。
よく見ると、交差する狭い道のほうは車が来ると信号が変わる「感知式信号機」でして、
1台も車が来ません。それではいつまで経っても赤信号にならへんわけやわorz
ところで、この小休止の前に、
最後尾の佳多奈さんが「後続の一般車に度々アオられているので、momoさんとチェンジしても良いか」と言われまして。
小柄で細身の佳多奈さんにバイクがエストレヤでは、車にナメられるのかなぁ。
エエよ、替わってくれて。
コーナンで買い物があったSHIFTさんを待つための休憩を機に、momoさんにかわってもらうことになった。 ふがいない。Orz |
後に、
momo「自分が最後尾だと、誰も近寄ってきませんでしたよ」と報告を受けました。
そらそうやろ。
その幅広な図体にその格好、プラス CBナナハンの男の背中は強いど。
こんなに迫力あるヤツが前を走っていたら、おれだってシッポ巻いて逃げるわ!(褒)
§3 黒枝豆とご対面 |
天引トンネルをくぐると、黒枝豆の里、兵庫県篠山市です。
道端には毎度おなじみビーチパラソルやテント製の「店」が多数並んでいます。
僕たちは、毎度お世話になっている隊長のご友人の I さんの店へ。
すでに、先発隊の隊長が到着していて黒枝豆を選ってくれていました。
おはようございます〜。
ここで枝から豆だけむしってコンパクトにしていきます。
I さんの所は完全無農薬で育てられているので、黒枝豆の虫食いがすごく多いです。
でも、裏を返せば虫も食べるほどおいしい枝豆ってことやしね。帰宅してから頂いたら、
豆らしい味の中に深い甘みがありおいしかった。
おのおの欲しいだけの黒枝豆を I さんから受け取り、そばの田んぼでむしりにかかります。 よく見ると、momoさん(背中)は手が汚れるのを防ぐために軍手を してますし、 突kさん(右端)は折りたたみのイスを広げています。 どんなけ用意がいいんですか(笑)。 |
僕は黒枝豆の誘惑にメロメロになってしまい、この先のローソンで待ちぼうけをしている
ちゃんまつさんを迎えに行くのを すっかり忘れてしまってまして m(_
_)m
数分の後、ふと我に返り、慌てて「2相棒」にまたがり、R372をローソンまでぶっ飛ばしました(笑)。
先ほどの休憩時に、
トイレをしたい方は 「ちゃんまつさんを迎えに行きがてら一緒にローソンまで行こう」
と提案しておいて、それもすっかり忘れて 僕単独で迎えに行ってしまいました(謝)。
言ったことを簡単に忘れるなんて、僕もボケてきてるのかも(笑)。
そのちゃんまつさん、申し込み時にはバイクの車種が書かれていなく「当日のお楽しみ」となっていました。
バイクが変わっていました。ハーレーですよ、ハーレー。
昨年の黒枝豆オフ会のなおきさんのように国産250から1200のハーレーに大ジャンプアップと異なり、
バイク好きが高じて順々にバイクを乗り換え、とうとう行き着いたようです。
数あるハーレーの中でも最も排気量の小さいモデルですが、そんなの関係ありません。ハーレーはハーレーです。
あれ?メットは普通のフルフェイスなのね?(笑)
その彼をつれて I さんの店に戻ると、ほとんどの方が黒枝豆の「収穫作業」を終えていて、
おのおの適当にくつろいでいて、「遅っそいなぁ」と言わんばかり。
ぐおー、一生懸命職務を果たしている主催者に少しは気ィ遣わんかい!!
僕とちゃんまつさんも黒枝豆を購入してバラしにかかります。
僕の直前の一般客が11束(約11kg)という大量購入をしたために、I さんらはその準備に手を取られ、僕の順番がなかなか回ってこない。
買い込みすぎやろ。
ようやく購入した3束分をより分けるのだって時間がかかります。
手も汚れるからとウェットティッシュを持ってきたのに、誰も手を伸ばさない。
汚い手のままグローブを嵌めてるの?って、おれも手を拭かずにグローブを嵌めたけど(笑)。
SHIFTさんは、もっと沢山欲しいと宅急便を使って実家に発送していました。
僕もそうすればよかったなぁ。
その間に、トイレに行きそびれた方々がローソンのトイレを目指して走り去ります。
隊長「『店』の陰の田んぼですればいいのに」
そんなに目立つ場所で粗相が出来るかいっ!
では、本日のメンバーを改めて紹介。(敬称略、年齢順 平均年齢33.3歳)
バイク車種 | 出身地 | オフ会参加回数 | コメント欄 | |
SHIFT | CB400SB | 京都府舞鶴市 | 4回目 | とんぼ返りでご苦労様 |
momo | CB750(レンタル) | 京都市 | 7回目 | 大きな背中で勝負や |
蒼烏 | ST250 | 愛知県豊橋市 | 3回目 | 見かけによらず熱い走りを |
のびー | CB400SB | 神戸市 | 初参加 | 無茶なルートを取ってスミマセン |
えいまる | 「2相棒」 | 京都市 | 完璧主義 | バイクは直しておきます |
ゆきち | グランドアクシス100 | 神戸市 | 3回目 | 最小排気量のナイスポーズ |
ちゃんまつ | XL883スポーツスター | 兵庫県宝塚市 | 3回目 | 次にお会いするときのバイクは… |
佳多奈 | エストレヤ(レンタル) | 堺市 | 10回目 | ネタの披露はお早めに |
突k | XJ6ディバージョン | 愛知県岡崎市 | 3回目 | 大型バイクでもそつないですね |
隊長 | VFR750R | 京都市 | 4回目 | 数々のアドバイスありがとうございます |
ちゃんまつさんの走行シーンを流し撮り… シャッター切るのが遅かった〜失敗。 ま、でも後姿からは、やはり様々なバイクを乗り継いできただけあって、 余裕が見られますね。 |
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momoさんがCBナナハンで暴走してる姿で再挑戦。 ぐわっ!決まりすぎやんコレ メチャカッコいい! この写真は引き伸ばして部屋に飾りなさい(命令)。 |
そのときの冷静な佳多奈さんのご指摘↓
このときmomoさんが・・・ 一般道でやったら●●●(※主催者権限により掲載禁止)なスピードで爆走していた。 あまりの速さにえいまる閣下も写真に収めることが出来なかったとのこと。 レンタルバイクで問題起こしたら厄介やでー。気いつけや。 |
そうそう、往路の撮影は失敗したので、復路でシャッター連射流し撮りでやっと写ったんですよ。
もし捕まっても、主催者は他人のふりをしますからね(笑)。
オフ会の参加者にとって、メンバーの顔より先にバイク車種で記憶されるらしく、
オフ会ごとにバイクが変わっているちゃんまつさんは記憶に残りにくいようです。
初の原付限定オフ会からの由緒正しきメンバーなのに、失礼なことを!
恒例の「黒枝豆買ったぞ〜」写真を撮りたかったのに、僕がちゃんまつさんと「店」に戻ったときには
黒枝豆は各自のバイクにくくり付けられた後でして、手遅れであったか…。
§4 大食らい選手権開催! |
I さんたちに来年の再会を約束して、10台となったオフ会ご一行様は、R173を北へと向かいます。
トイレに行ったまま戻ってこない突kさんは ローソンで待っているようでしたので、立ち寄ってみたら、居ないやないか。
どこに行った?とオロオロしていたら、かの方はいつの間にかご一行様の車列に混じっていました。
まあそんなこんなで出発って思ったら、 トイレ組み(突Kさん)が一人すでに先のコンビニで待っているとmomoさんよりえいまる閣下へ伝言が。 では迎えに行くかと出発しようとするも出発直前に、 裏道から戻ってきたトイレ組み(突kさん)が何もなかったかのように最後尾についていた。 私はこの時気づいたが伝えることが出来ず、えいまる閣下も後ろを見ていたので気づいていたのかと勘違いして伝えなかったのだが、 本当にコンビニに入って、本当に探していたのでこの時初めて気づいていなかったということがわかった。 (傍から見るとギャグだけど)。 |
↑おれに恥をかかせたな〜(-_-xx)
しっかし、走りやすい2車線という以外には施設も何もない区間でしたわ。
隊長に最後尾をお任せするつもりだったのに、どういうわけか、SHIFTさんが最後を走っています(笑)。
ちょっとゆっくり目の軽トラを先頭に、気持ちよく丹波路を行く僕たち。
と、大阪ナンバーのアルファードと 神戸ナンバーのアコードワゴンが
反対車線から無理やりに抜いていきました。
軽トラ+バイク10台を追い越すなんて、アホかこいつらは。
バイク乗りのマナーが悪いということはよく耳にしますが、地方の国道なんかやと、他府県ナンバーの車のマナーも目に余ります。
旅の恥は書き捨てとはよく言ったものや。
トンネルを抜け、再び京都府へ。
そこのR173は、僕が高校の陸上部時代に全国高校駅伝・京都府予選会で走った、第2区(3km)のコース。
当時を思い出し、ちょっと感傷に浸りながら、当時10分ちょっとで走ったコースをバイクでわずか3分で通り抜けてしまいましたね。
今回のお昼ご飯は、この店にしました→ どういう意味合いでつけたのか良くわからない 店のネーミングに惹かれたのでした(笑)。 |
いつもなら予習という名の下見の時に、立ち寄る予定の店で食事も取ってメニューのチェックなどをするのですが、
今回はぶっつけ本番。
隊長「下見をしてへんのかい!」と大声で言われちゃいました。下見のときはお腹が空いてへんかってん orz
「ハズレ」でないことを願いながら戸をくぐりました。
店の奥には、「口」の字型に座れる12人掛けのテーブルが。
皆の顔を見渡せる、まるでオフ会ご一行様のために用意されたかのようなセッティングです(笑)。
メニューを見るより、柱に貼られた「ご飯 大盛り・おかわり無料サービス」に一部の方たちの目がキラキラ輝き、
ますますお腹がグゥグゥと空いてきます。
壁には「満腹」の文字が書かれた額縁も(笑)→
「大当たり」でしたな。
ここで「満腹」の字が書かれた横にいる えいまる閣下とのツーショット画像を写真に収めたり |
↑なんという盗撮をするんや!(゚Д゚
#) で、問題の写真の提出がありませんな?!
隊長が、ご飯物などの単品とセット(定食)の価格差が小さいことにチャチャを入れてます。
さすが商売人。見るところが違うわ(笑)。
僕が頼んだのは、豚の角煮定食(900円)→ 角煮に小さなうどん、小鉢、かやくご飯(白いご飯も選択可)が付いてます。 なかなかのボリュームやね。 そして、おいしい。我ながらよい店を選んだものやと、 心の中で自画自賛してました。 |
速攻でご飯を平らげて、店員さんにご飯のおかわりを何度も要求するご一行様(-_-;)
店員さんがなかなか出てこないので、
ご飯茶碗を手に「すいませ〜ん、ご飯お代わり」と厨房に顔を突っ込む者まで現れる(笑)。
おのれらタダ飯を何杯食う気や!
店員さんの呆れた表情や、他のお客さんの目線が気になりはしましたが、
おれたち「メガ・イーターズ(Mega
Eaters)」(たった今 結成)の力をもってすれば、恐れるものは何もない!!(笑)
主催者が一番良く食べたように思われていますが、僕は大人の対応で1杯半で止めておきました。
燃費の悪い僕には いささか物足りませんが、主催者が大食らいを煽動するわけにはいかへん。
が、誰とは言いませんが、最高で3杯も食べた剛の者がいたことだけ記しておきます。
食べすぎやがな。
お食事中のメンバー全員を並べてみました↓
左から ゆきちさん (グランドアクシス100) 蒼烏さん (ST250) のびーさん (CB400SB) 突kさん (XJ6ディバージョン) |
左から ちゃんまつさん (XL883スポーツスター) えいまる (「2相棒」) 隊長 (VFR750R) |
左から SHIFTさん (CB400SB) momoさん (CB750(レンタル)) 佳多奈さん (エストレヤ(レンタル)) 3人そろって怖〜ッ! |
今度訪ねた際に、「おかわり自由」の紙が剥がされてやしないかが目下の心配事(笑)。
§5 隠れた酒蔵へ |
お腹がいっぱいになったオフ会ご一行様は、次なる目的地へと走り始めます。
次とは言っても、次が最終目的地なんですけど(笑)。
隊列の前のほうのポジションにいた蒼烏さんが
「バイクのハンドルにデジカメを設置して、走行シーンを撮りたいので後ろのほうに回っていいですか?」と発言。
無論OKです。
果たして2GBのメモリーカードでどの程度の時間の動画撮影ができるのかなぁと楽しみにしていたら、
メモリーがいっぱいになる前に、デジカメのバッテリーが切れたとか orz
で、バイクに乗ろうとして「キーがない」とさわぐアホ1人。私である。Orz いつもと違いポケットがないため、ケイタイのストラップにキーを引っ掛けていたのだが 乗る際にすぐ忘れてしまうというサルのようなポカを バイクを発車させるたびにやってしまった。Orz |
↑僕よりボケが進んでいませんか?(笑)
昨年同様に、酒蔵へ。
京都市右京区京北にある酒蔵を訪ねようというわけです。
2年連続で黒枝豆オフ会で酒モードなのは、自営業で酒を扱っている隊長の影響が大きいわけですが(笑)。
ちなみに隊長は日常的に酒をたしなむ習慣がなく、主催者の僕は下戸。
何か間違っている気がしますが、細かいことは追求しないように。
酒蔵の近所にケーキ屋があると隊長が言うので、
スイーツ収容のため、ジャンプしたりお腹を押さえたりして胃袋の内容物を頑張って圧縮(笑)。
距離と時間を計算すると、予定の15時より かなり早く着けてしまいそうです。
そう皆に言うと、
momo「それなら殺伐に行きませんか?殺伐」 鼻息も荒々しく言います。
少し遠回りして南丹市美山町の、俗に「美山牛乳」「殺伐広場」と呼ばれている京都のバイク乗りの溜まり場である
R162沿いの道の駅「美山ふれあい広場」に立ち寄り、ありえないほど集っているだろう他のバイク乗りたちを威嚇して行こうと言うのです。
予定しているルートより20kmばかり遠回りになりますが、それでも15時には十分間に合いそう。
行ってみようかな?と思いながらも、バイク乗りの先輩である隊長に耳打ちすると、
隊長「酒蔵に早く来てくれてもいいと連絡があったし、早い目に着いといたほうがエエん違うか?」
ひとたび停まるとリラックスモードに入り誰も動かなくなってしまって、計画がグズグズに崩れてしまうぞ
という僕のオフ会の特徴であり欠点を指摘しているのです。
確かにそうやな。行きたいけど安全牌でやめておこう。多分momoさんはレンタルバイクで1秒でも長く走りたいのやろうと予測。
ならば、酒蔵の後にミッチリ走ってやろうやないの!と僕の中でプランを立てました。
ではでは出発しますかね。 R9で京丹波町から観音峠を越え、南丹市園部町まで出た後は、 先月の原付オフ会で走ったルートを真逆にたどります。 メインルートではないので他の車と出会うこともなく、 川沿いに走る緩い2車線の道をのびのびと走行。 さて問題です。右写真に写っていないのは、 撮影者の僕と、もう一人は誰? 答え→ momoさん ←ここまで |
区間をノンストップで走行し、4〜50分ほどで本日、黒枝豆に次ぐ第2の目的地で最終目的地の「羽田酒造」に到着です。
以前はR162沿いに、でーんと存在していた酒蔵ですが、少し離れた場所にバイパスが出来てからというもの、
通行する車両がなくなって、隠れた存在になってしまいました(笑)。
佳多奈「『サンダイコー』があの場所にあるんですか?」
そうそう、この場所はオフ会での中継地であり、京北の集落の中心なんですよ。
目立たないでしょ?だから「隠れた存在」なんです(笑)。
SHIFT「道が良くて途中で寝てしまいそうやった」
食後で かつ走りやすい道だったので、気持ちよくて、ついウトウトしてしまったとの声がチラホラ。
原付オフ会のときと全く同じ感想が漏れてきました。この道はバイク乗りのために整備されたのやろうかと思っちゃうほど◎です。
僕は一人 テンション高くノッっていたので、一気に走ってしまいまして…。
どこかで停車して5分でも良いから小休止を取るべきやったね。主催者として減点な出来事でした。
ここでは酒蔵の見学をさせていただくことになっていました。 着いたのは、予約の15時よりかなり早い 14時20分を過ぎたところです。 早すぎたかな〜と思っていたら、 その前の時間帯を予約されていたグループがキャンセルしてしまっていて、 待ち時間無しで案内をしてもらえることになりました。 |
休日でがらんとした駐車場にバイクを停めていると、中からおじさんが出てきました。
酒蔵を案内してくださる、「羽田酒造」の営業をされている隊長のご友人です。
お休みなのにわざわざ出勤してくださっているらしいです。
全員で記念撮影。 最前列で寝てる人: SHIFTさん(CB400SB) その後ろで寝てる人: ゆきちさん(グランドアクシス100) 座っている人、左から: えいまる (「2相棒」) 隊長 (VFR750R) 立っている人、左から: 佳多奈さん (エストレヤ) 蒼烏さん (ST250) のびーさん (CB400SB) momoさん (CB750) ちゃんまつさん (XL883スポーツスター) 突kさん (XJ6ディバージョン) 矢印の人:クロネコヤマトのお兄さん(笑) |
外から見たときは広そうやなぁと感じたのですが、中に入ると、小ぢんまりしています。 僕が学生時代に日雇いバイトで行ったことがある、某大手酒造会社の工場とは 規模では比較対象にすらないくらいの大きさ。 |
それもそうで、「うちの従業員を全員集めても、皆さん(オフ会ご一行様)より少ないんですよ」と。
家族ぐるみの会社なんですね。
そのため、生産量や流通量も限られています。大手のデパート等にも商品を置かせてもらっているそうですが、
見たことがないブランドやなと思ったのは当然なのです。
ファイリングした写真をパラパラめくりながら 紙芝居形式で酒造りの1年を紹介。 某大手酒造のようにオートメーション化などはされてなく、 作業の大半が手作業で仕事はハードそうです。 予備知識を入れたところで、酒蔵へとご案内。 |
特に、酒造りの最初の工程である、蒸した米を担ぎ階段で階上に運ぶという、最も力が要りそうな作業は、
社内で最も若く、唯一30歳代の方が担っているそうです。
その方は、若い方が入社しない限り、ずっと重労働をさせられ続ける、いわば奴隷状態です(笑)。
就職のため、離れたくない京都から出て行くことになりそうな20代のSHIFTさん!
内定を蹴って羽田酒造に就職させてもらったら?
そしたら大好きな京都にいられるし、階段の上り下りで足腰も鍛えられるで(笑)。
酒が熟成させてある、容量数キロリットルの緑色の巨大ドラム缶形状の タンクには、黒い腹巻のようなものが巻きつけてあります。 腹巻状のものは、それぞれが細い管になっていて、水が流れるようになっており、 酒の温度を一定に保つようにしてあるとか。 それを聞いて、誰となしに「水冷やで、水冷」と エンジンの冷却方式と同じやなと感心してます(笑)。 部屋に立ちこめる酒のにおいに、下戸の僕は軽く酔っていました(笑)。 |
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敷地の一角に、ホップの実がなっていました。 黄緑色で傘の開いていない「松ぼっくり」のような形状をしています。 ビールの原料といえば、麦芽とホップですよね。独特の苦味を出し、 僕がビールを苦手とする原因(笑)がホップです。 それがツル性の植物だということを、恥ずかしながらこのとき初めて知りました。 ずーっとビール酵母のことと思ってまして…。 |
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一通り見学をさせてもらったら、建物の上に上がります。 ここでも酒のニオイがぷんぷん漂っています(笑)。 最上階(3階ですけど…)には、20人ほどが入れる ビアホール兼レストラン兼自社製品販売コーナーが。 |
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誰や、陳列された商品の脇に置かれたミニチュアのバイクをひっくり返して おれらを挑発しているのは?! |
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ビールや酒の試飲、ちょっとしたパーティ等が出来るような作りですが、 今の僕らは誰も飲んではいけないんです orz なので、やはり自社製品の「おかき」を頂きました。おかきもお米から出来てますもんね。 親戚みたいなものか(違)。 って、こんなにもいい雰囲気に包まれているのに 返す返すも、飲んだらアカンって意地悪やなぁ(笑)。 |
各々オミヤゲに酒やビールの詰め合わせを購入。
僕も原材料が麦芽とホップだけで非熱処理の生ビールを買いました。
酒の味が良くわかっていない僕でもおいしそうだなと感じさせる1本です。今も我が家の冷蔵庫で眠っています(笑)。
ここで18時に神戸の自宅に戻らなくてはいけない ゆきちさんが中座。
年に1度きりのツーリングを最後の最後まで楽しんでもらいたかったのですが…来年はフル参加できますように。
15時半を過ぎ、ぼちぼち動き出そうかということになり、お礼をのべて酒蔵を後にします。
今日来られなかった酒好きのtoonoさんに、 「オミヤゲに4斗(72L)の大樽を代引きで送りつけたろか」と某さんが(笑)。 宴会場でバイト経験のあるSHIFTさん曰く、 宴会で使う酒樽は、実容量だと高くつくので「上げ底」が多いらしいです。 |
そうそう、駐車場で佳多奈さんは、「今回もネタを持ってきてるんですけど」と披露してくれました。
前月のオフ会では「ハチロク」でしたが、今回はフェラーリのラジコンです。またもって来たんか(笑)。
しかし、今回走らせた駐車場は路面が荒れていて、マトモに走りませんでした(笑)。
写真は撮り忘れました m(_ _)m
待ちに待ったスイーツのお時間ですよ(笑)。各自適当に歩いて100mほど離れたケーキ屋さんへ。
先に行った隊長をはじめとする面々がソフトクリームを食べていたので、僕も同じくソフトクリームを…
ああ、甘さが体に染み渡る〜♪
をっ、ショーケースに並んでいるプリンもおいしそう!
羽田酒造の地酒「初日の出」を使った酒ゼリーもあるやん。
えいまるは よくばって りょうほうとも てにいれた。
しかし、タンクバッグがいっぱいです。 どうしますか?
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タンクバッグがパンパンです。家に着くまでにスイーツが変形&変質しないか心配や(笑)。
§6 それぞれのツーリングへ |
当初の予定では、ここからR162を南下し、京都市街に入ったところで解散のつもりでした。
しかし、それでは最遠方の中部組が遠くなってしまいますし、
最後の最後で混雑する市街地を走るのは、楽しいオフ会のフィナーレにふさわしくない。
それに、
バイクを返却までに走りつくしたいと言っているレンタルバイク組が(笑)。
などなどを考えた末に、ここでオフ会を1次解散することにしました。
解散とは言っても、この先、全員が長距離走行になるので、それぞれのツーリングは続きます。
まず、隊長が当初予定していたR162を南下するルートで帰路につきました。
足を傷められ、負担のかかる体でバイクに乗り、一日僕をサポートしてくださりありがとうございました。
続いてちゃんまつさんがR477を西へと走り去りました。
本日は最短の参加でしたが楽しんでいただけましたでしょうか。
次にお会いするときは、どんなバイクに乗ってこられるか期待してます(笑)。
SHIFTさんがR162を北上。舞鶴市の実家へと向かわれました。
そして、残った6人。
突kさん、蒼烏さん、佳多奈さん、momoさん、のびーさん、それから僕でオフ会番外編のスタートですがな(笑)。
この6人の満足を満たせる舵の方向は…残ってる東向き!
R477を東進し、オフ会で何度も走っている、花背峠から鞍馬を経由し、大原三千院へのルート一択かな。
提案したのはいいけれど、引っかかることがありました。
バイク暦が非常に浅い のびーさんのことです。
尋ねました。
六甲山を走ったことはありますか?
のびー「まだ無いんです」
彼の地元の難所の山岳道路、六甲山の尾根を伝うルートを走った経験があれば、
似たような道路形状である花背峠もOKだろうと思ったのですが…。
ま、何とかなるやろう。先頭を行く僕の直後についてもらって、僕の走行ライン取りを真似て走れば大丈夫かな。
大丈夫と勝手に判断していますが、これは僕の責任、ひいてはオフ会の存続にもかかわるからね。大げさな話ではないのよ。
何かあったら何かあったでその時や。行くどー!!
傾いてきた太陽を背に、ひなびた集落をつなぐR477を走るオフ会番外編ご一行様。
花背峠への入り口でいったん停まり、のびーさんに安全走行を念押しし、峠道へといざないます。
バックミラーで付いてこれてるかどうか小まめにチェックしながら、ゆっくり上っていきます。
それでもカーブごとに のびーさんが後れを取るので、「初心者にはレベルが高かったかも」とドキドキしましたが、
幸いにも対向車や対向路線バス、後続車も無く標高770mの花背峠に無事着けました。
左から えいまる、蒼烏さん、佳多奈さん、 突kさん、のびーさん、momoさん |
この先の、落っこちるような下り坂に九十九折のヘアピンカーブの恐怖は考えないことにして、
ひとまずホッとしました。
たまに通りかかる車も、わざわざ峠で停まりはしませんので、花背峠は事実上僕たちが独占状態ですよ(笑)。
バイク乗車時の履物の話になり、各自の足元をみると、ブーツやライディングシューズなど、
転倒時に足首やくるぶしを守ってくれる、バイクに乗るのにふさわしい履物を履いてます。
突kさんと のびーさんは、「elf」製の、内部に空気を取り込めるベンチレーション機能付きのライディングシューズです。
高級品を履いてますねぇ。
その中に、約1名の仲間ハズレが。
momoさん!身なりとバイクはカンペキにキマっているのに、
どーして靴だけは普通のスニーカーなの?!!
蒼烏「転倒してくるぶしを傷めると、歩けなくなりますよ」と説教されてます(笑)。
次は足元を固められることを切に願います(笑)。
その説教をした蒼烏さんは、僕が振った話の流れから、
「実は私…」とバイクにまつわる自らのとんでもないNGを公表してしまう(笑)。
内容については、…この場所だからこそ暴露できた、僕たち6人だけの「花背峠での秘密」としておきましょうね(爆笑)。
峠に笑い声がこだまします。
ここが山の中ということを忘れてしまうほど喋りすぎてしまいました。
僕のオフ会は、場所を問わず喋りだしたら止まらない特徴に例外がありませんで(笑)。
隊長に先ほど指摘されたとおりです、ハイ。
時は流れ、いつの間にか夕闇に飲み込まれそうになったところで我に返りました。
街灯の無い山間部で暗くなるのはヤバいですが、それ以上にヤバいのは、
レンタルバイクの返却時間も迫ってきていたのです。
酒蔵を出るときには、返却時限まで3時間あるし、安心やなと思っていたのが、あと1時間半を切っています。
大急ぎで花背峠を離脱し、下山開始です。
先ほど書いたように、落っこちるような下り坂に、超九十九折のヘアピンカーブの連続です。
6人の中でただ一人 花背峠を走ったことが無い のびーさんには走行に重々念を押して出発です。
丁寧に坂を下ります。後続の確認より、「前方から何も来ませんように」と凝視するほうが多かったですね。
おかげで大きなトラブル等もなく坂を下り、名勝・鞍馬を抜けて、
バックミラーに5台の光の輪だけが映るだけになったころ、左京区大原のR367に到着。
難易度の高い峠道を無事に走りきった のびーさんは「肩に力が入った」とのこと。
初参加なのに、無茶させてスミマセン。
でも、花背峠を制覇できたのだから、六甲山もラクラク走れると思いますよ(笑)。
これにて2次解散です。 ここでまた話し込むと、佳多奈さんとmomoさんがレンタルバイク屋の営業時間内に 戻れなくなるので、 この後のルートだけ確認して別れることにしました。 |
突kさん、蒼烏さん、のびーさんが、途中トンネル→琵琶湖大橋経由で名神・栗東ICへと向かわれます。
名神のICで突kさんが名神を名古屋方面へと離脱し、
京都方面へと向かった蒼烏さんとのびーさんは、名神と新名神の分岐・草津JCTで分かれて、それぞれの家路へと。
3人を見送ってから、 僕を先頭に、佳多奈さんとmomoさんを引き連れて、 右京区西院のレンタルバイク屋へ。 営業時間は19時まで。大原を出発したのは18時。 1時間あれば十分間に合うわ〜と気楽に構えていたら、どういうわけか 時間がかかってしまい、レンタル屋到着は18時50分。 ギリギリでした(笑)。 |
店員さんに「彼らはバイクを借りてまでして僕の企画したツーリングに参加してくれたんですよ。
(僕のせいで)返却が遅くなってしまって申し訳ないです」と話すと、
「いえいえ、もっと(ツーリングを)企画してくださいね」と返されました(笑)。
いや〜参った。今度のオフ会では僕もここでバイクを借りていこうかな(笑)。
佳多奈「お土産をいつ出そうかと思っていたんですけど、出すタイミングがなくて…」
と、すべてが終了してからボソボソと言いつつ、なにやら取り出しています。
出てきたのは、「八つ橋」……。
これをどこで食べる気だったのか、
京都に集合してるのに、どうして京都土産が出てくるのか…? 彼の思考回路は僕にはやはり理解不能です orz
こうして、もともとはシンプルな計画だったオフ会は、いつものように大きく膨らみながら、
佳多奈さんがバッチリ オチをつけて(笑)無事に終わりました。
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僕の走行距離はちょうど200km。
走った距離にしては結果的に内容の濃いツーリングになったと思います。
今回の黒枝豆オフ会も、隊長の力を多分に借りたおかげで成しえたものです。まずお礼を申し上げます。
それと、遠方からのご参加や、バイクをレンタルしてまでご参加くださることに、多大な感謝をいたします。
いつでも思うことですが、解散のときが来なければいいのに、と。
それくらい僕はHPを介して集まってくださった方と過ごす時間が、回を増すごとに いとおしくなるのです。
バイク乗りと過ごせる時間に、乾杯!
ありがとうございました。
写真提供:momoさん。いつもありがとうございます。